goo blog サービス終了のお知らせ 

活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【5月29日】

2024-05-29 | 新書

久し振りに宇宙論の本を読んでいます。カリフォルニア大学バークレー校で教授をしている野村泰樹さんの多元宇宙論集中講義で、扶桑社新書というあまりこの手の本では有名でない新書です。多元宇宙論というのはマルチバースということで、我々の住んでいる宇宙は数限りない宇宙の中の一つであるという考え方です。宇宙は10の500乗(!!!!!)以上はあるとされていて、無限ではないですが無限のようなものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【3月27日】

2024-03-27 | 新書

24都市のイタリアの話を読んだ後に22都市の話を読んだので、46都市の逸話を読むことができました。イタリアはローマ帝国のあと、中世から近世にかけては日本と同じ戦国時代(都市国家が割拠)でした。なので他国からの圧力に国をあげて抵抗することがありませんでしたが、1861年になって、明治維新(1868年)と同じく新生イタリアとなって近代国家として生まれ変わりました。でも今のイタリアは南北問題が大きく、未来への暗雲だそうです。個々の都市の逸話を聞いていると、(多分にこの本は美術史をベースに置いているので)深刻さは伝わってこないのですけどね。財政的にもイタリアは苦しい国ですが、なにか底のところに明るさが見えるのがイタリアらしいところなのでしょうか。

「美しきイタリア22の物語」池上英洋 光文社新書

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【3月26日】

2024-03-26 | 新書

美しきイタリア22の物語を引き続き読んでいます。半分まで読み終わりました。イタリアに行きたいと思っている人は楽しく読める本だと思います。でも、いつ行けるのだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【3月25日】

2024-03-25 | 新書

イタリア24の都市の物語の次は美しきイタリア22の物語を読んでいます。続編のようなもので、やはり都市を中心にその都市の歴史を語ることでイタリアの特徴を浮かび上がらせています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【3月23日】

2024-03-23 | 新書

イタリア24の都市の物語を読了。この本はNHKのイタリア語講座のテキストに連載されていたものだそうです。もう1冊このような本があるのでそれも読みたいと思います。

イタリア24の都市の物語」池上英洋 光文社新書

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【3月22日】

2024-03-22 | 新書

イタリア24の都市の物語を読んでいます。イタリアの有名な都市はもちろん、日本人があまり訪れない田舎の都市などでもそこには歴史に名を残す人がいます。そういった人を紹介しながら都市の説明をしています。だいたい14世紀から16世紀にかけて、つまりルネサンスでイタリアが輝いていた時の話が多いです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【3月21日】

2024-03-21 | 新書

何年も前からイタリアに行きたくて、でもなかなかかなえられません。イタリアに行きたくなった理由はローマ人の物語を読んでからですね。欧州の原点はローマ帝国にあるわけで、だからイタリアに行きたくなったのです。今ユーロに対しても(ドルと同じく)円安で、おまけに欧州線は飛行機代も高いのでなかなか行けません。しょうがないので本の世界にイタリアを見ています。イタリア 24の都市の物語という新書です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【12月30日】

2023-12-30 | 新書

赤髭王の呪いを読み終えました。作者はフランス人であり、フランスは過去ドイツと戦って苦い敗戦を被っています。そのせいでいささかドイツアレルギーがあるようなところもあります。赤髭王の呪いはあばずれなドイツ人少女をめぐる殺人事件ですが、ツイスト博士の推理と交通事故と記憶の一時障害が大きな鍵となる話です。他に3編収めてあって短くもツイスト博士の華麗な推理が楽しめます。

「赤髭王の呪い」ポール・アルテ ハヤカワポケットミステリ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【12月28日】

2023-12-28 | 新書

10月から金田一耕助を読み続けたこともあって、ほとんど電子版の読書でした。12月に入ってから紙の本を読みましたが、それも図書館のもので自分で買った本は秋以来ご無沙汰です。年末の本は先日読んで面白かったポール・アルテのもので赤髭王の呪いです。これも電子版。ハヤカワポケットミステリで、このシリーズを読む人はけっこう通ですよね。たまたまKindle版があったので借りている次第です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【10月15日】

2023-10-15 | 新書

海底地形をなぞっていくと、その成り立ちは地球史をなぞることになります。それは地球誕生にさかのぼり、マグマオーシャンから海ができ、島弧ができて大陸になっていく過程はまだ想像に過ぎませんが、地球の核の誕生とマントル対流がプレートテクトニクスを生み出したのは間違いありません。宇宙と違って水中は視野が狭く、遠くが見渡せず、かつ200m以下ではほとんど光もないので、何度も潜航艇で潜らないとなりません。その潜航艇は日本のしんかい6500が世界をリードしてきましたが、この船ももう老朽化してきており、なのに後継の予定がたっていないそうです。この分野は一度遅れるともう追いつけないそうで、宇宙ロケットにばかり目が向いていますが、潜水艇もたった1隻で20年は使えるのですからなんとか予算をつけて、科学立国日本のために建造してもらいたいものです。

「見えない絶景 深海底巨大地形」藤岡換太郎 講談社ブルーバックス

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする