てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

アートdeてつがくカフェ2018.9.15.―ヤノベケンジ「サン・チャイルド」―

2018年08月24日 16時43分27秒 | 開催予定
次回は久しぶりに「アートdeてつがくカフェ」を開催いたします。

課題作品はこちらっ!



2018年8月3日に福島の街なかに突如として現れた巨大アート、

ヤノベケンジ氏の「サン・チャイルド」です。

福島の復興と再生への希望を象徴する子どもの像ということで、

ヤノベ氏から福島市に寄贈され、

「福島市子どもの夢を育む施設 こむこむ館」の前に設置されました。

次回は、誰でも無料で24時間いつでも目にすることのできるこの像を題材に、

てつがくカフェを行いたいと思います。

アート de てつがくカフェ2018.9.15.
【作 品】ヤノベケンジ「サン・チャイルド」
【日 時】2018年9月15日(日)
      16:00~18:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A-1会議室
      チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【鑑賞会】同日15:00 こむこむ館前集合 
【参加費】無料 (飲み物も無料)
【事前申し込み】不要 (直接会場にお越しください)
【問い合わせ先】onohara@educ.fukushima-u.ac.jp


哲学カフェ自体は、いつものチェンバおおまち3階のふくサポで行いますので、

各自、こむこむ前で鑑賞された上でご来場いただければと思いますが、

当日15時から鑑賞会も行いますので、未見の方は一緒に鑑賞した上で、

ふくサポへ移動しましょう。

すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、

この像をめぐっては、設置直後から賛否両論が寄せられ、

ヤノベ氏や福島市長が声明を出すような事態となっています(こちら参照)。

「サン・チャイルド」は福島第一原発事故があったがゆえに制作されたものであり、

そのゆえに福島市に寄贈され「こむこむ」前に設置されたわけで、

当初から政治と切っても切り離すことのできない作品だったわけです。

そうした意味で、アートと政治との関係性や、

そもそもアートとは何かといったことを深く考えさせてくれる作品でもあります。

ぜひ皆さんとともにじっくり鑑賞し、ゆっくり話し合ってみたいと思います。

「アート de てつがくカフェ」は気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方でもお気軽にご参加ください。