「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

顎が強くて 麻酔が効かない

2011年12月23日 20時27分42秒 | Weblog
 
 昔に治療した歯が 痛むようになって、 歯医者に行きました。

 神経が傷んでいるので、 神経を取って 手当てしなければならないとのこと。

 そこで麻酔をしたのですが、 これがなかなか効きません。

 以前のカルテを見ると、 その時も効きにくかったと 書いてありました。

 そもそも麻酔というのは、 歯茎に注射をしますが、 そこから顎の骨に 薬が浸透し、

 顎の骨から歯の神経に 薬が伝わっていって、 効くのだということです。

 ところが 顎の骨ががっちりしていると、 薬が浸透しにくく、

 麻酔が効きにくい人が いるというのです。

 僕は割と えらが張っていて、 顎の力は強いです。

 大分以前、 噛む力を計ったことがあり、

 正確な数字は忘れましたが、 平均の2倍か3倍 あったかもしれません。

 とにかく係の人は すっかり驚いていました。

 (でも歯は強くなくて、 この時の測定は 金属の器具を歯で噛んで 計ったのですが、

 それで 歯を痛めてしまいました。 (・_・;)

 それに ほとんどの歯は虫歯です。)

 若い時より 骨密度は結構落ちているはずですが、

 歯医者で 普通の何倍か麻酔を注入しても、 なかなか効きませんでした。

 そして 最後の手段として、 顎の骨から 薬を浸透させるのではなく、

 歯の神経に直接 麻酔をかける方法になりました。

 どうするのかといえば、 歯に被せてある 金属を外して、

 歯を上から削って 穴を開け、 神経を露出させて、 そこから麻酔薬を付けるのです。

 そこまでやる人も いないことはないという話です。

 しかし 神経の所まで 歯に穴を開ける瞬間が、 一番痛い。 (>_<)

 でもまあ、 何とか我慢できる痛さでした。 (- -;)

 その後は麻酔はよく効き、 無痛で神経を抜くことができました。

 先生も看護士さんも とても気を遣ってくれ、 説明も丁寧にしてくれました。

 立派な顎のために 難儀した一幕でした。