Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

アッシパルマンティエ じゃが芋のミトロンソースグラタン

2006-03-07 20:38:42 | 肉料理 Viandes

フランス人大好きなじゃが芋。南アメリカ ペルーが原産地。16世紀に初めてフランスにお目見えしたのですが長いあいた毒で下品な食べ物として家畜の餌にしか使われていませんでした。18世紀後半になって薬学者のParmentier パルマンティエにより品質 生産方法改良その後 Orange royale 王室のオレンジといわれチュイルリー公園のながい散歩道にそって様々の花の中に植えていたそうです。
野菜を花壇の花と混ぜて植える庭造りは今とても流行っていますよね。野菜もハーブの花も美しい物ですし。花と野菜はお互いの美徳を分け合い害虫よけになりますしね。
話が外れました。我が家にもこよなくじゃが芋を好む者います。ことに長女。食べたい物は?と聞くとじゃが芋と答えるのです。ちなみに我が家にはいつも3種類のじゃが芋置いてあります。ピューレーやポタージュ用に使う良く崩れる物。蒸かしたりオーブン料理やソテーに使う実の崩れない物。そして長いフライドポテトのできる大きなサイズの物。
今日は冷凍庫に残っていたビーフシチュー利用してHachis Parmentier 風を作りました。(この料理の名前はもちろん貢献者の名にちなんだもの)どうして 風 というのかというと本来の作り方ではないからです。Hachiというのは挽くということ 本来はポトフーをこしらえた後の残った牛肉を細かく刻みブラウンソースで煮込みまずマッシュポテトを薄く引きお肉の入ったソースをその後に再びマッシュポテトをかぶせてグルイエールチーズを載せオーブンで熱々に焼き上げる物です。我が家娘達の小さいころ癖のないように牛挽肉でミートソースを使いました。いまだにその方が良いような気配。
ところで今日は簡単にビーフシチューの肉を細かく刻みソースとその上にマッシュポテトを絞っただけです。サンドイッチ状にはしませんでした。一つこつはというとマッシュポテトの作り方。じゃが芋はホクホクとしたでんぷん質の多い物 皮を除いてまず蒸します。茹でてしまうと水っぽくなるので。マッシャーでつぶしバターと牛乳少しで混ぜるわけですが私はバターが手元にほんの少ししかなかったので軽いライトの生クリームを入れました。バターより軽く仕上がりました。でもバターの風味は欲しいので少しでも是非加えます。にんにくの摩り下ろした物にナツメッグ 塩 胡椒。チーズと一緒に混ぜました。後は卵黄を刷毛で塗りオーブンに 。私のアッシパルマンティエ風ができました。
オーブンから出てきた熱々の物フウフウしながら皆1つのグラタンに集中。 大きくなった娘達いまだに大好きなのです。昨日お友達の家で食事に呼ばれた次女。今朝出がけに今夜何食べたい?と聞いたらアッシパルマンティエ 長い事食べていないものとの答え。 昨日食べちゃったよと答えたらそれはそれは怒りました。

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2 コメント

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Unknown (chichiwa)
2006-03-08 07:54:38
わははは。娘さん残念でしたね!!

私も食べたいです。



にんにくスープ、風邪予防に作ろうと思います!!ありがとう!!私の家ではジンジャーティーをゴクゴクのみます。フランスニ行きたい!!
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始めまして! (nori)
2006-03-08 17:56:20
先日コメントいただき有難うございました!!

お返事遅くなってごめんなさい

フランスに住んでらっしゃるんですね!!

素敵~~一度は行ってみたいところです~

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