風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

ただいま帰りました

2006-01-16 00:22:39 | 京都
 22:30、帰宅~~~~~。
いや~楽しい旅でした。
京都からの記事は携帯電話での投稿だったので文が乱れたままですが、
少しずつ編集していこうと思います。
 19:00京都発ひかりの新幹線に乗り、東京に着いたのが21:40…
はやいはやい。車内ではしっかり眠れたし、自由席だけど余裕で座れたし、足は適度に伸ばせるし、帰りはもう楽チン極まりなかったです。
 埼玉についてから一応家には連絡をし、
母は「迎えにいこっか?」とたずねてきたので
「来てくれるなら、頼みます」と答えたら
「お父さんが自分で帰ってこいって」というので普通に駅から徒歩で帰ることにした。
別に期待してなかったのに、期待をもたせて落とす、という…相変わらず母は天然である。
 地元の駅についても、旅から帰ってきたときの「あーあ…現実が待ってるよ」というがっかりした気持ちはない。むしろ、また今度京都に行ったらここに行こうとか、もっと調べようとかそんなことを考えている。
やはり、家にとじこもってじっとしていはだめなのだ。
お金がなきゃはじまらないけど、わがままと言われようとそれも自分の責任として負った上で、行動していないといつまでたっても井の中の蛙なのだ。
 埼玉は特に誇るもの、特筆すべきものというのがない。
少なくとも今の時点ではそう思っている。
私自身もない。だからこそ、個性的なものや何か秀でたものをから受ける刺激は大きく、感じることもあるのではないのかと思った。
埼玉にだっていいところはきっと沢山あるはずなのだ。
自分達の住む町のいいところを知ってそれを磨き上げていけばいいんだ。
 京都には京都だから育った文化があって、そこに住む人にはそれが当たり前になっているけど、埼玉には埼玉の文化があって、情熱を持って生きた人がいて、それを見出して大切にすることができたら…
最高なのに。
京都で感じた見せ方、考え方、心というものを研究して真似ではなく、地元に生かせたらと思う。

 そんなことを考えながら家路についていると一台の白い車がゆっくり近づいてきて
私の前で止まった。
あやしいあやしい!と思っていたら中から人がでてきた!

 …襲われる、絡まれる、と思ったら、父でした。
どうやら母に迎えにいけと言われて駅で待っていたらしい。
「なーんだよまったく母さんはいいかげんだよなー」
確かに。
私はなんにもしてないよ。
家まで歩いて10分ちょいだし、最初から徒歩で帰るつもりだったし、
「自分で帰って来い」と言われたから普通に帰ってきただけだよ。
私には自分で帰って来いと伝え、父には迎えにいけといい、
自分では迎えにいかない母。むちゃくちゃじゃん!
でもちょっと面白かったのはなぜだろう?
結局父とおちあえたからかな。
「ちょっと脅かそうと思って」と悪びれる様子もなく母はいう。
そんなどっきりいらないよ!本気でびびってしまったよ。

 私がすっとぼけているうえにわがままなところがあるのは母の血なのかな…
と人のせいにしてみたりした。でも多分そうだ。

 家に帰って自分の部屋に入ると、おとといのままだった。
でも、部屋はおとといのままでも京都へ旅立った私がここにいる。
家は居る場所ではなくて、帰る場所なのだと思った。