てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

はじめてのてつがくカフェ in A・O・Z報告2021.6.5

2021年06月06日 07時00分00秒 | 世話人のつぶやき
6/5㈯にアクティブシニアセンターAOZ(以下アオウゼ)で行われました

第2回目の「はじめてのてつがくカフェ」について

世話人の石井が報告をさせていただきます。



昨年の10月に「はじめてのてつがくカフェ」と題して、

これまで「てつがくカフェ@ふくしま」に参加されたことのない方を対象に

アオウゼで「てつがくカフェ」を開催させていただきましたが、

好評につき今年度も同じ参加条件で募集したところ、

前回の参加人数(8名)を上回る20名もの方にご参加いただきました。



さて、前回はテーマは事前に決めずに、

当日参加者同士の話し合いで進行いたしましたが、

今回は「老い、そして若さとは?」といったテーマで語り合いました。



講師の先生の講演を聞くというスタイルのいわゆる講座とは違い、

講師は進行役となりテーマについてそれぞれ参加者同士で対話をはかるといった

「てつがくカフェ」の形式に初めての方は戸惑われたかと思いますが、

イベント自体は活発な議論が展開されておりました。


ここで参加されたみなさまのご意見を一部ご紹介させていただきます。

【老いについて】
・経験を積むこと=老いにも価値がある

・年を取ることは達成感を得られて嬉しい

・老いを感じるとき:病気や物忘れ、身体の衰え、時間の経過が早いなど

・心と身体の乖離がある

・退職後どうすればいいのか不安
→アオウゼで開催している講座などに参加してみては?

【若さについて】
・経験不足、無鉄砲さ、好奇心

・年齢は関係なく「今日用がある、今日行くところがあること」が大事

【シニアについて】
・経験を語り継ぐことが重要(戦争体験、3.11、コロナなど)

・年下に「説教」「自慢話」「思い出話」ではなく、「褒める」「将来の夢や目標を聞く」「謙虚に学ぶ」ことが出来る年上の方を尊敬している

【若者について】
・年長者からの抑圧への抵抗から新しい文化を作ってきた(カウンターカルチャー)

・若い世代が年長者の話を聞かないのはなぜか?
→自分の話しかせず、相手の話を聞かない相手との交流は望んでいないのでは?(「大丈夫です」という言葉で年上の話をブロック)


最終的な板書はコチラ







「てつがくカフェ」いかがだったでしょうか?

色々な意見を聞けて満足できた方、思っていたのとは違った方など

参加してみた感想はそれぞれ違うかと思いますが、

これを機に誰もが対等に何でも自由に思ったことを発言していい場として、

「てつがくカフェ」に少しでも興味を持っていただければ幸いです。



「てつがくカフェ@ふくしま」は

毎月一回、様々なテーマで開催しておりますので、

「ちょっと自分の話を聞いてもらいたい」

「みんなはどう思っているのかな?」

位の気持ちでお気軽にご参加していただければと思います。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まい)
2021-06-06 09:52:08
初参加しました。
なかな発言できなかった
真正面に座った自分
将来が不安な自分 甥もいます
二人 成長無い自分
返信する

コメントを投稿