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Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

ロワールの旅 眠れる森の美女の城 ユッセ

2008-05-01 23:43:14 | 私の住む街とフランスの紹介
ロワール河の旅。フランスでは一番美しいフランス語を話す地方と言われる 森 緑多くロワール河に合流する数々の川の数々。風景を越え はるか昔の 気品高い馬車の音 気位高い騎士の姿 そしてルイ14世の好んだダンスの音楽。聞こえてきません?



ロワール河に流れるアンドル(Indre)川の畔。

ユッセ城 ペローの有名な童話(ペローの原作は本当は大人向けのニヒルな作品です。機会があったら読む事お勧めですよ) 眠れる森の美女 の舞台としたお城です。



城の中には眠れる森の美女を語る蝋人形とこのお城を代々所有した家族の繁栄 絢爛な舞踏会を偲ばせる数々の衣装の美術館になっています。





この写真からは判らないけれど現代的なファッサードの部分かなりあります。
歴史については私簡単な知識しかないので敢えて触れませんね。






ご存知? お城にはいつもハーブの畑が在ります。自給自足 現代薬学の初め 圧倒される建築拝観の後ささやかな自然にふれほっと安心する光景です。



これはシャペル 教会堂



前にペローの眠れる森の美女についての御料理  ロバートソース。プログを始めた時期に一度ご紹介致しました。よろしかったらペローの原作のお姫様が目を覚ました後の話とお料理の話し。レシピも入っていますのでご興味の有る方は此処をどうぞ

載せきれないので何枚かの写真です。 楽しんでいただければ嬉しく思います。

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ロワール河の旅 ソーミュール(Saumur)

2008-04-30 20:17:01 | 私の住む街とフランスの紹介


またまたご無沙汰しております。バスク地方の小旅行より戻りまだ何もご紹介できず写真整理に追いまくられていた所で又主人の仕事でロワール河の御城巡りの旅に先週3日ほど発ちました。

主人は珍しく運転をしない人なので私がいつも運転手。初めは怖かったけれどフランスそれこそ何度も横縦断 かなり距離をこなし 最近では長距離運転になってもまあまあになってきましたね。バスク地方もやはり彼の仕事のためだったけれど。私楽しんでいます。大歓迎。

ロワール河の城を巡りながらのサイクリングの記事を書くため。この地方のお城はよく知っている主人ですがサイクリングコースを確かめるためにの旅行です。

私ももう一昔になるけれど(古いですね)誕生日プレゼントにアンボワーズの家庭に3週間ほど滞在したこともあるとても懐かしい地方当時色々お城巡り歩きました。

1日目ツールの観光局でのランデブーに始まり 彼がお勧めのサイクリングコース自転車こいでいた時 予約した初めての経験の農家の民宿をランジェ(Langais)で夜落ち合う事にして私はまだ訪れてた事のないロッシュ(Loche)へと南下。(機構がよくなかったので写真はいまいち。よいものがあったら後のご紹介致します)

2日目からは二人でまだ私が訪れたことのない主人お勧めのお城を巡ることにしました。
まずはソーミュール(Saumur).ロワール河のリブ ゴーシュ(左岸)の丘高くロワール河下流に目を見張らせているような本当に小さい でもとても気品高いお城です。



お城の前には小さいけれど葡萄畑。ソーミュールのワインは有名ですものね。ロワール河の谷間 陽のさんさんと当る斜面は葡萄畑が主賓。ロワール地方の赤ワインは魚料理ともよく合うワイン数々あるのですよ。



旅行中の私達の昼食はいつもこのようなピクニック。マルシェやお惣菜屋さん パン屋さんで幾つか土地の気になるものを見つけて景色のよいところで一息。

今日はソーミュール訪れる前に一寸腹ごしらえ。



この朝 3つテリーヌを買いました。

左 サーモン アスパラガス  ブロシェ スカンポ (ディルのソース)
真ん中 リエットにサンモール産の山羊のチーズが入ったもの
右 兎とプラムの入ったパテ

後は 
写真上 ミニチョリゾ (家に残っていたもの持参しました)
写真下 ロワール河地方で有名な アンドウイュ。



パン屋さんに入ったときこのタルトレットとても綺麗なのでデサートの欲しい主人のために。
林檎かな?とも思ったけれど洋梨でした。上のゼラチンは黒スグリ(Groseille)だと思います。一寸だけ味見させてもらって。軽くて私好み まねして作りたいと思います。



ロワール河の右岸から見たソーミュールの街。何となくパリセーヌ右岸から見る風景をかなり小さくしたような瀟洒な風景と思いました。
時間がなく街の中を散策する暇とれなくとても残念。さっと見ただけれど好きな街の雰囲気。此処ラロシェルから車で2時間でいける近さなので近いうちに訪れたいと思っている私です。

旅便り一度に書くと退屈と思います。私の料理の紹介のもしたいし一寸ごちゃ混ぜな記事を書きたいと思うのですが。どうお考えになります?


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エスプレットのお土産

2008-04-19 14:42:30 | 私の住む街とフランスの紹介
ラロシェルのマルシェでもバスクの産物出回っています。でもやはり当地で何か買いたいでしょ?エスプレットは日曜日の早朝の訪問。マルシェは水曜日のようで残念。バスクの人々は信仰深いようだから日曜日は休日日なのでしょう。とても静かな日曜日の朝でした。



でもやはり観光地。お店は開いています。(主人は観光地の値段だからやめなさいと言ったけれど今回の旅行 時間が無いのでショッピングの暇は無いと思い 彼がフラフラ散歩中に. ね!!! ラロシェルで買う値段よりちょっぴりだけれど安かったです。)
これが買ったもの。



まずチーズ

左上 kukulu ククルというエスプレット特産のbrebi(ブルビ)雌羊のチーズ
右上 ossau-iraty は有名な AOC(1980年より)の雌羊のチーズ
左下 エスプレット周辺の土地の人の作った山羊のチーズ
右下 同じく土地の牛のチーズ

ossau-iraty が一番個性の強いお味です。他のチーズは塩加減も少なくデリケート。圧縮タイプのチーズなのでほんの少し噛み締めながら食べると本来の変な話だけれど動物の香ばしい香り草原の香りがします。



chorizo ちょりぞ 唐辛子を買ったお店の人が所有している農家での自家製だそう。doux(マイルドなもの) fort(辛いもの)と在りますが私は後者を購入。
味をごまかす辛さではなくて美味しいです。サラダに入れてもアクセントが効いてよいですね。バスク風サラダにバイヨンヌ製の生ハムやらちょりぞ 入っています。

又主人の一言。勿体無い。美味しい生ハムやちょりぞはそれ自体の味をひしひし味わうべきだ。いつも一言多いですね!!!(苦笑)



まあ買わなくてもよかったのだけれど話のねた に?

左より
Bazk'Alde 唐辛子粉が12,5パーセント入ったマスタード

Jeiki エスプレットの唐辛子のピューレー 100パーセント

Piment d'Espelette 唐辛子粉

Sagarroia 林檎 唐辛子 砂糖 林檎酢 レモン 蜂蜜入りのチャツネー(これお肉だけでなくソーセージに付けて食べても美味しいです。ラロシェルのマルシェで試食して美味しいなと思いこれは買いたいと思っていました。)

Nihia 唐辛子入りのゼリー(Brebi のチーズやヨーグルトと食べても美味しいそう。御料理カラメリゼする時焼肉をする時塗ると美味しいと言われました。日本の甘辛焼肉みたいにフルーツの香りがと思います。)

唐辛子はもちろん皆エスプレットの唐辛子です。
あまり辛いという唐辛子ではないのですよ。口にした後味にじわじわ土地の人々はこしょうのように使うようです。

尚発音は難しくて解らないのでカタカナ書きは省略させていただきます。(笑)



唐辛子のゼリー 大きいケースでお買い得だったので惜しむことなくふんだんにお料理に使いたいと思い購入。(研究して似たもの自家製のもの作りたいとの考えも)



Aixa 苦味のあるPrunelle(りんぼくの実)のリキュール。
これは昨夜とまったホテルのマダム手作りのジャムがほろ苦くて美味しくて気に入ったから。(このりんぼくの実 私の住む地方にも野生に生えています。植物に詳しかった義父との散歩中につぶれるように熟したものはとても美味しいよと聞かされていたものです。)

Irouléguyワイン バスク地方のワインは全然わからないのでお店の方のお勧めワイン。昨日試飲。かなりタニンの強い力強いワインと思いました。



留守番役の娘へのお土産。彼女の好物ガトーバスク。真中にさくらんぼのコンフイチュールの入ったものとクリームパティシエールの入ったものと。彼女は絶対にクリーム。
誰が食べたのか知れないけれど あれあれ おっとっと、、、というまになくなってしまいました。
そのうち作ってご紹介したいと思っています。



そしてこれ!!! やはりね。
大蒜の吸血鬼よけではないけれど厄除けになりそうな心持で買ったのだけれど駄目かしら?

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バスク地方への小旅行 エスプレット

2008-04-18 17:17:24 | 私の住む街とフランスの紹介
ご無沙汰しております。先週の金曜日早朝コニャック地方で温泉療法をしていた義姉の退院手助け。ボルドーの彼女のアパートで前日仕込んで持参した 仔牛のブランケットをゆっくり昼食の後 私と主人は車で南に向かって出発しました。

フランス南西 古い歴史の街 Auche(オッシュ)に興味が。そしてまだ訪ねたことのない興味しんしんのバスク地方
訪れた道順通りではないけれど今日はとても温度の落ち込んだ寒い日なのでバスク地方 ホットな唐辛子の街Espelette エスペレットのご紹介から始めたいと思います。



丘の上の街の入り口の郵便局

バスク地方
 フランス スペインにまたがります。この地方の言葉はフランス語でもスペイン語でもないバスク語。バスク語は日本語と構造が似ているとは知られた事です。あちらこちら フランス語圏ではフランス語バスク語使用 両方で表示されているけれど 日本語と似ているというバスク語はさっぱり。発音も出来ない私です。(苦笑)

前日バスク地方に入ってまもなくの村で小さな庶民的なホテルに宿を取りました。フランス学校春休み中だったのにもかかわらずまだシーズンオフでどのホテルもしまっている田舎で 19時半近くになってやっと見つけたホテルは泊り客は私達だけ お料理はごく素朴で心温まるものでした。(スパイするのが好きなので帰宅して即作って見たバスク地方の御料理。明日にでもレシピと共にご紹介致しますね。)

前置き長くなりました。

それは透明な光の朝の中 海辺へSt.Jean-de-Luz, Biarritz, Bayonne の方向に向かう予定。その途中の小さな街エスペレットは唐辛子でとても有名なので是非訪れてみたいと思っていました。



バスク地方典型的な家作りは?
木組みは赤く(エスプレットの村では上に白く塗られていてはっきりと解りませんが次回の村の写真でご紹介します)。敷地の広い大きな何階もある大きな家。屋根は赤い瓦 軒の長いのは雨よけのため。
唐辛子が活動の命の町。唐辛子を乾燥するための好条件 太陽も揃っているのだけれどもも。雨から守る此処は必需。
1999年よりAOC の光栄を受けている唐辛子は2ヶ月かけて家の外壁に吊るして乾燥 その後オーブンで更に完全に乾燥させるそうです。



ご覧下さい。本当に沢山唐辛子吊下がっているでしょう?









フランスの地方を散策すると古き時代のなんとも素晴らしい豪華だけではなく手の懸かった建築物至る所で出会います。 磨けば輝くのに都市計画の失敗 酷い街になってしまったり なおざり なんとも見られないようになっている街の数々随分見かけ悲しく寂しい想いは沢山。古い街を建て直すには資金も住民の協力も必要ですものね。

このエスプレットの村を見て 何も遺跡も歴史もない村が唐辛子の存在を中心に村の人々が力を合わせ美的調和ある村を築きあげている姿 賢いなと思いました。市役所かなり借財もあるようなんだよと言葉を交わした村人が。観光を前盾に皆協力姿勢なのでしょう。



丘を下るとバスク地方典型的な教会。17世紀のものです。


村を離れる道際に大きなチョコレート屋さんが。唐辛子入りのチョコレートで有名な、、、名前は何だったかな? 沢山観光バスが止まっていました。日曜の早朝のひとときをこの小さな村で楽しみ 私達はそれを横目に次の街に。

旅行前に色々コメントいただいた方お返事遅れています。明日にでもご挨拶致しますので御免なさいね。


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初めて作ったイースターエッグ

2008-03-24 18:02:06 | 私の住む街とフランスの紹介
今日は復活際(イースター)の翌日の月曜日 祭日。お天気が悪くてとても寒いのので皆さん家族団欒家の中でなのでしょう とっても静かな一日でした。
卵の形のチョコレート何週間も前から 沢山お店に出回っていました。庭に隠してそれを子供達が走り回って探す行事はもう成人した娘と楽しむ事はないけれど 初めてイースターエッグ作ってみました。



昨年の復活祭の時ベルグラードに住んでいた娘からお友達のお母さんが作ったという
綺麗なイースターエッグの写真を見せてもらい(昨年この記事でご紹介)昨日急に思い立って作って見たくなったのです。私の作ったものは本当に単純なモチーフで恥ずかしいのだけれど。

作り方もあまりよく判らないので(娘は詳しい事は聞いていないと言うし)
(フランスのネットにはチョコレートで作るものが大半。中味を抜いてチョコレートを流したり 殻に色つけ絵を描いて楽しんだりのものが多いです。)

その後卵食べる食べるのだから 毒ではない植物 たんぽぽやクローバー 若い小さな楓の葉 パセリにフェンネルに小さな野の花を摘んで色々試してみたけれど これ以外と難しいです!!!

2回に渡り作成。初めは卵白(米をつぶして糊にしよしようかとも思ったけれど)を塗って卵に貼り付け 痛んだストッキングに包んで見たけれど ずれてしまったり フェンネルのような細かい柔らかい葉は煮ているうちに解けて模様出ず。楓のような葉は厚みがあるので葉がぴったり貼りつかず卵の間に液が入りモチーフがよく出なかったり。花と一緒の凝った模様は何だか解らないようなものになってしまったり。

2度目にはパセリやクローバー シンプルな形な素材をさった湯がき貼り付けたら(初心者なのだから欲張ってはいけないのですよね。笑)これは割りとうまくいきました。薄い葉のものがぴたっとくっ付いて鮮明なイメージが出ます。

色付けは玉葱の皮にパプリカを加えたもの 卵を入れる前に何分か色がでるまで煮て卵がかけないように塩を入れ(色が冴えるのではと思い お酢もちょっぴり入れてみました)15分ほど煮て一夜そのままに。

2度目は前回残りの同じ汁を使用 玉葱の皮を追加して30分位煮てから5時間ほど後で試してみたら1度目より濃くがついていました。





ビーツの皮でも試してみたけれど何時間経ってもあまり色がつきません。最後にあせって玉葱の皮の煮汁の中に入れて放って置いたら ほら上の写真の真ん中のように茶色く色付きました。



ストッキングに入れる代わりに(これ筒状を切らないと素材が動いてしまいます)このようにガーゼに包んでしっかり紐を結び動かないようにすると簡単です。




ところで2回目に作る時 白い殻の卵で作りたいと思い探したのだけれど何処のスーパーに行っても置いてないのです。赤玉のみ。日本でもそうなのでしょうか?
市場に行っても同様。(小型種の雌鶏の卵は白いもの多く時折見かけるのだけれど)

やっと見つけた白い卵はアヒル(雌鴨)の卵。
卵黄 こんなに艶があるのですよ。殻も薄くて光が通ると透き通ってみえるのですよ。お値段 鶏卵の2倍以上するので勿体無いので使用しないことに決めました。(笑)



卵だらけ。皆で朝食に一つずつ。今夜はビーツとじゃがいものサラダに入れようと。 明日は卵のココナッツカレーにしようかとも。20個試しに作ってしまったので翌々日も卵料理続くでしょうね。あひるの卵もあるし。お友達にプレゼントとも内心。(苦笑)

昨夜はオニオングラタンスープでした。何しろ玉葱皮の量わからないからかなりの量剥いてしまいました。でも我が家皆玉葱大好きだからそれは好いのだけれど。

もう一度まだ少し残っている野性のすみれで挑戦したかったのだけれど娘に卵ばかりは体によくないわと睨まれたので来年に持ち越します。今から宣言してよいのかしら?


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