こちらには秋刀魚は存在しないけれど現在脂ののった美味しい鰯が出回っています。懐にもとっても優しいお値段 1㎏ 4ユーロ程。私達夫婦は鰯大好きこのところよく食卓に出てきます。今日は現在まだ美味しい味のあるトマトとプロヴァンスハーブを使いオーヴンで焼き上げました。焼き魚のように煙も出ないしトマトと白ワインのソースの中でしっとり美味しい鰯料理が出来上がります。
鰯のプロヴァンス風オーヴン焼き
材料
*鰯 中型 8匹
*トマト 大2 皮を剥いてコンキャッセ(細かく切る)私はトマトの種は好きなので除きません。
*エシャロット 大2 微塵切り 玉葱1でもよろしいです。
*大蒜 3片 微塵切り
*レモン 半個 輪切り
*白ワイン 5cl
*フュメドポワッソン (チキンブイヨンでも) 5cl
*プロヴァンスハーブ(私はタイム、ローズマリー、オレガノなどの庭のフレッシュなハーブを利用)
*ローリエ、パセリ
*塩、胡椒
*パン粉(好みで)
*オリーヴオイル 少々
作り方
1オーヴン皿に少しオリーヴオイルを敷く。
2内臓をとって綺麗に洗い水気をとった鰯のお腹を含め塩、胡椒を振り おなかの中には少しハーブも振っておく。
3トマト、エシャロット、大蒜 レモンの半量を敷きローリエ、プロヴァンスハーブを載せる。 鰯を並べ上から残り半量のトマト、エシャロット、大蒜を載せ再びローリエ、プロヴァンスはーヴを載せ白ワイン ブイヨンをかけ パン粉を少し載せ(これは思いついて載せたまでで省いても宜しいです)オリーヴオイルを少し掛け熱して置いた180度のオーヴンで35分程焼く。初めの20分程はアルミホイルで覆うと火が良く回ります。その後にアルミホイルを取り除きます。焦げ目をつけたい時には最後の何分かグリルで仕上げても良いと思います。
このお料理は秋刀魚で作っても美味しいのではないでしょうか?
付け合わせはやはり今の季節美味しい隠元。フランスはトマトも隠元も出てくるのが遅いです。夏の初めのころのトマトはまだ温室栽培のものばかり涼しくなってきたのでもうすぐ終わってしまうだろうトマトですが現在は美味しいものが出回っています。フランスの美味しいトマトの時期は本当に短いと私は思います。
隠元も夏の間はとっても高価だったもの少し値段が下がりそれに柔らかくて美味しいです。
隠元は育てたことあるけれど一度に沢山の収穫は沢山植えないと難しいのですよね。コンスタントな収穫を求めるには時期をずらして植えなくてはならないし。お百姓さんの語ることには収穫の仕事は疲れて大変だそうです。お値段が高いわけですね。
隠元は固めに茹でてから冷水に取りオリーブオイルとバターを半々に熱した中でエシャロットと大蒜を炒めてから 上の鰯のお料理に使ったトマトのコンキャッセを少量残して置いたものと一緒に加え塩、胡椒 ローズマリーを加えてさっと炒めあげました。好み出レモン汁をかけて頂いても美味しいです。
まだいくつか鰯のお料理作った物があリます。一度に書くととても長くなるので またしつこく鰯のお料理次回にも続くかも知れません。苦笑
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一番おおいかな?
そんな訳で洋風鰯は目新しくて食欲をそそります。
トマト、エシャロット、ハープのベッドに
横になれる鰯ってお姫様抱っこされてる見たい(笑)
こんな調理法なら秋刀魚も気持ちよく成仏できそうです。
インゲンが良いお値段とは吃驚です。こちらではとてもお安い野菜の一つです。
昔、イギリスに住んでいたとき、裏庭で一畝、ロマノインゲンを栽培したらもの凄い豊作で、茹でて冷凍したことを思い出しました。あれはビギナーズラックだったのかしら。
こちらも露地物のトマトは8月くらいからしか出回りません。その代わり、11月の中旬まで出回ります。
大好きなのだけど、換気扇を回しても室内に匂いが残るので、外でBBQで焼くか、和風に煮るかぐらいで、変化が欲しいと思っていたところ。
以前ビストロ料理という日本のレシピ本で鰯のトマト煮というのを見つけ、作って見ようと思っていたのに、すっかり忘れていました。
お財布にも体にも優しい鰯。
美味しいうちに沢山食べたいですよね。
今朝、とっても美味しそうなお写真にレシピを拝見し、すこぶる元気に!ありがとうございます。
週末、ぜひ楽しみたいです。鰯、秋刀魚、いずれも美味しそうです。
色々活用できる素材ですよね。