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活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【11月9日】

2022-11-09 | 雑誌

歴史人11月号の後半を読んでいました。後半は承久の乱以降の鎌倉幕府の話で、自分の経験からも元寇以外に面白いところが全然なかった記憶です。鎌倉幕府は頼朝が死んだあとは、北条氏と御家人と朝廷との綱引きの歴史でした。朝廷は承久の乱で退きましたが、北条氏は御家人との権力争いを続けましたし、北条氏内部での権力抗争が御家人を巻き込んで行われました。若い頃はその頃のことに面白みを感じないものでしたが、今回の鎌倉殿と13人を見て、御家人の行く末がとても面白く興味がわきました。なのでこの雑誌の後半も新ためてその延長として読めて面白かったですな。

 

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【11月8日】

2022-11-08 | 雑誌

大河ドラマの鎌倉殿もいよいよ週末が近づいてきました。6日の回では京都から公暁が戻ってきたというシーンが出てきました。実朝は上皇から親王を次期将軍として戴こうとし、義時も政子もその流れに乗るのですが、公暁が自分こそが将軍になるのだと思い込み、実朝暗殺に走るわけです。実朝と上皇はいい関係で、幕府もそれに乗っていましたが、この暗殺を契機に関係はどんどん悪化し、いよいよ承久の乱を迎えることになります。承久の乱の経過を詳しく綴った特集が歴史人11月号にあって、面白く読みました。承久の乱は1221年という年号で歴史年号を覚えさせられる中学・高校生にももっとも簡単な年号で、自分も年号だけは覚えましたが、さて、いったいどういう過程でどういう意味があったのかということはサラサラ抜けております。この歳になって鎌倉殿ドラマのおかげで、この頃の時代を色々な雑誌で読むことができ、ふーーーんと納得しております。

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【11月7日】

2022-11-07 | 雑誌

土曜日に買っておいたビックコミックオリジナルを読みました。巻頭の鉄道オタク議員マンガの鉄ぼんは釣りバカ日誌とコラボして、鉄ぼんに浜ちゃんやスーさんが出演していました。こういうのの画は鉄ぼんの方が書くのか、下絵を描いて釣りバカ日誌側が書くのか、ちょっと知りたいですね。

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【10月31日】

2022-10-31 | 雑誌

本棚を眺めていて、古い別冊日経サイエンスの宇宙の誕生と終焉を読みたくなってザーッと読みました。10年くらい前のものですが、宇宙論はそんなに飛躍的に変わっていないので、今時の本と変わらない内容です。新書などで同じような内容を読むよりもグラフィックが綺麗なので読みやすいです。20世紀の終わりに宇宙が加速度膨張していることがわかり、膨張させている原因の一つにダークエネルギーというものの存在が浮かび上がりました。宇宙の膨張というのは空間の膨張で、はるか先の宇宙空間では光速を超えて膨張しているそうです。我々の銀河系の空間も膨張して分解してしまうのかというとそうではなく、銀河系、銀河団などは重力が勝っているのでまとまっています。それどころか、やがて一つの銀河に集約されていくということで、50億年後にはアンドロメダ銀河がわが天の川銀河に近づいてきて、夜空には満天のアンドロメダ銀河が見えるようになるそうです。50億年後はわが太陽も終焉を迎え、赤色巨星になって地球を飲み込んでしまう可能性があり、とっくに生命は存在してないでしょう。
もっとも地球に関していうと、最近判ったことは、地球の酸素が10億年ほどで無くなってしまうらしいのです。酸素は極めて化合力が強いので、酸素を供給するものがないと大気から無くなってしまうそうで、現在は植物が供給しています(地上よりも海中のプランクトンが主だそうで)。植物はCO2を使って光合成して酸素を吐き出しますが、10億年後は太陽の光量が10%増して気温が上がり、CO2は岩石に吸収され光合成のネタがなくなってしまうということがわかってきたのだそうです。この時点で動物は死に絶えることになります。10億年後は人類も進化的に存在していないからどうでもいいかと思いますが、AIの形で無機質に残っている可能性はありますね。ロボットとアンドロイドの世界かもしれません。とはいえ、10億年などは宇宙論的には大した年数ではありません。宇宙誕生以来138億年といいますが、この先は1兆年(10^12年)、あるいは1000兆年、いや10^100年という世界が待っているのです(10^34年経つと陽子が崩壊を始めるらしい)。

 

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【10月30日】

2022-10-30 | 雑誌

時空旅人11月号の昨日の続きです。特集の古代史の部分は終わって、レギュラー連載を読みましたが、なかなかこの雑誌は面白いです。原田伊織は明治維新を薩長史観ではなく幕府史観で見る人ですが、幕府の海軍設立の話が面白いです。

 

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【10月29日】

2022-10-29 | 雑誌

dマガジンを漁っていたら、時空旅人11月号が加耶と倭の特集をしていたので読みふけっています。加耶とは古代朝鮮で百済と新羅に挟まれた釜山の辺りの小国家群です。ある年代以上の人は任那日本府というのを教科書で習いました。今はそういう表現はしません。倭(九州の豪族)と朝鮮半島南部とは古代にかなりの行き来があり、加耶には倭国の滞在場所もあったようで、それがかつては日本占領地のような伝わり方をしたようです。歴史民俗博物館ではちょうどこの加耶と倭の特別展示をしているので、見に行こうかなと。

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【10月28日】

2022-10-28 | 雑誌

山と渓谷11月号を読みました。低山特集で、これからの時季高い山々は雪に覆われ、おいそれと登れなくなるので低山が中心の山行となります。あまり知られていない低山を特集してあって、山行計画の一助となりました。それにしても、この山と渓谷も読者投稿などを見ているとシニアばかりで、若い人はあまり読まないのだなあと思いました。読者の山行記でも80歳代の八ヶ岳縦走とか、70歳代の白山登山とかで、自分よりも相当年上なのでこれからの山行の自信にはなりましたが、事故とかも多いので自分自身の見極めが難しいところです。

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【10月24日】

2022-10-24 | 雑誌

歴史人11月号の続きを読みました。歴史の見直しがどんどん続いている話ですが、有名なところでは鎌倉幕府の始まりの年があります。歴史人を読んでいてへえーと思ったのは、士農工商というのも最近は教科書から消えつつあるということ。士は別として農工商は入れ子になっていて身分の差など無かったということです。士すらも金で売買されていました。また、徳川家康の若き日は今川義元で人質暮らしというかわいそうな時代というのがありますが、これも実は今川に優遇されていて、今川が織田にやられなければ今川の重臣、あるいは後継になった可能性があるということです。その今川も天下統一のため上洛というのではなく、三河から尾張にかけての平定くらいの動きだったとかで、今川は貴族趣味と悪く言われることが多いですが、実は賢人だったという説もあり、歴史というのは面白いものです。

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【10月20日】

2022-10-20 | 雑誌

ビックコミックオリジナルを買って読みましたが、風の大地の作画担当のかざま鋭二が今月初めに亡くなっていました。75歳ですい臓がんだそうです。風の大地は休載中で、90年代のものを再掲しています。原作は坂田信弘でこれで未完になってしまいましたね。この作品が代表作になっていますが、80年代にはセニョール・パとかDr.タイフーンなんてのも書いてましたね。少年誌ではなくて青年誌だったと記憶してます。梶原一騎や高橋三千網と組んでいました。輪郭のはっきりした画なので好みでした。

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【10月18日】

2022-10-18 | 雑誌
歴史人11月号が面白そうだったのでdマガジンで読んでいます。歴史は学校の教科書はどんどん新しい知見で書き直されています。そういう最近の新しい日本史特集です。なかなか興味深いものが多く楽しく読んでいます。
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