立ち喰い Style

ファストフードの原型、立ち食いという様式美

ゆで太郎システムの店舗区分から

2017-12-31 19:50:39 | お知らせ/コラム
「ゆで太郎」ではWebサイトで「年末年始の店舗休業のご案内」を告知しているが、
ゆで太郎システム信越食品の公開している「システム店舗」分のPDFファイルに差異があるのだ。

※「信越食品店舗」分のPDFファイルからは「飯田橋店」が消えていて悲しいな...41店舗になっちゃった。。。

ゆで太郎システムの公開しているPDFファイルは、余計な情報の無い物(無休店舗の案内も無い)。

一方、信越食品の公開しているPDFファイルは、色々な意味で親切である。

年末年始も休まず営業する店舗はデータ行が「黄色」になってて便利♪ -----折角、無休営業しているワケだしね
閉店した店舗はデータ行が「灰色」になってて便利♪ -----最近は閉店情報出さないからねー
行番号が付いているので現在の店舗数が把握できる♪ -----この表によれば、160-3=157店舗
 '18/1/6追記 「西五反田5丁目店」は12/30に閉店(研修センターに転用/デモ店舗・テストキッチン化)したので、12/31時点で156店舗でした......。

代々木東口店の部分だけ「緑色」になっていて謎が深まる♪

そして、最大のポイントは「区分」という物が載っているのだー!!

これは実に面白いなぁ~。コレ、店舗の区分ですね。

「FC」「FCL」「直営」「直営(委)」「地区本部」の5区分となっている。

まず、驚くのが直営率の高さ。今や「ゆで太郎システム」は、こんなにも直営店を持っているんですね。

ゆで太郎システム本社のある西五反田の店舗は加盟者/加盟店候補に見てもらうモデル店舗としての役割や加盟者/加盟店および社員の研修用途などで直営店だと思っていたし、「FCライト契約(※現在は積極的な募集はしていない様子)」と言われる既存店舗を比較的軽負担で加盟者/加盟店(「独立コース社員用」として運用していた時期もあったように記憶する)に提供するFC契約用の店舗も直営店として確保しておく必要があるのは判っていたが、近年、こんなにも直営店が増加しているとは、まったくの認識不足でした。

参考資料:FCのご案内「加盟店募集」リーフレット
 ゆで太郎フランチャイズチェーン フランチャイズ契約の要点と概説

「ゆで太郎システム」は、別に「ゆで太郎」のフランチャイズ・ビジネス分野をメインに担う会社という訳では無く、「信越食品」とは異なるカタチの直営店「ゆで太郎」の運営を事業のもう一つの柱に据えて推進している会社という事。最近は社員の定期採用にも積極的ですし、「2020年に300店舗を目指す」べく邁進しているのですね。

FC........通常のFC契約によるFC店舗であろう
FCL......FCライト契約によるFC店舗であろう
直営........直営店舗であろう
直営(委)....これはナンだ? 直営店舗を誰かに委託しているのか?逆に委託を請けて直営店としているか?
地区本部....東北地区ブロックを管轄する社内組織の直営店舗であろう(宮城・福島の5店舗すべて)

昨年(2016年)2月末にスタッフ全員が新川一丁目店に移って、直営化された「青山一丁目店」が「直営(委)」となっていて、「新川一丁目店」が「FCL」である事を考えると、何らかの事情により「FC契約」で運営されていた店舗を本社に返した直営店舗ではあるが、店舗自体の所有権は加盟者/加盟店にあるために「委託/委任」扱いになっているようなパターンなのかもしれない(あくまで推測です)。

先程のPDFファイルにある「行番号」、ほぼ確実に出店順に並んでいるようだ。会社沿革と突き合わせてみると、当初、直営店だった店舗を「FCL=FCライト契約による独立店舗」に転換したりしているのも判る。「船橋北口店」はFC店舗としてかなり早い時期に加盟した古参店舗である事も判るね。郊外店舗の「狭間店」が「FC 2号店」というのも、なかなか面白い。

昨年、12/12にオープンした「静岡インター店」は行番号「160」となっているが、「ゆで太郎システム」の池田社長はFacebookで「198店舗目」と書いている(※参照 「ゆで太郎システム」Facebookページ)。
「198」と「160」の差を検証すると、灰色になっている閉店した3店舗を差し引くと前述したように12/12時点で「160」は実際には「157」。
12/12時点での「信越食品店舗」は42店舗だが、直近に閉店を控えていた「飯田橋店」を差し差し引いて「41店舗」としたのか、あるいは12/30に閉店/社内施設に転換が決まっていた「西五反田5丁目店」を引いて「ゆで太郎システム」店舗数を「156店舗」としたのか、どちらか一方を適用したとするならば計算は合うね(157+41=198 または 156+42=198)。

「信越食品」店舗には「信越食品」店舗の良さがあるけれど、2018年「ゆで太郎システム」店舗にも要注目ですな(^^♪


'18/1/7追記 年末時点で合計店舗数は「156+41」で「197」なっているから、1/19にオープンする春日部増田新田店が、新たな198店舗目になるね。

'18/1/20追記 1/19に信越食品店舗の「八丁堀店」が閉店したので、同日にオープンした春日部増田新田店を入れて総計197店舗は変わらず。。。「157+40」=「197」

'18/1/21追記 船橋北口店に行ったので加盟店証(会員証)を確認してみたら、「6号店」ではなく、

「7号店」だった。

船橋の北口・南口のゆで太郎は同じ会社が運営しているFC店舗。
※参照記事 第104回 加盟者事例(34)「36歳で日本そば店5店舗経営、スタッフ教育は率先垂範で行っています」(株式会社マキシム 代表取締役 大村 悠さん) フランチャイズ・ショー [連載コラム]
船橋の他にも運営している「ゆで太郎」は3店舗(東鎌ヶ谷店/木更津店/君津店)ある様子だね。
船橋北口店は「2006年7月」にオープンしたのが判る。
確かに、現店舗の場所は以前「ほっかほっか亭」だったかもしれないなぁ。

先の一覧表をもう一度確認してみると「船橋北口店」は6番目に記載。

再度、会社沿革の記載と突き合わせて考えてみると

2004年12月「西五反田店(現・西五反田本店)」開店-----直営1号店
2005年 8月「築地2丁目店」開店-----FC 1号店
2005年11月「狭間店」開店-----FC 2号店
2005年12月 直営1店舗、加盟店2店舗

2006年 3月 直営2号店 開店(「三田3丁目店」と推測される。後に「FCL」店舗に転換)
2006年 5月 神奈川県初出店(「川崎小川町店」と推測される) 直営店
2006年 7月 千葉県初出店(「船橋北口店」と推測される) FC店(FC 3号店?)

となっていて、記載は6店舗しか無いのに、「船橋北口店」の加盟店証(会員証)は「7号店」なのだ。

すべての出店を沿革に記載している訳では無いだろう、

2006年12月 直営4店舗、加盟店4店舗

と年末には8店舗まで増えているので、
実は「銀座5丁目店(FC店舗)」、「長者町店(直営店)」のいずれかが、「船橋北口店」より先の開店なのか?

しかし、そうなると表の記載順に齟齬が生じるから、消えた店舗がある可能性の方が高いような気もする。

撤退/閉店があっても会員証の番号は埋めたりせず、欠番になっている筈なので、
やはり、「船橋北口店」の前にあった店舗が「1店舗」閉店しているのだろうね。
まずは「銀座5丁目店(FC店舗)」に行ってみるのが手っ取り早そうだね。恐らくは「8号店」であろう。
'18/1/24追記 やはり、「8号店」でした(^^♪
 欠番になっているのは「○号店」なのだろうか?

これらの
2006年12月 直営4店舗、加盟店4店舗
とかはその時点での数字だと思うので、
現存している店舗の「加盟店証(会員証)」の「○号店」と合致しないのは致し方ないのぅ。

・昨年、改装した「習志野大久保店」の「会員証」は「19号店」。表では「17番目」
 ※参照 「ゆで太郎システム」Facebookページ
・画像検索で出て来る「鶴見中央店」は「23号店」。表では「21番目」。
 ※参照blog 横浜あたり [らいくあらーめん]
・こちらも改装した「東鎌ヶ谷店」、「会員証」は「30号店」。表では「28番目」(靴を脱いで小上がり席がある)
 ※参照 「ゆで太郎システム」Facebookページ

差が「2」に拡大しているので「16号店」までの店舗の中には、もう1店舗の閉店店舗があるのだな。
コメント (2)
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