Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

白身魚のパン粉焼き南仏風ソース に タプナード

2010-04-23 18:28:43 | 魚貝料理 poissons
フランス人好みの鱈の背の部分( Dos de Cabillaud)を利用したお料理。



義妹滞在中のお料理です。伴侶 娘達は魚の小骨あまり気にならないように訓練(笑)しましたが 魚に慣れていない人には難しいようです。この鱈の背の部分は鱈の他の部分に比べむちっと身崩れない ヨーロッパ 皆さん好みの魚です。 


フライにするように小麦粉 卵(少しの牛乳で割った物)パン粉。
お皿にオリーブオイルを入れ全面軽く(本当に軽く)油をつけあとは熱くした180-200度のオーブンで焼き上げます。焼きあがる即前にモザレーラチーズを載せてとろけるまで。


ソースは前もって用意。
今日は茄子は入らないラタトゥイユ風ソース。(レシピは省きます。ローズマリーと大蒜の利いたソースです。)

トマトの輪切りオリーブオイルでさっと両面焼き 塩 胡椒。

茹でた熱々のパスタに ソースそして 鱈 モザレーラとろけた熱々の物を載せ 盛り付けます。 
パスタにはパルメザンチーズ。


後はさっぱりミモザサラダ




ちょっと苦味のあるフリゼサラダに カリカリベーコンに固ゆで卵の微塵切り。

ところでまたまた最後になりましたがオードブル ご紹介。

タプナードを使ったもの。

タプナード かなり保存利くし沢山食べる物ではないので我が家の日本の常備菜のように冷蔵庫にあります。



このようにエンダイブの葉に載せてオードブルに、



他のお料理でパイ皮を使って切り抜いたあと 残りのパイ皮を使ってのこのようなオードブル。



タプナードのレシピまだ入れていませんね。いつも適当な加減で作るので載せた際皆さん方に問題が・・・と思います。
明日にでも計量してからに ・

家族が集まっていた時お料理かなり作ったのだけれど人の前で写真を撮るのは嫌なので( プログに撮るのと言われると嫌。控えめ 恥ずかしがりやかも)あまり写真残っていません。まだ他にあるかしら?今日の写真も隠れながら撮ったものです。笑



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もんごう烏賊を使ってアジアン風にフランス風に

2010-04-21 17:09:51 | 魚貝料理 poissons
日曜日のマルシェのお買い物籠の中に烏賊がありました。厚みのあるもんごう烏賊。大好きなイカフライ。この素材なら絶対に美味しい物が。と思って購入したのだけれど・・・




翌日料理をする段階で揚げ物したくない気分。で急遽変更。アジアン風のこの料理。
私達夫婦2人ともとても美味しいと思いました。

 材料

  *新玉葱
  *フェンネル(セロリでも)
  *大蒜
  *生姜
  *唐辛子
  *塩 胡椒

以上の材料千切りを さっと植物油でいため 鹿の子に切り身を入れた烏賊(塩 胡椒をしておく)上の鹿の子面だけ やはりテフロンのフライパンで少量の油で 綺麗な色をつけるように焼いた物を載せ あとはナンプラ レモン汁 味醂 唐辛子 (大蒜 なくても) を好みの配合で混ぜたソースをかけるだけ。胡麻油にそしてコーリアンダー。

烏賊の白い色を生かすようにお醤油は控えました。

お刺身に出来るくらい新鮮な烏賊。半生仕立です。とても柔らかくって。

前日に使った新蕪の葉の部分湯がいてあったもの塩昆布の千切りとあわせ半日寝かし浅漬物のようなもの。胡麻を振りかけて。



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日を変えて今回はフランス料理。



フランスの烏賊のお料理はソースで煮込んだものが多いです。新鮮なレシピはないかと探していたらこのレシピ。パリ 8区 シャンゼリゼ下の ごくシックな有名なブチックの並ぶモンテーニュ通りのレストランMaison Blanche のシェフが you tubu でデモンストレーションをしていました。とても簡単そう。素材全部揃っていたので試して見ました。

 材料

  *烏賊
  *茄子
  *ズッキーニ
  *トマト
  *レモン
  *シブレット
  *バルザミック酢
  *オリーブオイル

正直言って ソースはあまり私の好みでなかったのですが。きっと見せない秘密があるのでしょう。研究好みのソース考えてみたいと思っています。
今日は画像で見たもの 簡単に作る過程書いておきます。

要は 野菜を斜め切り トマトは輪切りでテフロンのフライパンに薄くオリーブオイルを敷き両面こんがり焼き目を付ける。塩 胡椒。

烏賊は鹿の子に切れ目を付き同じようにでも切れ目の付いた片面だけ火を通す。

レモンは半分に切りスライス水と少量の砂糖をいれ煮詰める。(柔らかくフォークでつぶれるくらい)オリーブオイルを少量加え馴染ませてからトマトコンキャッセを加え温めシブレットを加える。塩 胡椒。

野菜を盛り付け烏賊を載せ ソースを、最後にバルザミック酢を半分まで煮詰めた物を添える。

と言うものでした。

私は大蒜のスライスオリーブオイルでカリッと焼いた物を添えシブレットの代わりにコーリアンダーを使用しました。



新玉葱の柔らかい青い部分 さっと湯がいて 大蒜の利いた自家製マヨネーズにツナを少量混ぜた物を載せたオードブル風サラダ。



新野菜買うとき葉を除くといつも聞かれます。いやいや 私は全部使用食べますよ。で箸休み風の小鉢先頃沢山出てきます。

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コーリアンダー 日曜日のレ島に近いマルシェで(私もこのマルシェは遠いのでなかなかいかないのだけれど)健康を崩して長いことお休みをしていた私の仲のよいハーブ専門のお百姓さん。本当に久しぶりに出会って。私驚くぐらいとても嬉しかったし彼も。他のお客さん待たせて悪いなーと思いながら長いお喋り。コーリアンダー1束しか買わなかったのに2束もおまけ。毎日贅沢にふんだんに使っています。

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ぼらの塩焼きの献立

2010-04-19 17:19:03 | 日本料理 惣菜料理 Japonais
ぼら 懐かしい魚です。此処の家に引越ししてきた時 家の前の海で沢山取れた魚。近所の友達で漁の名人に網で取る方法を伝授してもらった長女。沢山のぼら 海水の中でうろこもはらわたも除き綺麗に、収穫物
名人ともに自慢げに帰宅したものです。

ぼらの塩焼き



近海で獲れる魚は味があります。私の家族は私の教育がよいから?(笑) 骨付きの魚を料理しても問題ありません。新鮮な骨の付いた一匹のままの魚 加工しなくても その魚自身の味 好んで食べます。

フランスの家族やお友達に魚用意する時はかなり骨離れのよい魚でも慣れていない様で注意。骨を取り除き料理をするので時間がかかり骨の無いフィレのお料理をするほうが簡単になってしまいます。

久しぶりに主人と2人ぼっちの日曜日。ごく新鮮なぼら(このお魚はことに新鮮さが重要)レ島に近い私の大好きな朝市に足を延ばし 珍しくほんの何匹か市場に出ていたぼら。あまりにも可愛らしい風情と懐かしさで購入。お値段は本当に安いもの 1kg 4ユーロ。フランス人あまり知らない魚でしょうね。土地出身の有名シェフ魚料理の名人は料理法により高級な鱸に値する物と語っています。今日のようなごく新鮮な物は霜降りにしてお刺身にするととても美味しいです。(今日の魚はお刺身にするのには小さすぎました。)


日曜日のお昼に。

ぼらmulet



野生のせり 胡桃を加えた白和え。




前日にコック貝を料理したもの 汁共々に残っていたので 汁に水と昆布(フランスブルターニュ産のもの)を加え蕪をことこと味醂も少量加え煮てから最後にコック貝を加え片栗粉でとろみ 生姜汁を加えて味付けの一品 追加。




ぼらの塩焼き せりと胡桃の白和え ズッーキー二 若布 豆腐の味噌汁



実家では味噌汁は朝だけ。夜は吸い物だったけれど。お昼だしそれにフランスだしお昼のお味噌汁でもよいですよね。(日本の家族へのメッセージ 笑)

洋梨の花



今年の冬は異常に寒く長く春の訪れは一月遅れている感じです。でも現在さくらんぼに洋梨の花 そして他のフルーツの花々も真っ盛り。春の訪れの喜び 出会う人々との会話で感じます。激しい嵐の傷跡まだまだ色々大変なのだけれど。


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ブリック皮の海老のサモサとマッシュルームのロールオムレット

2010-04-18 17:18:10 | オードブル Hors-d'oeuvre
私のプログ見てくださっている方々 私がオードブル作り好きなのご存知ですよね。今日の二品のオードブルはレシピ無くこのような感じで作ったらどうかな?と試した料理です。



まずはブリックの皮を使って揚げなくてもよくオーブンで焼けるサモサ。
義妹夫婦の滞在中 彼女は肉類は食べないベジタリアンなので海老を使いました。
 中身は

 *海老
 *葱
 *干し椎茸の戻した物
 *人参
 *大蒜
 *生姜
 *春雨
 *唐辛子
 *胡麻油

炒めて オイスターソース 醤油 の味付け 片栗粉少々でまとめた具です。
今日はなんだか春巻きの具のようですね。形がサモサ風ということにしておきましょうか。笑
ガランマサラやカレー粉で味付けをしてももちろん美味しいと思います。



ブリックの皮にサモサ仕立。表面を刷毛で薄く油を塗りオーブンで綺麗な色が付くように焼き上げます。
揚げ物が嫌な方々にぴったり。

正直に言うと私は春巻き皮に包みカリット揚げたサモサのフアンなのですが。苦笑

サラダを沢山用意します。 サモサをサラダ菜に包んでナンプラソースに浸して食べるのが私の好み。コーりアンダーやミントの葉添えると素敵ですね。ナンプラソースのレシピは此処をどうぞ。


二つ目のオードブルは?
マッシュルームとせりのロールオムレツト(オムレツ)



野生のせりを摘んで来たので試し。(オムレツのお皿に添えてあるものが使用したせりの葉です)日本のせりとは異なると思います。葉のみ使用です。

軽く湯がいておきます。

オムレツはふわふわ白身と黄身を分けて中にはせりをごく細かく刻んでバターで炒めたものを入れロールケーキのように焼いてから

中にはマッシュルームをエシャロット 大蒜と 細かく(オムレツの中身より荒め)切ったせりをバターで炒め 小麦粉を加え最後に豆乳でベシャメルソースで野菜が包まれるような感じに仕上げ 最後にパルメザンチーズと塩胡椒で味をつけた物

さめてから巻き寿司のようにくるくる。

即興でそれも家族の皆とおしゃべりをしながら作ったので分量を入れるのは難しいのですが出来上がりの具は固めのベシャメルソースに野菜が包まれている感じです。

でもオムレツの分量はしっかり覚えているので記しておきますね。笑

 材料

卵 4 (白身と黄身に分ける)
せり 湯がいて固く水切りをしたもの物 微塵切り 大2
せり 生のもの 小さな葉の部分 微塵切り 大1
バター 大1
塩 胡椒

 作り方

1 黄身を滑らかにかき混ぜ バターで焦がさないようにいためたせりの葉と生のせりの葉を混ぜておく。塩 胡椒

2 白身は固く泡立てておく。

3 1と2を白身を壊さないように混ぜる

4 テンパンにクッキングペーパーを敷き長方形に広げ200度のオーブンで約5分ほど串を刺して中まで火が通っているのを確かめてから取り出す。

 モンタージュ

卵の外側になる部分にまきやすいように軽く包丁で横線を入れあとは太巻き寿司の要領で巻く。長方形の長い面は奥行きです。

しばらく形が馴染んでからやはり巻き寿司を切る要領で包丁を切るたび洗いながら切る。

食べる前に電子レンジで温めて食べると美味しいです。

マスロン maceron せり科
 


今日料理した野生のせりです。海洋性の気候がお気に入りのようでこの地方には沢山。まだまだ試してみたいお料理もあるので又ご紹介致します。


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苺のババロワケーキ

2010-04-17 15:59:12 | デサート desserts
ご無沙汰しております。次女の帰宅から義理の妹夫婦達と久しぶりに家の中が活気つき楽しく過ぎました。フランスの家族が集まるとやはりデサートは大事。簡単な物でも食事ごとに用意します。

この苺のババロワケーキあまりデサート食べない私でも軽くて美味しく頂きました。バターは入っていません。



美味しそうと材料を見て思ったレシピ。写真を見ながら分量とは違うと言う感じ。材料多すぎだな と。

作ってみたらやはり。形を変えて二つのケーキが出来ました。
本当は下に解説する量の半量で20cm型のババロワケーキが出来ると(ババロワの量は 半量より多目 3/4 程の量がよいと思います)書きたいのですが ジェノワーズの焼き時間も変わると思うしババロワ生地の量も微妙に変わると思うので私の使用した分量のレシピを入れておきます。

3段階にわたるけれどとても簡単です。

 材料 (形を変えた二つのケーキ分)

A ジェノワーズ(ベーキングパウダーを入れた絶対失敗しないそしてすばやく出来るレシピです)

  卵 4
  砂糖 125g
  小麦粉 125g
  ベーキングパウダー 1/2袋

B ババロワ

  苺のクーリー 200g
  生クリーム 液体濃いもの 40cl
  砂糖 70g
  板ゼラチン 6g 3枚

C 苺のミロワール(鏡)

  苺のクーリー 200g
  砂糖 30g
  ゼラチン 3g 

D 飾り用の苺



 作り方

苺のクーリー

苺400gとレモン半量の汁をミキサーで滑らかになるまで混ぜる。

A ジェノワーズ (クラッシックな物ではありません)

 1 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜておく。
 
 2 卵は白身と黄身に分ける。
 
 3 白身を固くあわ立てる
 
 4 黄身を白くなるまでかき混ぜその後1を加え更に混ぜる。
 
 5 4に3を白身が壊れないように混ぜバターを塗り小麦粉をはたいた型に流し180度のオーブンで20分焼く。

B ババロワ生地

 1 生クリームと砂糖を混ぜシャンティー状に固く泡立てる。

 2 ゼラティン 水でふやかし 水を切る

 3 苺のクーリーにゼラチンを加え温めよく溶かす。沸騰直前に火から卸す。

 4 3 が冷えてから 1 のシャンティーを加え混ぜる。

C 苺のミロワール

 1 苺のクーリーを水でふやかしたゼラチンと温める。





モンタージュ

 1 ケーキ型にジェノワージュ生地、その上に余熱の取れたババロワ生地を入れ冷蔵庫で1時間。
 
 2ババロワ生地が固まったらミロワール生地を流し冷蔵庫で4時間保管。


お喋り

ジェノワーズ生地は直径22cmの型(moule manqué)で焼きました。厚かったので横に2つ切り。1つ今日のメインの御菓子用には20cmのセルクルで型抜き。
残った物下の写真のように仕上げ残りのババロワ生地ミロワール生地を載せ苺を飾りました。なんだか残った物を盛り合わせてあまり仕上げはよくないのだけれど。苦笑。

このような感じババロワは薄くでも柔らかいジェノワーズとぴったりで
この日義妹夫婦と友達とで7人揃ったけれどどちらもそれなりに美味しいと好評受けました。嬉しいことに 即なくなってしまいました。




本当に上品で美味しいデサートでお勧めです。

前に苺のババロワのレシピ載せたことがあります。ご参考に。

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