Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

病院の引越しとフォーラム報告

2007年10月11日 | ブログ

母は取りあえず、緊急で入院した病院からこの間肩の骨折を手術した総合病院へ引越し。年が年なので手術はまたもや全身麻酔になるそうなので心筋梗塞の手術もしてもらった病院のほうが安心なのでこちらからの希望です。心臓の方は6月末に検査したばかりなので大丈夫でしょうということで急遽、木曜日に手術になった。

 

この間、医師との対話で感じたのであるが、医師の対応が「どうなるかわかりませんが、多分、大丈夫でしょう」といわれるのと、「大丈夫ですよ」という言い方をされるのでは、聞いたほうとしてはかなり印象がかわってくる。どうなるかわかりませんなどとプロに言われるとやはり不安になる。言ったほうは防御線を張っているのもわかりますが・・・。表現というのは難しいですね。この一言で弟などは不信感を感じていますから。

 

プロとしての対応をどうするかというのは難しいとは思いますが、まず、クライアントの不安を解消してあげることも必要ではないでしょうか。技術的に大丈夫であればOKといってあげて、しかし、不安材料としてこういうことがあるのだよ、といってもらってほうが 聞くほうとしてはあきらめもつくし、割り切れる。プロが防御を考えて不安感を増すようなことをいうのはある意味逃げの体制にはいっているように思う。

 

20071006103457 話はがらりとかわり、この間、行ってきた「自立循環型住宅研究会」のセミナーの様子。1日目のメインは住宅の温湿度計測した結果とその住宅の断熱性能等の省エネに関してのデータを発表するというもの。前回にも書きましたが、かなり優秀な性能の住宅が発表されましたが、どうしても省エネに関してのロスというか無駄な部分が見えてきていて、それを2日目のワークショップで話し合うという形式で2日間行われた。

 

20071005172732 2日目は発表した人をメインにグループで別れ、そのデータをもとにどう改善していけばよいかということを話し合って発表するというものである。このときにボクがいたグループは途中から話が変わり、こういう活動をどうやって世間に知ってもらっていけばよいのか!ということになった。学会の発表ではないのでこれはこれで大切なことである。このときにいたメンバーというのはほとんどが経営者であり、真剣に自分の仕事へどうつなげていくかということを考えていた。このあたりはボクには非常にかけているところであり、改めて考えさせられてしまう。仕事がある時代から、どうやって仕事つくるかという時代になっているので自分のことを客観的にみて世間にどうアピールしていけるかというのは重要なことだからだ。

 

まだ2回目の集まりであったが、約70名の人が全国から集まった。そしてこれからの活動として来年のことなどが話に出ていた。この会のメインテーマは住宅、住まいにおける「省エネ」である。難しいテーマではあるが、なかなか面白い人材がいるので 今後の展開が楽しみである。また、このブログでも報告していこうと思う。


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