Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

グラタンドフィノワ(セロリラブ入り)にワイン洋梨ゼリー

2013-02-18 21:12:42 | 献立 menus

暖かい陽射しのお昼の時間 でもやはり暖かい御料理が食べたい。家にある材料でできるもの。簡単なもの。

長いこと作っていないグラタンドフィノワを作ることにしました。 セロリラブ(根セロリ)が沢山残っていたのでそれも入れてみました。

根野菜のセロリラヴ 冬場のものは火を通すと とても甘味が出て美味しいです。

 

前にご紹介したのだけれど何処に掲載してあるのかわからないので(整理しなくてはならないとは思っているのですが 苦笑)今日作ったレシピを書いたほうが探すより早いと思い記します。

今日のグラタンドフィのワのレシピはフランスのネットでとても好評で評価の高いレシピです。下の分量の倍で紹介されています。

      材料 3-4人分 

   *じゃが芋 (身の崩れない物) 750g

   *牛乳 50cl

   *生クリーム 30cl

   *大蒜 2-3 片 つぶしてから微塵切り(これは半量にしませんでした)

   *塩 胡椒 ナツメッグ

   *バター 50g (私はごく少なめに)

     作り方

1 じゃが芋は洗って皮むき 3-4mm 厚くも無くでも煮崩れしない程度の厚みに切る。 切った後は洗わないこと。 (アミドン この御料理に必要です。)

2  鍋に じゃが芋 牛乳 塩 胡椒 大蒜 ナツメッグを入れ火にかけ 吹きこぼれないように弱火で10-15分 じゃが芋に7分目ほど火が通るように煮る。

3 バターを塗ったグラタン皿に 2 を移し生クリームをかけ そして 小さくちぎったバターを載せ(バターと溶かしてかけるとバターの量が少なくて済みます。180度のオーブンで約1時間ほど綺麗な焦げ目が付くまで焼く。

  私はじゃが芋を少し減らしセロリラブを代わりに入れてみました。セロリとじゃが芋は相性が良いのでとても美味しいと思いました。入れすぎると水っぽく仕上がるのでご注意を。

このグラタンドフィノワ レストランでは付け合せ等としてでてくるけれどこのように大きく焼いてサラダとあわせるとお食事にもなります。

 

付け合せのサラダはチーズをカリカリベーコンに変えた前回のサラダのような物。手抜きですね。(苦笑)

 

テーブルの洋梨を見て御料理に手がかからないので ふと思いつき即興で葡萄ジュース利用の簡単なワインゼリーを作ってみました。

私達夫婦用に甘味の少ないローカロリーのデサートです。 しつこい御料理の後の口直しに良いようなもデザートですね。(笑)

100パーセントの無添加葡萄ジュースを40cl、軽くフルーティな赤ワイン10cl、ゼラチン 5g (とても緩めのゼリーです)

ゼラチンを 大3の水でふやかしておき 電子レンジで温めた20clの葡萄ジュースの中で完全に溶かし(これは大事です)残りの葡萄ジュースとワインを加え満遍なく混ぜグラスに炒れ冷蔵庫で固める。

洋梨は厚めの薄切りにしてひたひたの水に少量の砂糖 バニラエッセンスを入れ クッキングペーパーに穴をあけて落し蓋にしてから蓋をして静かに5分程。そのまま冷ましておきます。本格的なコンポートではありません。

後は冷えた物をゼリーの上に盛るだけ。 その上に生の洋梨も載せてみました。 本当にレシピなしの思いつきのデサートなので載せるのも恥ずかしいのですが。

液体の生クリームを流しても美味しいかもしれません?

 

 

やはり昼食のデサートには固まらず夕食のデサートになってしまいました。 待っていた主人にはお預け お気の毒様でした。(笑)

 

 

下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。

そしてコメントとても楽しみに待っております。

 

 

にほんブログ村 料理ブログへ

 

 

 


野菜の沢山入った海の幸のキャセロール

2013-02-16 19:22:49 | 魚貝料理 poissons

海の幸と言うとまあ色々な魚介類が入っていると思うでしょうが 小さめの黒鯛一匹とムール貝だけ。 その代わりに お野菜が沢山入った経済的家庭料理です。でも頭のついた黒鯛から ムール貝から美味しいだしがでて 煮込んだお野菜本当に美味しく そしてとても暖まる一品です。

週末のお買い物に魚屋さんに立ち寄り他の貝類を購入しようと思ったのだけれど。冬のムール貝は?と思う私に 今日のムール貝は余り火を通しすぎてはいけないけれど サッとなら美味しいよと言われ籠の中に。帰宅したら冷蔵庫の小ぶりの黒鯛が一匹残っていたので思いついてキャセロールの御料理にすることにしました。

今日のような御料理フランスではキャセロールと言います。 キャセロールって お鍋のこと。 お料理の名前の由来調べてみても判らなかったけれど なんとなくそんな感じと納得するところあるような・・・素敵なお鍋ならそのまま出したいところです。

         材料 (分量は大体のところを記します。)

     *黒鯛 1 ( 塩 胡椒 タイム 白ワインを小量振りかけて少し寝かして置く)

     *ムール貝 1kg

     *玉葱 1

     *大蒜 *生姜

     *カラーピーマン (赤、黄、緑) それぞれ半個

     *蕪 2

     *根セロリ 100g・

        *トマト 1 皮を剥いておく

     *コロンボパウダー(カレー粉)

     *ターメリック

     *クミン

     *ローリエ

     *白ワイン 小量

     *パセリ

     *オリーブオイル

     *ブイヨン

     *レモン汁

     *塩 *胡椒

 

          作り方

1 にんにく 生姜は微塵切。他の野菜はサイコロ切りにしておく。

2 黒鯛はぶつきり、ムール貝はよく洗っておく。

3 オリーブオイルを熱し まず玉葱を透き通るまで炒め 大蒜 生姜 トマトを加え 軽くいためてから残りの野菜 を加え ローリエを除く香辛料 塩(後でムール貝を加えるので控えめに) 胡椒 馴染んできたら 黒鯛をその上に載せ白ワイン小量とブイヨンを中身のものが被さるほど そしてローリエ、(パセリの軸も)を加え 弱火で蓋をして蒸すように10-15分ほど 最後にムール貝を加え何回か鍋をムール貝全体に火が通るように揺する。

4 ムール貝が開いたらレモン汁を振りパセリを散らして出来上がり。

ターメリックやクミン 香辛料苦手な方は普通のぶーけガルニ(タイム、ローリエ、パセリの軸など)でどうぞ。

アイオリソースも用意しました。

 

トーストパンとアイオリ と頂いてもよいけれど今日はポレンタを用意しました。今日のポレンタ オーガニックの物なのだけれど 即できとっても軽くて美味しいのでポレンタ好みで無かった私のお気に入りになってしまった商品です。

荒塩を入れた湯で煮て 熱々の上にほんの小量バターを載せてシンプルに。

後はさっぱりサラダが一番です。

 

ルッコラ、生のザワークラフト(酵素 とても体に良いです)、 林檎、胡桃、サヴォワ地方のコンテチーズ そして庭の野生のスミレ(淡い香りと甘味がします)

今日の サラダソースは

  *マスタード 大1

  *大蒜 1片 のすり卸し

    *醤油 大1

   *バルザミコ酢 大1

  *林檎酢 大1

  *向日葵油 大2

  *オリーブオイル 大2 

  *塩 胡椒

  *(麦酒酵母粉 大1 好みで)(ビタミンB群に豊かです) 小量入れるとソースに円やかさと厚みが出ます。

を混ぜたものです。

私はサラダソースは多めに作り置きします。

 

今日はとっても陽射しの暖かい一日でした。もう少しで半月の三日月が優しく輝いています。明日も良いお天気で在りますように。

 

下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。

そしてコメントとても楽しみに待っております。

   

にほんブログ村 料理ブログへ

 

 

 


家庭で作れるランス風のローズビスケット

2013-02-14 11:06:02 | デサート desserts

前述の ローズ ハート クッキーはランス(Reims)のローズビスケットbiscuit rose de Reims を使用しました。

このビスケット余り日本では手に入らないと思うので どのようなものだろうか? と 思われる方々に フランスの大ブロガーで近頃はテレビでも活躍されマカロンをはじめとする御菓子作りで定評のあるメルコットさんのレシピをお借りして作ってみました。

 

 本物は2度焼きですが このレシピは一度焼き。 私は白身だけ使用なのではないかと思っていたけれど全卵使用。(本物はやはり企業秘密で公開していないのでわかりませんが。) 頂いた時 ちょっと質感は異なるけれど (本物ほど緻密では在りません) 軽くて上品な美味しいビスケットです。 バターも脂分も入っていません。 そして簡単あっという間に出来上がります。

ランス風のローズビスケットとしてお召し上がると良いと思います。

シャンペンやワインではなくアールグレイの紅茶と頂きとても相性が良いと思いました。

普通は 長方形 厚みも もうしこしと言うところだけれど本格的には流す型が必要なそうなので。 私は丸く焼いて その後またまたバレンタインデーを意識してハート型に抜いてみました。(切り抜く前の写真が無くてご免なさい。)

ホームメイドなのだから気取らず円形や楕円形 スプーンで型つけて焼く と簡単で気軽に焼けて・・・・あまりプロにこだわらない私好みです。

 

             材料 30個分

     *卵 2

     *砂糖 100g

     *小麦粉 90g

     *コーンスターチ 45g

     *ベーキングパウダー 5g

     *バニラエッセンス

     *食用自然着色材 赤 ( ビーツを粉状にしたものがあります)

     *粉砂糖 飾り用

 

             作り方 (フードプロセッサー利用の作り方)

1 フードプロセッサーのボールに卵黄 砂糖 バニラエッセンスを加えじょじょにスピードをアップしながら5から6分 白っぽく滑らかになるまで混ぜる。

  白身を加え2分程続ける。

2 小麦粉 、コーンスターチ、ベーキングパウダーを振るっておき 1 に加えデリケートにへらで滑らかで均一になるように混ぜる。

3 10mm口径の絞り袋に入れて クッキングペーパーの上に長方形に間隔をあけて流す。(私は無いので そして今日は円形にスプーンで形をとり厚めに流しました)

  (生地は少しひろがり薄くなります。)

4 10-30分 程そのまま乾かす。

5 オーブンに入れる前に粉砂糖をふるう。

6 180度のオーブンで12分焼く

7 綺麗な形に整えたい時は包丁で縁を整える。(今日の私はアート型で抜きました)

 

 

皆様お幸せなバレンタインデーお過ごしになりますよう。 

もう何十年・・・・・も昔の多分?この日に主人と出会いました。

多分?・・・・は何と言う事か二人ともはっきり覚えていないのです。(苦笑)

 

 

下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。

そしてコメントとても楽しみに待っております。

 

にほんブログ村 料理ブログへ

 


ローズ ハート クッキー

2013-02-12 17:08:27 | デサート desserts
長い事ご無沙汰しております。皆様のご活躍ぶり拝見しておりますが なかなか私自身では投稿する機会に欠け 今日までプログ放置しておりました。
バレンタインデーを控え意識して焼いたクッキーの写真を撮りましたので恥ずかしながら載せてみようかな と 思い切っての今日の記事です。
フランスは例年にない雨量の多い薄暗い日々が続き 皆首を長くして春の訪れを待っています。 人生は薔薇色の歌ごときローズ薔薇色のクッキーが焼きたいな と思わずにはいられなくなりました。
 
 
 
 
アーモンドパウダーの沢山入ったさっくっとしたサブレタイプの 粉砂糖を小量使用の上品な甘さのクッキーです。
 
ベースには既成のランス( Reims )のローズ色のビスケット ( biscuit rose de Reims )を使用 (日本の方々には手に入れるのは難しいと思いますので次回の記事で 家庭で出来る 作り方を書きたいと思っています。)
 
 
ランスはフランスシャンパーニュ=アルデンヌ地域圏 シャンパーニュ と聖堂 で有名な都市です。 1690年代パン屋さんが釜の余熱を利用の考案より。後には自然色素を加えたローズ色のビスケットに今日に至ります。
2度焼きするため とても相性の良いシャンペンやワインに浸しても崩れないビスケットです。
       
          材料 30個分
 
     ランスのビスケット    12個 (100g)
     アーモンドパウダー   140g
     小麦粉           140g
     卵               2
     バター           125g
     粉砂糖            45g
     ベーキングパウダー  小1
     自然着色料 赤     少々
 
       作り方
 
1 バターを電子レンジ又は鍋で溶かし着色料を加える。
 
2 ビスケットをフードプロセッサー又はミキサーに入れ粉状態にする。
 
3 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜふるいにかける。
 
4 2 に 3 を加え 更に粉砂糖とアーモンドパウダーを加え混ぜ溶かしバター、そして卵を加え滑らかになるまで混ぜる。(フードプロセッサーをお持ちの方は始めから最後まで一環してどうぞ)
 
5 丸くまとめラップに包み1時間半ほど寝かす。
 
6 4mmほどの厚さに延ばしから抜き氏180度のオーブンで10分焼く。
 
7 グリルの上で冷ます。
 
 
 
正直言うと 3度 作りなおしました。 始めは色素を入れたくなかったので 1度目は自家製の木苺(フランボワーズ)のコンフィチュールを粉砂糖の代わりに粉砂糖を入れずに。
 
2度目は 生のフランボワーズを100g 加えてみたら ローズが青が刈るので生クリームを加え 勿論生地が緩くなったのでビスケットを加えて。
 
結果として1番目も2番目もフランボワーズの粒々がプチプチ微妙にアクセントになり いい感じ 2番目は特に 昔娘達のおやつに買った paille d'or の中のジェリーの質感を感じて好みの味だったのですが どちらもローズ色には仕上がりませんでした。普通の色のビスケットに仕上がってしまいました。
 
下の写真は3番目です。ほのかにローズ。(写真では実際よりローズ色がよく出ています。)割ると中は表面よりローズが濃いです。
 
 
 
 
 
 
私が不満に思い実験を重ねているのを見て 主人が 何でローズ色にこだわるの?
 
何故でしょうかね。笑
 
最後には元のビスケットに色が付けてあるのだからと観念して 従順に 上に記載したとおりの 元来のレシピで 3度目の正直のローズ色のビスケットがやっと焼きあがりました。(ローズ薄めですけれどね)
 
 
 
  沢山のビスケットが焼きあがりました。ローズ ピンク色のハートが一杯。
 
早く 晴れ上がって暖かい春が訪れますように・・・・・・・・・
 
蓋のきっちりできる缶に入れると1週間は軽く持ちますよ。 我家では1週間ほど前に作ったもの現在バレンタインデーを待たずに毎日頂いています。
 
クリスマスみたいだね なんて喜んでいる人もいますよ。
 
 
P.S  私がお休みを頂いている間 沢山の方々から色々暖かいお声を掛けていただきご返事も差し上げず心苦しく思っています。 スローテンポになると思いますが皆様方とお話が出来るよう更新して行こうと思っております。 皆様どうぞ宜しくお願い致します。
 
 
 
 
下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。
そしてコメントとても楽しみに待っております。


にほんブログ村 料理ブログへ