ネットニュースを読んでおりましたら、先日のびわ湖毎日マラソン(日本記録も出たし、川内の話題もありました)の1973年の大会の記事が出ていました。フランツ・ショーターというアメリカの伝説のランナー(オリンピック連覇してます)が優勝したのですが、途中16㎞、腹痛で草むらで大をして50秒のロスしても優勝という強さだったのですが(タイムは2時間12分3秒)、その時のコメントに、『日本のランナーはペース配分にこだわりすぎている。もっと勇気を持って最初から飛ばし、自分と競り合わなければ記録は伸びない』というのがありました。この時を含めてつい最近まで日本男子はしばらくマラソンで低迷していましたが、ようやくこの時の名言が生きたと思えるレースが出てきましたね。今回の5分切りはアフリカ系を除くと唯一の記録だそうです。世界でも53位になり、100m10秒切りより価値があるとか。