Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

スギ

2007年03月11日 | うんちく・小ネタ

スギというと現在では花粉症の親玉みたいに言われ、怪訝な顔をされたりします。でもスギという木は日本人に非常になじみの深い木でもあるのです。著者は忘れましたが、「杉のきた道」という本があり、その中にスギの日常生活に果たしてきた役割のようなことがかかれています。

かなり以前に読んだ本なのですが、記憶をたどっていくと・・・。江戸時代くらいに人糞の処理にスギの木で出来た樽が非常に役に立った。スギの木はやわらかく、加工しやすい。桶や樽なども苦労せず、つくれたのです。この樽を使って人糞の処理が出来たのです。同じ時代、パリなどは処理する容器が無かったので建物から人糞を道に捨てていて非常に環境が悪かったそうです。

日本はスギでできた樽などを用い、処理していましたのでパリのようなことは無かった。ここでウンチク。人糞は農業にとって肥料になり重宝された。お金で売買されていたのです。子供の人糞は~食べたものをほとんど吸収するので養分が少なく、安価で取引された。老人のそれは吸収されにくいので養分が多く、高価な価格で取引されたそうです。これが本当のウンチク~。

スギの木というのは柔らかい。柔らかい木というのは比重が軽い。軽いというのは繊維の中に空気が多く含まれているので、感触があたたかい。でも柔らかいから傷がつきやすい。傷はつくが、それが本当に気になるかというとボクの設計した住宅に住んでいる人はあまり気にしていない。それはみすぼらしい汚れのような感じではなく、自然の味わいとして捉えているから。味のある材料と思っているから気にならない。

また、日本人は節がない木を好みますが、木には枝が必ずありますよね。枝があるところが加工したときに節になるので節があるほうが自然なのです。そして始めは節が気になっても紫外線によって変色してくるとほとんど目立たなくなってくる。

戦後、焼野原になった日本の復興を目指して国は日本中の山にスギやヒノキといった針葉樹を植林(人工林)しました。その植林された木が立派に育って今やいつでも住宅用に使えるようになっています。せっかくある、国産材のスギの木で家を建てたいですね~。スギにはお世話になっている国ですから~。


ブログペット

2007年03月11日 | ブログ

ブログペットをかってみようとウサギの「ピョン吉」を登録したのですが・・・。ブログへのアップの仕方がわからない~。でも登録は出来ているようでコメントだけ発信してきました。

こいつはどうせいと、いうのだろうか。ブログペットのHPにはOCNのブログ人へのアップの仕方が書いてなかった。ん~お手上げ。調べてから登録すればよかった。幻のウサギの「ピョン吉」よ~姿は見せられないかも知れないが、たまにはコメントだけでも発信しておくれ~。飼い主の無知を許してください。