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活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【3月27日】

2025-03-27 | 単行本

一部の科学者の推定によると、銀河系には100万個の文明があってもおかしくないそうです。しかし、その存在手がかりは一向にありません。おそらく電磁波系の通信をするだろうと思われますが(数万年の文明の時間差があるなら別の媒体もあるかも。でもそれは地球人にはわかりません)、望遠鏡で探る限りは地球人しか宇宙には居ないように思えますね。ひたすら知的生命体の存在を信じている人(科学者も含めて)は希望の一端もありません。物理系が同じなので光以上の伝搬速度はないわけで、この銀河の5千光年先に1万年分の地球文明の進化した星があったとしても、5千年前の情報が今地球に届いているわけで、それを受け取りに成功し解読しても5千年後にならないと届かないわけで、その文明はあと5千年持ち堪えることができるでしょうか。そもそもコンタクトの目的を持って電波を放出するとしても、どこに向けてという問題があり、全宇宙に向けてというと地球の全エネルギーを投入しても100光年先くらいしか届かないのだそうです。100光年以内には知的生命体のいそうな惑星は無さそうです。すると、的を絞って遠くへ送出となると、スカの可能性が高くなります。

 

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【3月26日】

2025-03-26 | 単行本

本棚に広い宇宙に地球人しか見当たらない「50」の理由という本がありまして、そろそろ再読しよかなと思っていた矢先、図書館で広い宇宙に地球人しか見当たらない「75」の理由というのを見つけました。50の「理由が出たのは2002年。それから12年後の2014年に出た本でした(知らなかったなあ)。エンリコ・フェルミという物理学者が「みんなどこにいるんだろうね」と言ったことによるフェルミのパラドクスを多くの人たちが理由づけています。広大な宇宙に知的生命体はいるのか、いるのだとすればどうしてその手がかりを得ることができないのだろう、ということです。この12年間に宇宙論も進化があって、50の理由が15増えて改定された本です。面白い。


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【3月23日】

2025-03-23 | 単行本

今日読んだのは為永春水の春色梅児誉美(しゅんしょくうめごよみ)。春色といってもエロではなく江戸の恋物語です。なよなよな好男子と二人の娘の恋のライバルの話です。吉原を舞台に意外な伏線もあって最後はハッピーエンドとなります。洒落本ですが、それまでの本が吉原を舞台にしても男の遊びの話でしたが、この恋物語は女性にもよく読まれたそうです。原文は三人称で章ごとに作者のコメントが付く作りだそうですが、訳者は一人称を使って現代風にしています。

「春色梅児誉美」:為永春水 島本理生訳 河出書房新社版日本文学全集

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【3月22日】

2025-03-22 | 単行本

大河ドラマべらぼうの主人公蔦屋重三郎が出版した山東京伝の通言総籬(つうげんそうまがき)という洒落本を読みました。男三人組が吉原に遊ぶドキュメントです。会話文で構成されていて、江戸言葉が飛び交うのですが、訳者のいとうせいこうが面白く現代語訳して、注釈もつけています。江戸言葉で「おきゃがれ」というのがあって、ふざけるなとか黙ってろとかいう意味だそうで、また瀬川という遊女は伝統ある松葉屋(作品中では松田屋)のトップ遊女で究極の女性にしかつけなかった名前だそうです。蔦屋重三郎と山東京伝は一緒に幕府にあげられてしまいまう仲です。

「通言総籬」山東京伝、いとうせいこう訳、河出書房新社版日本文学全集

 

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【3月21日】

2025-03-21 | 単行本

今日は雨月物語です。上田秋成の初期読本(歴史物ですね)の代表作で、日本史の教科書にも出てくるので名前は知っていました。井原西鶴が元禄期の代表作家ですが、こちらは文化文政の代表作家です。伝奇作品で中国白話小説を根底に作られています。妖怪や幽霊が登場します。面白いです。
宮部みゆきが、古典文学と聞くと尻込みする人が多く、自分もそうで原文は読めないのですが、こういう現代語訳を読むことで古典に触れることができると言っています。今回の日本文学全集はそういう意味で若い人にも古典に触れ合えるような作家に現代語訳をしてもらっています。

「雨月物語」上田秋成 円城塔訳 河出書房新社版日本文学全集

 

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【3月20日】

2025-03-19 | 単行本

図書館を巡っているとアマゾンだけでは出会えない本に会いますね。日本文学コーナーを歩いていたら、川で書房新社の日本文学全集を見つけました。日本文学全集は大手出版社なら一度は手がけるものですが、この全集は変わっていて、池澤夏樹個人編集なのですね。池澤夏樹が選んだ作品が並んでいるということです。この中で古典の部、特に江戸時代のものは現代作家の現代語訳で収録しています(ちなみに源氏物語は角田光代の現代語訳です)。江戸時代ものは明治時代以前の作品は古文なのでスラスラ読めなくて手を出しづらいのですが、手に取ってみると読みやすかったので借りてきました。そして最初に読んだのは好色一代男。島田雅彦の現代語訳です。シェークスピアとほぼ同年代の井原西鶴が産んだ浮世草子というジャンルの最初の作品です。
京の富裕商人の息子に生まれた世之介は7歳にして性に目覚め、恋文を書いたりSEXを求めます。放蕩が過ぎ19歳で勘当の身となり、全国の女性を求めながら放浪します。死にそうな目にも遭いますが、持っている芸が身を助けます。日本の低層の人たちの性への営みが描写されます。あらゆる遊郭を三昧し、34歳にして父親が死に母親に全財産を贈られます。その額500億円!!。ちなみに訳者はお金を現代の円に置き換えています。湯水の如く使っても一年に使える額は数億円がいいところ。今のように超高級車を100台買ってもまだお釣りが来ます。60歳にしてやることが尽きた世之介は、心を同じくする友人と好色丸という船にエロいものをたくさん積んで女護島目指して出航するところで話は終わります。
解説によるとこの作品には源氏物語や伊勢物語へのオマージュ、パロディが含まれているそうで、全54話というのは源氏のそれと同じで、好色というのも光源氏へのそれですね。
短編が続き、色々な花魁や遊女のことが書かれていて江戸時代の風俗がよくわかります。

「好色一代男」井原西鶴 島田雅彦訳 河出書房新社版日本文学全集

 

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【3月18日】

2025-03-18 | 単行本

火山の本と並行して読んでいたのが地層の本です。これは図鑑で岩石・地層・地形から地球の成り立ちや活動を知るというもので、こちらの本は日本の写真で構成されています。フィールド図鑑なので野外持ち出しという使い方を目指された本だと思いますが、ちょっとカバンに入れるには重いかも。

「地租の見方がわかるフィールド図鑑」青木正博、目代邦康、誠文堂新光社

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【3月17日】

2025-03-17 | 単行本

火山の仕組みを読み終えました。著者が実地に当たった火山であるセントへレンズ火山、雲仙・普賢岳、キラウエア火山、有珠山の写真と構造を基本にして、見た目の話からその地下の構造の話、溶岩流、火砕流の話までAtoZが学べます。最近の火山学では例えばカルデラなどは、かつての教科書では富士山のような成層火山がマグマを噴き出して地下が空洞になって落ち込んでできたと書いてありましたが、これは最初の小さな噴火からリング状に連なった噴火になって切り裂いたような形で落ち込んだということなのだそうです。また、火山の分類としてコニーデ、アルピーデとかいうのもありましたが、今はそうは言わないそうです。現地のリーフレットや看板にはまだ書いてあるので間違わないようにと指摘しています。

「火山の仕組み」宇井忠英 ペレ出版

 

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【3月16日】

2025-03-16 | 単行本

火山の本を読んでいます。火山の仕組みという本で、写真と画で火山のいろいろな側面を丁寧に解説してあります。

 

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【3月13日】

2025-03-13 | 単行本

東日本大地震が起きた時、関東でもあちこちで液状化が起きました。液状化が起きたところは地盤が悪いところですが、過去の河道だったり、沼地であったところです。そのため、昔のその場所はどうだったのかということで住んでいるところの過去の地図を見ることが必要という機運が高まりました。過去(明治時代)の地図(迅速測図)はネットで見ることができます。それ以外に、地名から災害の起きる場所を読むことができます。今は〇〇ヶ丘とか〇〇台とかいう名がついているところは、実は盛り土とか湿地だったりしたところが多く、袋、駒、亀、窪、鹿などが付いた地名は水害が起こったところです。東京の自由が丘は実は丘ではなく低地なのです(自由が丘学園という学校名が由来)。新しい名前で上書きされていることころも迅速測図で字名を調べたり、現代でも公民館などに古い地名が付いていることで知ることができます。池袋も実は水たまりの地名なのですね。

「地名は災害を警告する」遠藤宏之 技術評論社

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