活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【6月17日】

2024-06-17 | 新書

物語イタリアの歴史Ⅱを読み終えました。全8話でなっていて、ハドリアヌス皇帝が霊廟を作ったところから始まります。この霊廟は今はカステル・サンタンジェロという名の城としてバチカンにつながる観光地となっています。西ローマ帝国がゲルマン民族によって壊滅させられ、イタリアは異民族に征服されます。霊廟は盛った土がはがされ、城として使われます。ローマ教会はコンスタンティ教会や他の教会と同じ地位にありましたが、権力を握ることでイタリアを支配しようとします。大教皇グレゴリウス、マローツア夫人とその息子、異端者アルナルド、教皇ボニファティウス、ロレンツォ・デ・メディチ、航海者コロンボ(コロンブス)、画家カラヴァッジョと物語が続きます。物語なので歴史が楽しく学べました。知らない人もいますしね。

「物語イタリアの歴史Ⅱ」藤沢道男 中公新書

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