「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

物書き冥利

2006年11月19日 16時17分30秒 | 「境界に生きた心子」
 
 新風舎を通して、久しぶりに 読者の方からの お手紙が届けられました。

 娘さんがボーダーであるという お母さんからのものです。

 今までにも何通か 同じ立場の方からの お便りがありました。

 ボーダーの患者さんを 家族に持って 苦しんでおられる方が、

 沢山いらっしゃる ということだと思います。

 拙著を読まれて、苦しんでいるのは 自分たちだけではない ということが分かり、

 救われたり 癒されたと 書いてくださいました。

 まだ一般的に ボーダーの認知度は高くなく、

 人にも言えずに 辛い日々を送っておられるのでしょう。
 

 ボーダーご自身の方々からの メールやお手紙も多くあります。

 拙著を読まれて 自分のことのように大泣きし、何回も読み直されたとか、

 拙著を いつも枕元に置いて、辛い時や悲しい時、

 折に触れて 読み返してくださるという方もいます。

 こういう方々のお役に わずかでも立てているなら、

 拙著を書いた価値があるし、心子も喜んでくれている と思います。

 ほんの少しでも 拙著が支えになれれば……。