今日は朝から打合せで午後からまたもやショールームへ~。INAX、TOTO、クリナップと3つハシゴし、ユニットバス、キッチン、洗面化粧台、便器、ペーパーホルダー、タオルリング・・・。結構、体力使います。なので、図面は何も書けず・・・。
各メーカーは独自色をだそうと様々な工夫をしています。他はこうだが、うちはこういういいところがあります、このようなモノは他所ではありません等々。例えばユニットバスなら同じスペースで少しでも広くバスルームが取れるとか、床材が滑りにくい、汚れがすぐに落ちる等々。キッチンならシンク下がゴミ箱スペースに空いている、引き出しの中も全部ステンレスで出来ている、シンクの形がこうなっている等々。機能はさほど変わらないのでいかに差別化を図るかという点で自社の独自色をアピールします。この姿勢は見習わなければならないと思います。
例えば設計事務所でも「何でも設計できますよ」といってもどの辺りが他社と違うのか相手にわかりづらい。だから「うちはマンションならどこにも負けない」とか「木造住宅ならこんな特色を持っている」等々、設計の中でも特化した部分をアピールしていく形になっていきます。今のところ、何をどうアピールしていくかということはボクの事務所の課題でもあります。そのために色々と考えてはいるのですが・・・。
話がそれてきたので元に戻し~。例えばキッチン。ヨーロッパでのシステムキッチンとはカウンター台はこのメーカー、吊戸棚はこのメーカー、扉のデザインはこのメーカーというかんじで様々なメーカーのよいところを組合わせて使える。これが「システムキッチン」というものであったのです。ところが日本のメーカーはこうはいかない。キッチンパネルだけホーローがいいと思ってもパネルだけでは売ってくれない。
各メーカーのよいと思われるところばかり組合わせたモノが出来るともっと巾ができてよいものが出来ると思うのですが・・・こんなのは実現しないのでしょうね~。メーカーは自社の商品を売るためにぜ~んぶパックで売るのです。ソレガ ショウバイ!既製品のほうが安いし、それを組合わせた「ドリームキッチン?」は夢の中の話~。
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