登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

栃木:奥日光【根名草山~金精山】

2007-10-19 | 栃木の山
2007年10月15日(月)~16日(火)

《往路》 10月15日(月) 渋谷6:40 ⇒ 北千住7:21 ⇒ 鬼怒川温泉9:31-10:15(日光市営バス) ⇒女夫渕11:50

《歩行》 10月15日(月) バス停・女夫渕12:06~【奥鬼怒自然研究路】日光沢温泉14:06(チェックイン)~【鬼怒沼方面散策】オロオソロシの滝展望台14:44~アスナロ説明板で折り返す15:07~日光沢温泉16:05(泊)=行動時間3時間59分

《歩行》 10月16日(火) 日光沢温泉5:44~手白沢分岐7:04~根名草山8:47~念仏平避難小屋9:47~温泉ヶ岳10:45~金精峠11:41~金精山12:33~国境平12:56~【中ツ曽根】登山口14:39~【川で靴・雨具の泥落し】バス停・湯元温泉15:09=行動時間9時間25分

《帰路》 10月16日(火) バス停・湯元温泉15:09【足湯&入浴】ー16:11(バス) ⇒ 東武日光17:27-18:10(東武) ⇒ 北千住20:42 ⇒ 渋谷21:30



10月15日(月)
自宅から登山口へ到着するまで6時間を要する。日光沢温泉へチェックインしたのが、14時である。
初日は鬼怒沼散策の予定だったが、日光沢温泉の小屋主人が「時間的に沼までは絶対無理です」と断言する。主人に心配かけるといけないので、15時にはバックすることにして、行けるところまで登る。
紅葉狩りに来ているハイカーが続々と下山してくる。
展望が得られるところまでさえも行けず、戻って温泉につかる。
部屋には温かい炬燵が用意され、夕食にでた虹鱒の塩焼き・クレソンの天麩羅は美味だった。 

【鬼怒川に沿って自然歩道をさかのぼる】


【鬼怒沼に向かう。根名草山方向に‘オロオソロシの滝’が見える】


【アスナロ説明板の所で時間切れ、鬼怒沼まで到達できず。宿へ折り返す】


【日光沢温泉へ戻る】


【日光沢温泉の露天風呂】19時~21時が女性専用になる


10月16日(火)
外があかるくなるのを待って出発する。主人が色々アドバイスして送り出してくれる。今年の6月に金精峠までコース整備をしたそうだ。
その時の赤テープが心強かった。

根名草山までのコースタイムが登山地図上で誤記されている。
1時間早く着き儲けた気分、温泉主人のアドバイス通り、ゆっくり歩こう。

念仏平避難小屋から金精峠間は、しばしば笹藪こぎを強いられる。
背丈がすっぽり隠れる密藪と格闘する。
温泉主人が歩いた6月は、笹が残雪の下だったのだろう。
猟師が道迷いをしないよう念仏を唱えながら歩いたというのは、笹原のあたりだろうか。

霧雨が一日中降り続く。その上、藪漕ぎをしたものだから、靴の中まで、濡れてくる。

金精山の岩場を緊張して登る。私にとっては、下りに採りたくないコースだ。

国境平で白根山への道を右に分けて、湯元温泉へ下る。
この間の登山道は悪路ワースト2だ。登山道が背丈ほど、掘れている。火山から噴出したような巨石がゴロゴロ。笹の根っこがツルツル滑る。‘百貫の大下り’に負けない急坂が続く。もう勘弁してと泣きべそをかきながら1時間ほども下る。

今日は、誰一人にも会わない山だった。

湯元温泉で、賑わっている足湯を見つけ、私は1も2もなく入る。足を温め、元気を取り戻す。
湯元温泉バス停で思いがけない再会が待っていた。この春、禅行者道ハイキングの帰途、車で駅まで乗っけてくれた方だ。その時の礼を述べ、ここいらのお勧め温泉、「湯元温泉寺」も教えてもらう。空いている「湯元温泉寺」温泉で温まり、人心地を取り戻す。

毛糸手袋を靴敷き代わりに敷いて・・我ながら‘名案’!帰途につく。

【霧に煙る紅葉】 6景







【ゴゼンタチバナの実】


【シラビソの原生林】


【根名草山】


【念仏平避難小屋】


【温泉ヶ岳】


【金精峠】


【金精山】


【オオカメノキの実】


【国境平】


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