荘園をちょっと離れて、ムック歴史道に手を出しました。最新号は(最近出版が相次ぐ)北条義時、源頼朝もので源平争乱と鎌倉幕府の真実というものです。先日も似たようなものを読みましたが、別の視点もあるかとこちらを読んでいます。鎌倉時代って3代実朝が暗殺された後、承久の乱が起きてからはあまり面白くないというのが自分の感想。強いて言えば蒙古来襲もありましたが、足利・新田に潰されて南北朝時代というのがまたよくわからない時代です。ともあれ、最近は日本史関連をよく読むようになって、今まで気にならなかった時代が面白くなってきております。
昨日に続いて日経サイエンス3月号を読みました。今日は本題の自己免疫の話です。コロナ禍で重症になる人は持病持ち(基礎疾患)の人と言われていますが、それは免疫に障害のある人のことです。糖尿病はその典型です。ウィルスが細胞に入り込むと細胞はサイトカインというシグナルを発し、免疫機構に感染を伝えます。サイトカインが出ると免疫細胞がやってきて対応ということになるのですが、免疫機構に問題がある人はサイトカインが出過ぎてしまい、サイトカインストームという状態になり重症化してしまうのです。特に自己免疫不全は1型糖尿病、関節リュウマチ、多発性硬化症、潰瘍性大腸炎などよく聞くものから珍しいものまでおよそ80種類あり、世界で4.5%の人が罹患しているそうです。そして80%近くが女性なのだとか。女性はXX染色体(男性はXY染色体)を持っていて、そのことが原因の一つとも言われ、また男女ともに腸内フローラに問題があると免疫不全になりがちだそうです。自己免疫疾患は辛い症状で特効薬もないのですが、研究は繰り広げられているそうです。
久しぶりに日経サイエンス3月号を買ってきました。昨日映画を見る前に本屋で時間を潰している時に気になって買ったものです。メイン特集は増えている免疫不全の話ですが、それ以外にも面白そうな話が2,3あったので買ったのです(それくらい面白くないと1400円出して買わない)。今日はその一つで極超音速ミサイルの話です。最近北朝鮮がこの手のミサイルの実験をしています。従来のICBMと違って大気圏を飛んでくるミサイルで、マッハ5~7という高速で飛ぶものです。米中ソでも開発が進んでいます。ちなみに、ICBMはマッハ20で飛びます(但し高度200キロという宇宙を)。一昨日だが、中国のこのミサイル開発の関係者がアメリカに亡命したので話題になりました。このミサイルは現在に迎撃ミサイルシステムでは対応できないというところがミソなのですが、雑誌に書かれたことによると(書いたのはMITの研究者)、このレベルの速度を大気圏で飛ばすとなると、揚力と抗力の関係、高熱の発生(先端は2000Kにもなるといいます)、軌道を変えると到達距離が減るなどの問題があって、本当に実用化できるか難しいと言っています。まして、北朝鮮の科学力ではどうなのでしょうね。
ビックコミックオリジナルの日でありました。三丁目の夕日では淳之介くんがめでたく茶川先生の養子となり、茶川先生以上の作家才能を持っているようで、これからどうなっていくのでしょう。卑弥呼も弟との間にできた不義の子供がどうなっていくのか、面白いところです。
山と渓谷2月号を読みました。色々な山への質問という特集、そして多分初めてではないかと思う地酒特集でした。今月は他の雑誌でも日本酒特集が組まれていて、冬は日本酒の季節だなと思います。雪山はやらないので山小屋で地酒を飲むというシーンがなかなかできません。山行の帰りに地酒があれば買ってくるという楽しみは持っています。でも高級な酒は買わず、純米酒であれば特に選ばすというスタンスです。
昨日買ったビックコミックオリジナルを読みました。飼育動物売買の実態と保護をテーマにしたしっぽの声が終了しました。コロナ禍でペットの衝動買いが増えたり、多頭飼いが増え、それらの始末が問題になったりしています。ペットブームは完全にバブルだと思います。我が家が6年前に買ったコッカスパニエルとプードルのミックスであるコッカプーは9万円でブリーダーから買いましたが今では98万円!!!です。何か違っているなと思いますよ。
朝は家の前の道が昨晩の雪でカリカリになっていました。去年は雪が積もりませんでしたから久しぶりです。そして-6℃まで下がりましたよ。でも雪のない時よりも寒さ感が低いんですね。湿度があるからでしょうか。ビックコミックオリジナルを読みました。歴史物語、セシルの女王でいよいよエリザベス1世が誕生しました。面白くなって気ました。
今日はdマガジンで山と渓谷1月号を半分ほど読みました。日本のアルプス特集で今年チャレンジしようと思っている山行のための参考としました。今年はいよいよ北アルプスデビューを果たそうと思っています。
本棚にある昔の雑誌を取り出して読んでいました。1995年の鉄道ピクトリアル増刊ですが、中身は昭和30年代首都圏の鉄道というもので、1995年に発売されようとも2021年に発売されようとも中身は変わらないというものです。昭和の国鉄や私鉄がいっぱい出てきます。車両が古いのは当然ですが、写っている背景が実にのどかです。都心でも高層ビルはなくて空は広いし、郊外では田園が広がっています。でも当時の通勤電車は殺人的で、朝の新宿駅ホームの人を見ているとよくホームから落ちて人が死ななかったものだと思います。着ぶくれラッシュという言葉が当時はありましたが、冬はみんな厚手のコートを着ていますから、混雑に拍車がかかります。今の山手線は11両編成ですが、昭和30年代前半は7両編成でしたから混雑のほどがわかります。そしてラッシュの車内の写真を見ると、みな若いのですよ。今はシニア、爺が殆どですが、どの顔も40歳以下です。それもそうでしょう、当時は55歳定年でしたからね。50歳以上の人は役付きかなんかでこんなラッシュで出勤はしません。日本は若かった・・・。