てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

第4回シネマdeてつがくカフェのご案内

2014年04月13日 10時25分42秒 | 開催予定
第4回シネマdeてつがくカフェ
 シネマde哲学カフェとは、映画作品を参加者たちが鑑賞し、そこから浮かび上がる哲学的なテーマについて哲学的に語り合う場です。



【開催日時】 2014年 4月27日(日) 
  ≪映 画 上 映≫ 14:00~16:00
  ≪てつがくカフェ≫ 16:00~18:00
※ 事前に映画を鑑賞していただいた方も、前売り券の半券をお持ちいただければ、当日の哲学カフェに無料で参加できます。
【開催場所】 フォーラム福島
  福島市曽根田町7-8 [電話]024(533)1717
【鑑賞作品】 纐纈あや監督 『ある精肉店のはなし
  ≪上映期間≫ 4月19日~5月2日
  ≪纐纈あや監督トークショー≫ 4月20日(日)18:45~の回上映後
【前売り券】 1,000円 

 
【カフェ終了後の懇親会】 有ります(会場:たなつもの 福島市パセオ通り・パセナカミッセ1階)。
  今回の懇親会の参加申し込み受付は、先着20名様までとさせていただきます。

※ 前売り券・懇親会申込みは、fukushimacafe@mail.goo.ne.jp までメールを下さい。もちろん、前売り券はフォーラム福島で購入できます。



 今年、映画『ハンナ・アーレント』を鑑賞しての第3回シネマdeてつがくカフェが開催されたばかりですが、なんと、またまたフォーラム福島さんのご協力を得て、第4回シネマdeてつがくカフェを開催する運びとなりました

 鑑賞する作品は、纐纈あや監督の『ある精肉店のはなし』です。
2月のてつがくカフェでは「食べてよい生命と食べてはいけない生命はあるか?」というテーマで開催されましたが、その議論とも関係の深い映画です。
 今回の開催に当たっては、生産者と消費者をつなげようという(有)ささき牛乳の佐々木光洋さんの熱い思いから上映が実現しました。
 佐々木さんは、乳牛の出産、飼育から生産、出荷、販売まですべて手掛ける乳牛家として、映画の北出精肉店のあり方に共鳴したと言います。
 カフェ当日は佐々木さんのお話を伺いながら、しかも佐々木さんのおつくりになった牛乳をいただきながら、皆さんと「いのち」の対話をくり広げたいと思います。

【『ある精肉店のはなし』映画紹介】

「大阪貝塚市での屠畜見学会。
牛のいのちと全身全霊で向き合う
ある精肉店との出会いから、この映画は始まった。
家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。
牛と人の体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。

店に持ち帰られた枝肉は、
丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。
皮は丹念になめされ、
立派なだんじり太鼓へと姿を変えていく。

家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。
家業を継ぎ7代目となる兄弟の心にあるのは
被差別ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。
差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに解放運動に参加するなかで
いつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。

2012年3月。
代々使用してきた屠畜場が、102年の歴史に幕を下ろした。
最後の屠畜を終え、北出精肉店も新たな日々を重ねていく。

いのちを食べて人は生きる。
「生」の本質を見続けてきた家族の記録。」( http://www.seinikuten-eiga.com/映画紹介/ 参照)

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