地図中心を往きの車中で読みまして、そのあと居眠り磐音江戸双紙8朔風ノ岸を読み終えました。どの巻も5編ほどが1冊に収められていますが、どんなストーリーでも必ず磐音の剣が光るのがお決まりです。1話で数人の主に不逞の浪人あるいは剣豪を倒すのですが、江戸に暮らすようになって何人の人間を殺したのでしょう、などと思ってしまいます。阿修羅のごときですね。このシリーズは古本で買って読んでいるのですが、この本にはレシートが挟まっていて前の持ち主が買ったときのものでしょう。4年前の池袋の書店のものでした。こんなものに出会えるのも古本ならではでありますね。
「居眠り磐音江戸双紙8 朔風ノ岸」佐伯泰英 双葉文庫
「居眠り磐音江戸双紙8 朔風ノ岸」佐伯泰英 双葉文庫