*知らない街に旅したら、ワタシは必ず絵はがきを買います。たいてい駅の売店か近所の土産物屋で、セットものでなくばら売りを買います。そして、そこで、絵はがきを書いて、留守宅に送ります。まあ、旅の記念みたいなものです。
国内外に、1か月といった長期間、旅=ビジネス出張することが多かったので、毎日書いていました。旅日記がわりです。インターネットのない時代です。今では、富士山の頂上からでも、エベレストの頂上からでも、写真を送ることができます。絵はがきを書く、絵はがきを買うなんて人は、旧時代人、古代人です。
そんな時代なのに、今でも、ワタシのまわりの、まちおこし、まちづくり、街を元気になんて、思っている人には、絵ハガキがほしいなあ、とか、自分で作って販売しよう、とか言ってる人が何人もいます。
春日部市役所自体が、今年、春日部の絵はがきを200円で売り出しました。今日までに、7000セットを売ったと発表、kasnaviさんが報じていました。
絵はがきオタクのワタシは、今年の藤まつりの会場、シティセールス課の出張販売所で、一挙に5セット!買ってしまいました。
ワタシが、この町に引っ越してきた40年近く前、春日部には、気の利いた美麗な天然色写真の絵はがきなんて売っていませんでした。(・・・たぶん、その後一度も、春日部の絵はがきが作られたことはないでしょう。観光地ではないし)
しかし、絵はがきオタクのワタシは、郵便局に置いてあった無料の絵はがきを持ち帰り、<引っ越し案内状>に使っていました。<こんな町に引っ越してきました>と。
残りをまだ捨てずに持っているのです。今日は虫干しです。
何年に作られたのか書いていません。<ふみの日キャンペーン>で、<埼玉県東特定郵便局長連絡会春日部部会発行>になっています。
春日部・庄和郷土シリーズです。
第1集は手元にありません。第2集、第3集が2種づつ作られたようです。
*第2集①桐の小箱
*第2集②西金野井の香取神社
*第3集①呑流龍上人誕生地(円福寺)、新装なった円福寺
*第3集②蓮華院の椋(県指定天然記念物)
春日部市と庄和町から、一件づつ採用しています。今年の絵ハガキも、春日部地域から2種、旧庄和地域から2種になっています。バランスに気をつかっているのでしょうか。
*40年後、昨秋のムクの木、ウチの近所です。