風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

Be simple

2010-05-21 20:14:25 | 徒然
今日は午前中、会計伝票のチェック・入力・通番
午後もその続き、安全協力会伝票を各勘定に転記・振込み準備
そして15時を過ぎてから今期の業務計画の作成に取り掛かった。

…何が言いたいのかというと、
日常業務で主な担当業務がないのです。
勿論、全く仕事がないわけではなく
・全社の部署予算管理
・会計伝票チェック・入力・保管
・安全協力会経理

そして6月からは資金繰りの担当になります。

でも全てメインの担当者が他にいて、それを補佐する仕事だ。
要は誰でも代われる仕事。
それを私の仕事を3人くらいに分散させようと思えばできる。
つまり私は余剰人員ってこと。

この間、建設業経理士2級に合格したけど経理の女性社員で資格を持ってないのは私だけだったから
本当に必要に迫られての受験だった。
私はやっとスタートラインに立ったにすぎず、人より特別に秀でてるものはない。

しかし二ヶ月前、先輩に出納業務を渡すまではこんな風にぼやく暇はなかった。

昨年末、関西支社でベテランの経理の女性が退職することになった。
新人教育の為、東京から私の先輩が今年の1月~3月、もしくは6月までの期限つきで出張することになった。
先輩が持っていた仕事を短期間で私ともう一人で引き継ぐことになり、
年末年始と四半期決算と新しい業務で
めちゃくちゃ忙しく、また要領を得なくて大混乱になった。
そのもう一人は年末調整など労務担当だったので私よりもっと辛そうだった。だからその人の担当だった会計伝票チェックを私がやることにした。
でも人手が足りず、結局短期で派遣社員を雇うことになり、伝票の入力方法を教えたり指示したりするということもやった。仕事をふるのも結構お願いする内容や程度を考えたりするのは、短期間というのもあり難しいものだった。
今思えば慌ただしかったからこそ細切れの時間を使って集中して勉強できたんだろう。
そして3月末の本決算を前に先輩が関西支社から戻ってきた。
そして上司から、先輩のたっての希望で、私が担当だった出納業務を先輩に引き継ぐことになった。
勿論、出張前の仕事は全部先輩に戻した。

そして4月から私は出納業務からはずれ、決算と引き継ぎに追われた。
何といっても先輩に仕事を引き継ぐのは難しかった。
忙しいのと業務量が多かったのもあり書類の整理が後回しになっていたからだ。
私自身、1年出納をやってようやく自分の業務を整理できるなと思っていたから、先輩が関西でのやり方を取り入れてどんどん変えていくのが悔しかった。

処理の根拠や書類の保管の根拠も聞かれて
即答できなかったり先輩に納得して貰えなかったりすることもあり
悔しかった。
勿論、新しいやり方で無駄なく正確に処理できるならそれが一番だけど。

私は経理未経験で建設業簿記はおろか商業簿記さえ知らずに経理に配属されたから、とにかく前任者に言われた手順そのままをまずは覚えるしかなかった。
また、業務量が多かったから前任者も整理しきれていない書類もあって混乱しながら
また次何をやるかもよく見えないまま、なんとかやってきたのだ。

出納業務は誰にでもできる、考えなくてもできる仕事で楽だけど
自分じゃなくてもできるから早くこの仕事に慣れて、誰かに引き継ぎたかった。

でも、3月の時点であと半年やるように言われていたから
拍子ぬけなのだ。

上司からは
「もう進む道は自分でを考えなさい。理由は分かるよね。一年後に始めるんじゃ遅いよ、今からじゃないと。
勿論夜間建築の学校に通うんでもいいし、君は地道にコツコツやるタイプだから経理向きではあるんだよね。税金関係は奥が深いからやれば10年後には専門家になれると思うよ。
ただ…税金は結局なにか生み出すわけじゃないからね…つまらないと感じると思うんだよね。

で、何がやりたかったんだっけ?
もう動きださなきゃだめよ」

上司はそう言って
私を新入社員CAD研修のメンバーに入れてくれた。
4/19~22迄jw_CADの基本操作を4日間、ひたすら作図をして学んだ。
後で会計伝票に添付してあった請求書を見たらCAD研修の費用は4日間で一人32万円!
32万円!?なんて、いくら勉強したくても今の自分じゃ絶対出せない。

…だから

今真剣に自分と向き合って、余計な思いをそぎおとして

シンプルにならなきゃいけない。

この時間に余裕がある不安を振り払って自分なりのビジョンを具体的に形にして先の計画を立てなきゃいけない。

それはとても恵まれていることでもありプレッシャーでもある。
これをやりなさい、と言われている方が楽なのだ。

さあ、もっとシンプルに、まずはなりたい自分を書き出してみよう。