風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

外装監理室

2006-05-20 23:31:34 | 徒然
 これは5月9日(月)…だから先週の月曜日に撮った写真。
通りから見えるファサード(正面)の壁面です。

 つい最近、内装監理室の皆が皆忙しくてサイン(看板)監理に手が回らないということで、どの企業がどこの看板を使うかということを監理する業務の担当になってしまったのだ。もちろん一人でやるわけではないのだけどね。
これは一週間以上前の写真なので、今はこの四角いマスのところにもう白いボードが貼ってあります。
ここにテナント店舗の看板がばーんとくっつくわけです。正方形のは5m×5mです。

 現場の建物についてのことはだいぶ書いていなかったのですが、もう工事はかなり進んでしまった。でもこの工事の進み具合についてはなるべく書き残しておきたいと思ってます。
今はテナント店舗の工事業者が着工している。でも本体工事が完全に終わっていないので…果たして6月の建築確認検査に間に合うのか???
果たして6月半ばに建物の引渡しができるのか???
ほんとに6月末にオープンできんの???

っていう殺気だった雰囲気で追い込みの時期に入っています。
私はもうすぐ現場が終わっちゃうじゃん!何かできるようになったんか私は?
と少し焦りが出始めてきたところです。
ここにきて少しやることを整理して、気持ちを整理してとりかからないとな…

 なんでもかんでもできるようになんて、ならないんだから基本的なことを身につけよ。
焦るとロクなことない。
そう考えると少し見えてくる気がするな。
まず…今担当している仕事を責任持ってやること。
それからパソコンをもっと使えるようにすること。
具体的にはCADで図面を描けるようになること。
あと、電気や空調、給排水、防災設備なんかの基礎知識を覚えること。
それとセットで現場で現物を見て覚えること。

それから…現場に来て思ったことは、建物は施主や設計者、施工会社全員で創るものだということ。だから打ち合わせも重要だし、その技術も工期内で魅力的な建物を完成させるのに重要なことだと思う。だから、個々が自分の会社のことだけ考えて連携できてないんじゃ、いい建物はできないし、工期も延びる。
つまり…情報の共有ができていないと、余計な工事が増えるってことらしい。
「ここの変更は聞いてないよ」
そういうことがゼネコンとサブコンの間、勿論各社の内部でも結構あるみたい。
それって結局、人間関係と一緒なんだなって思いました。
だから連携していい建物をつくるってこと、その大切さを分かっていれば、
自分のところの変更したら、それがどこにどう影響するかまで考えられるはずなのだ。ま、いい建物って何かっていうのはまた別の機会にでも書くとして…

 そういうことを肌で感じられるのが今一番の勉強になっている。
もう一件ぐらい現場で仕事したいなぁと思う今日この頃です。
事務でもCADオペでも、現場に足を運べるなら何でも。
内装監理室はテナントもディベロッパーも、テナント設計者も施工業者も、ゼネコンやサブコンの現場責任者の人も出入りするからそれぞれの立場を考えるチャンスをもらっていて恵まれた環境にいるなぁと思います。

 さて、外装監理室の準備もどんどんしておかないとね。
最近全然ブログを更新できなかったので、書きたいことが溜まってるんですが、
一番最近のことをとりあえず書きたかったのでした。

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