てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

第4回てつがくカフェ@ふくしま開催のお知らせ

2011年08月10日 21時15分19秒 | 開催予定
第4回てつがくカフェ@ふくしまの開催が決定いたしました。

テーマ:「血は水よりも濃いのか?―家族はどこまで他人か?―」

日時:2011年8月27日(土)16:00~18:00

場所:A・O・Z(アオウゼ)小活動室2(MAXふくしま4F)
 ※ 地図・駐車場等のご利用はこちらのURLをご覧下さい。   
    →http://www.city.fukushima.fukushima.jp/shisetsu/bunka/aoz/index.html

事前申し込み:不要(直接会場にお越しください)
ご不明な点は「メッセージ」から世話人へお問い合わせ下さい。
問い合わせ先:fukushimacafe@mail.goo.ne.jp(てつがくカフェ@ふくしま世話人)

 100円で珈琲、お茶、紅茶のお代わり自由です。飲まなくてもけっこうです。
 お茶を飲みながら聞いているだけでもけっこうです。
 飲まずに聞いているだけでもけっこうです。通りすがりに一言発して立ち去るのもけっこうです。
 わかりきっているようで実はよくわからないことがたくさんあります。
 ぜひみんなで額を寄せあい語りあってみましょう。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「薄い」もアリ? (はとこ)
2011-08-24 21:24:08
こんにちは、てつカフェ@ふくしまの一参加者です。
最近は太陽も落ち着いていて、当日はてつカフェ日和になりそうですね(室内だから関係ない?)。

今回のテーマは、ここのところずっと(おそらくこれからもずっと)自分の頭の中に居座っているものなので、世話人のお二人をはじめ、参加者さんとぜひともお話したいものでした。

いきなりですが、「血は水よりも濃いのか? ―家族はどこまで他人か?―」というテーマについて、自分が考えていることを少し述べさせてもらいますね。

小野原さんの8/20のブログを読んで、あらためて「血のつながり」ってなんだろって考えました。血のつながりによる親子の感動的なお話があって、一般的にそれが賛美される傾向がある一方、現実的には実の親による虐待や骨肉の争いがあったり…。

私は、血縁関係があるからイコール「家族」なのではなく、血縁関係はあくまで共同生活者になるひとつのきっかけであり、そのメンバーでの生活のなかで育まれたものによっては「家族」になるかもしれない可能性をもったものにすぎない、言い換えると、血のつながりは、個々の人間をつなぐひとつのきっかけにすぎないと考えています。
そうすると、「血は水よりも濃くない、水と血は同等」と捉えていることになるのかなと思います(たぶん)。このことは、祖父母や親戚、きょうだいにもいえることかなと思います。

だから、例えば、「家族なんだから隠し事するなんて変でしょ?」とか「きょうだいなんだから、仲良くしないとダメでしょ」みたいな、血のつながりを黄門さまの印籠のように使われていることにゾワワってなります。これが、「家族」ではなく「共同生活者」ならば、しっくりするときもあるのですが。

けれども、いま述べたことは、子どもを産んだ親(男女とも)の責任だったり、経済的には扶養-被扶養の関係があったりすることが軽視されていて、実のない話なのかもしれません。


一方で、個人的に、将来的に子どもを育てて共に暮らしていけたらと思っていますが、そのときの子どもは自分で産んだ子どもでは決してないなと思っています。なぜなら、自分の〈血〉を通して、遺伝されるもの(根拠はないし思いこみかもですが、身体的なものだけでなく、精神的なものも遺伝されるのかなと思う)をもっている子どもには(とくに同性=娘だと)、育てるなかで自己投影したり、子どもは「自分のもの」ではないと意識としてあってもそれと矛盾した行動をしてしまったりしそうで怖いからです。
なので、もちろん可能ならばですが、自分の好きな人が産んだ子どもや、親という存在がいなくて親という存在を求めている子どもを(いわゆる里親として)育てたいです。それならば、漠然としていますが、「親」としていい距離感をもっていけるのではと思います。
(経済的にも精神的にも自立できていないのに、なんとまあえらそうな物言いですね~;)

もちろん、このように考えるのは、私が生まれてからずっと20数年親元で経済的な援助を生きてきた者だからであって、経済的に自立して親と距離を置いたらまた違う考えになるかもしれません。

…なんて、後で読み返したら削除したくなる内容かもしれませんが、今現在思っていることを述べてみました。
これだと私は、血は水よりも濃くないと考えながらも、一方では濃いって考えていて矛盾していることになるのですかね。
なんだかよくわからなくなったので、一回棚の上に置いておくことにします。

加えて、「〈家族〉ってなに?」という問いも生まれたので、なんなのかを皆さんに聴いてみたいところです。



…と、長々と書いてしまった理由には、第4回に参加できないので(新潟にいるので)、ちょっと混ぜてほしかったからです。ずばり、自己満です(`ω´)

まあ、当日は不参加なのですが、後日、毎回てつカフェ後にこのブログにUPされている「報告」をみて、エア参加させてもらいます!

いまさらですが、毎回「報告」という形で、皆さんで語り合ったことが論点を整理しながら言語化しているものがあるのは、その場で頭ゴチャゴチャになっている自分にとってありがたいものです。時間を経てさらなる経験をした自分の頭と身体で、振り返ることもできますし。
(といいつつ、その場でないと、雰囲気や煮詰まり感(?)、個々のエピソードなどが味わえないので、やっぱり残念です(>_<))

それでは長くなりましたが、当日どのようなお話が繰り広げられるのか楽しみです。
最後に、余計なお世話ですが、お二人ともくれぐれもお身体ご自愛ください、ね。
返信する

コメントを投稿