ご無沙汰しています。今年の夏は2人の娘達 それぞれ2人目の出産。娘達二人にそろって前後3週間ずつの滞在を要望されました。
次女は7月11日に無事に元気な男の子を出産。長女と言えば23日の日曜に出産予定 現在ランブイエに滞在付き添い中です。
8月は2人の娘達の家族各々10日間程の滞在がありました。
お料理は大人数、孫たちの生活リズムに振り回されながら年代の異なる皆の希望に添う献立の数々をバタバタ作っていてあまり写真などとる暇も余裕もありませんでした。孫達の御守もまだ2歳と4歳で責任感もあるし気は抜けなくなかなか大変です。とっても可愛いのですけれどね。皆の滞在の合間のほっとした主人と二人の時に作ったものや気に入ったお料理の写真がいくつかあるのでご紹介致します。
小烏賊のファルシートマトソース
無花果モッツァレラチーズ詰め
フランスのトマトは夏の終わりころになった方が美味しいものが出てきます。夏の初めのトマトは温室栽培のものが多いのです。このお料理は9月に入ったばかりのある日の献立。
シピロン(chipiron)というこの土地の近海で獲れる柔らかい小烏賊と美味しいトマトの組み合わせ。我が家のたわわを通り過ぎるほど沢山の収穫のある季節初めの無花果を添えてみました。
今日は大きなトマトではなく小さなビオのペティトマト使用。大きなトマトなら皮を剝くのですがそのまま皮ごと使いました。主人は皮もアクセントになって美味しいと言っていましたけれど ・・・・・
前にもこのお料理ご紹介したことあります。此処をご覧ください。おかしなことにこの記事も長らくお休みした後初めて書いた記事。無花果との組み合わせも同じ。毎年季節の献立は同じそして我が家夏は家族の滞在で忙しいのだなーとあらためてて可笑しく思いました。
材量(ことに分量)と作り方は大雑把に
材料
*小烏賊
詰め物
*小烏賊の脚、エシャロット、大蒜、生姜、パセリ 皆微塵切り
⁂塩、胡椒
ソース
*ペティトマト 大きさにより2または4つ切り(または普通のトマト皮を除いてざくぎり)
*玉ねぎ、大蒜 微塵切り
*白ワイン 少々
*オリーヴオイル
*グリーンオリーブ
*ローズマリー、ベーリーフ
作り方
1小烏賊は綺麗に洗い皮を剝き上の材料の中身を詰め楊枝で止める。
2 ソースはオリーブオイルを熱し玉葱、大蒜をしんなりなるまで焦げないように炒めトマト、オリーブ、白ワイン、ローズマリー、ベーリーフを加え煮込みます。今日はトマトの量が少なかったのであまり煮込まずまだトマトの感触がある位にとどめましたがトマトソースのお好きな方はもっと多めのトマトで煮込んだソースをお作りになっても宜しいと思います。
ベーコンやチョリソーを加えるとこくが出るのでお勧めです。
3 しつらえた小烏賊をトマトソースの中に入れて小烏賊にさっと火が通るまで煮込む。15分位でしょうか。
(フランスの烏賊のトマトソース煮込みの時間は長いです。柔らかさを超えて固くなり、そのあと煮込み続けて再び柔らかくなるまで煮込みます.美味しい烏賊の味が抜けてしまいあまり好みではありません。 )
無花果のモッツァレラチーズ詰め
無花果は下手の部分を切り7部程度に4つ切りに包丁を入れる。
中にモッツアレラチーズ(水牛のもの)を入れ(好みでもっと大きく切ったものを入れても)ローズマリーを振りオリーヴオイルを少量振りかけ200度のオーブンで10-15分ほど焼く。
ガリガリの引き胡椒を利かせると美味しいです。チーズが入るので塩は無くとも。(水牛モッツァレラチーズは他のチーズに比べあまり塩味はありませんが)
牡蠣と無花果のオードブル
この日は久しぶりに主人と二人でゆっくりした日曜日だったのでオードブルに牡蠣を開きました。当地の夏の牡蠣は美味しいです。9月上旬で 真夏の暑い盛りの牡蠣より少しさっぱり上品な味。
無花果の一口大のカナぺを添えました。
トーストパンの上に薄切りの無花果を載せその上にほんの少しのロックフォールチーズを載せたもの。ほんの少しは私の好み、無花果の甘さを引き出すために・・・・・
朝の長女の疲れた様子でお産今日始まるかな?と思っていたのですが午後から持ち直し。明日は沢山歩くと言っています。
来週は孫の幼稚園の送り迎え給食を食べないので1日4回の往復忙しくなるでしょうが暇を見て更新したいと思っています。宜しくお願い致しますね。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。
しばらく更新がなかったので案じておりました。
お嬢様たちのご出産だったのですね。
ご実家のお母様の手がほしいときですね。
お忙しいなか、旬のイチジク料理、おおいに参考になりました。ありがとうございます。
お料理もさることながら、文ににじむやさしさや、きめ細やかな心遣いを味わっております。
お嬢様の無事なご出産を祈っております。
小烏賊のファルシ、トマトと相性バッチリですね。とても美味しそうです。無花果を添えたところが fleur de selさんらしいです。
無花果とチーズは合いますね。私はバルサミコを垂らしたりします。
まだお忙しい日々が続くようですが、ご自愛ください。
この小烏賊は私の大好きな烏賊です。とっても柔らかくて季節がありますが。バルザミコと無花果の相性は本当に良いですね。
気温も大分下がってきたいので、fleur de selさんも体調を崩されませんように。
シピロンが買えるのが羨ましい。
烏賊は煮すぎると固くなるけれど、その後に続けると柔らかくなるのですね。
私は固くなった段階で諦め、そのまま食べてました。
でも、やっぱり魚介は火を通しすぎない方が美味しいですよね。
イチジクが食べ放題なのは羨ましい限り。
チビッコ烏賊と小ぶりの無花果にお姫様1号か2号用
の料理だと思ったらご主人との二人っきりの食卓。
手のかかるチビッコ烏賊の詰め物ににご主人との
ラブラブさを感じました。
ヒイカでチビッコ烏賊の代用にしましたが、肉の
厚みと柔らかさが違うので別物になってしまいます。
フランスの烏賊や蛸の煮込みは皆長時間のものが多いですよね。確かに一度固くなってから煮込むと柔らかさが戻ってきますがエラスチック性が出てくると思います。無花果は昨年時期を過ぎてから剪定昨年は普通弱の実りでしたが今年は本当に沢山。例年より小さく美味しい無花果です。主人は収穫できないし私の留守中はどうするのかなと思っています。出かける前に少しジャムは仕込んできましたが。
無花果が沢山今年のものは例年より美味しく毎日無花果のお料理をしていました。娘のところにも沢山持ってきたけれど私の留守中どうするかなと思っています。まだまだそれはたわわに実をつけているのです。