「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「時をかける少女」(1)

2006年09月20日 22時55分53秒 | 映画
 
 連日 満員で、なかなか行けなかった アニメ映画です。

 大林宣彦監督の 「時をかける少女」 で、原田知世が演じた少女の 姪が、

 今回の主人公という 設定です。

 高校2年生の真琴は ある時、過去に戻ることができる

 「タイムリープ」の力を 身につけました。

 1日前に戻って、妹に食べられてしまった プリンを取り戻したり、

 小テストをやり直して いい点を取ったり、

 人にぶつかるのを “予知して” 身をかわしたり。

 カラオケの制限時間が近づくと 数十分前に戻って、また歌い直したり。

 実にみみっちいことで やりたい放題をし、

 真琴は かんらかんらと高笑いで、悦に入っています。

 でも わずかに過去を変えたことで、

 知らないうちに 他人が迷惑をこうむることも 起き始めます。

 過去に戻って それを挽回しようとしますが、かえって失敗してしまったり。
 

 哀切ただよう大林作品とは 様変わりし、

 今風の女子高生事情を 写しているようです。

 この辺までは 僕には退屈で、

 どうしてこんな映画が 評判になっているのだろうと 訝っていました。

(続く)
 
コメント
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