活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

多摩川

2005-04-05 | 雑誌
 今でも東京には郡が残っていて西多摩郡というけれど、その名前は多摩川流域にあることが語源でしょう。昔は南多摩郡も北多摩郡もあって東京と多摩川とは切っても切れない縁があるんですね。単に多摩川が東京の水道供給の2割弱を頼っているだけではなくとしてもですね。東京都の形は多摩川の流域に沿うようにできてますしね。その昔、水道の水源を確保するために無理矢理神奈川県から奥多摩をぶんどったのは有名な話。
 普段は大した水量もない川ですが、ひとたび上流に雨が降るとえーーーーてなほど変身します(どんな川も同じか)。かつて岸辺のアルバムという有名なTVドラマがありましたけど、この多摩川が台風による濁流で川岸の家を削り取ったことがあってそれを土台に作られたドラマでした。家が川に飲み込まれていく様がまさにテレビニュースでリアルタイムに報じられていたのを覚えています。
 でも普段はまさに東京のオアシスである多摩川です。昔は(昔話ばかりですけど)花火大会もここ彼処であったような記憶があります。

「都会のオアシス 多摩川」地図中心5月号 (財)日本地図センター
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