てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

てつがくカフェ@ふくしま2020.12.19. 「これからの図書館をどう作ったらいいか?」

2020年11月24日 16時35分31秒 | 開催予定
今回は図書館について、県立図書館で語り合います。

いつもより開始が1時間早くなっておりますのでご注意ください!

てつがくカフェ@ふくしま2020.12.19.
【テーマ】「これからの図書館をどう作ったらいいか?」
【日 時】2020年12月19日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島県立図書館 第一研修室

【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】不要 (直接会場にお越しください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp




今回の「図書館」というテーマも、参加者の方からリクエストいただいたうちのひとつです。

ただ、具体的にどのような問いにするかは悩みました。

「てつがくカフェ@ふくしま」では2016年に「図書館とは何か?」というテーマで、

今回と同じ県立図書館で哲学カフェを行ったことがあります。

そのときの参加者は36名と大盛況で、そもそも論から始まって、

ひじょうに多岐にわたるテーマについて話し合いました。

それを踏まえて今回は何について話し合うのか。

提案者の方は、福島市立図書館が再整備されるのに合わせて、

どのようにしたら福島市民が新福島市立図書館を利用するようになるか、

というテーマを提案してくださいましたが、

そこまで限定してしまうとちょっと哲学カフェっぽくなくなるので、

その問題意識をもう少し一般化して、

「これからの図書館をどう作ったらいいか?」という問いにしてみました。


「これからの図書館」という部分には、

出版不況と言われるなかで無数の本が出版されてはすぐに絶版となったり、

電子書籍が急速に普及しつつあったりする出版状況のなかで、

これからの図書館はどのような役目を果たしたらいいのか、

という問題意識が含まれています。

また、これまでの図書館は人の声が少しでもしたら「シーッ」とたしなめる、

サイレンス空間というイメージが強かったと思いますが、

福島大学の図書館が数年前にリニューアルされた際には、

ラーニングコモンズというみんなで話し合える広大なスペースが増設され、

黙って本を読む施設から、みんなで学び合う施設に変わりつつある、

というあり方の変化も念頭に置いています。


「どう作ったらいいか?」という問いは、

たんに行政側の観点からどのような施設を作ったらいいかということだけでなく、

一般市民の側も図書館とどう主体的に関わっていくのか、

そのような関係性をどのように作っていったらいいのか、

というような問題まで射程に入れて立ててみました。

せっかく図書館が再整備されるのであれば、

これからの時代にふさわしい図書館になってほしいと思いますし、

1人でも多くの市民が「私たちの図書館」と思って利用するようになってほしいです。

今回はそんな思いを込めて問いを立ててみました。

この問いを手がかりに図書館についていろいろな観点から話し合ってみたいと思います。


なお、当日参加される方につきましては、当ブログに掲載されております、

「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、

マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。


「てつがくカフェ@ふくしま」は図書館をよく使う人も使わない人も、

誰でも気軽に対等に、安心して何でも話し合える場です。

初めての方もお気軽にご参加ください。

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