Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

ありのまま

2007年03月05日 | うんちく・小ネタ

車に乗っている間は、ラジオを聴いている。ボロ車なのでCDは無く、カセットテープも調子が悪い。というより、録音したり買いに行ったりという普通の人がしているようなことは出来ない模様。CDなんて10年以上買ってないような状況なので 車に乗っていて、音が欲しければラジオなのである。

この間、どこの番組かも知らないが おもしろいことを言っていた。「ありのまま」に生きるの「ありのまま」のことをミュージシャン?(誰か知らない)が話していた。「ありのまま」ってどういう意味か言えますか~から始まった。いざ問われると雰囲気だけでしか知らない言葉は多くあるがこの「ありのまま」もその部類のようで 女性DJが答えに困っていると、こう切り出した。

例えば、AさんとBさん(Aが10年先輩で世間的に上の身分だと仮定)がいて、BがAさんに向かって「のどが渇いたからお茶を入れて」といったとすると、Aさんは[年下のクセにエラそうに]とか[なんで私が・・・]などと思ったりすることが、「ありのまま」に受け入れていないというのである。原因があって行動するときに、いらぬ感情が入ることは「ありのまま」に行動していないというのである。Bさんは、のどが渇いていそうだからお茶を入れてあげようという気持ちが「ありのまま」に行動しているというのだ。

これは難しい~。自分にはとても出来そうにない。「なんでボクが」と考えてしまうことも多い。でも人間が出来ているといわれる人や悟りを開いた人などはああいう心境になれるのだろうか?確かになんでも不快感なく「ありのまま」に受け入れることが出来たら、ストレスもなく、ゆったりとした気持ちで人生送れそうな気もするが・・・。その気持ちはとても大切だとは思うが、それで世の中渡っていけるのだろうか?などと素朴に思ってしまう。

本来はもっと難しく、いろんな含蓄を含んだ言葉であると思うが、「ありのまま」に生きるということは難しい。そんな生き方が出来るのかどうかはわからないが、そういう気持ちや考えがあり、そんな人がいれば周りも幸せになるだろうと思う。

知っていそうで知らない言葉はまだまだありそうだ。