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モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にします。
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子どもに「命令」ではなく「提案」を(小1息子)

2011年01月28日 | 子育て記録

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https://ameblo.jp/kodomonoie-aiai/

息子の小学校の参観日でした。
子どもたちが手をあげて、先生が「○○くん」とあてると、
意見や答えをいいます。

そのとき、
「~だと思います。みなさん、どうですか?」と聞きます。
そのあと、意見を言いたい人は、また手をあげます。

人差し指は、つけたし。
グーは、違う意見。
チョキは、賛成。
パーは、意見などをいうとき。

私の子ども時代も、黒板の近くに貼ってあったのに、
使い分けをしたことがなかったのですが、
息子のクラスは、しっかり使っていました。
(普通は、使い分けするのかな?)

ひとつ、いいなーと思ったのは、
同じ意見でも、チョキを出して、
先生から「○○さん」と当てられると、
「○○くんと同じ意見で、~だと思います」
と答えていたところです。
昔は、同じ意見だったら、
手をあげる子どもっていなかったと思うのですが、
意見をいう機会を与えられるって、いいことですよね。

もうひとつ。
「反対」という言葉がないこと。
息子に「グーは、反対?」と聞いたら、
「反対っていうのはないよ。違う意見を言うときだよ」と
言われました。
「反対」と言われてしまうと、
否定された気持ちになってしまうけど、
「○○さんとは違う意見ですが、・・・」と
言われれば、「そういう意見もあるんだ」と
思えますよね。

先日、新聞の投書欄で、
「国会中継のヤジを見てがっかりしました。
中学生の私たちでもあんなふうにはしません。」
というのを読みました。
政治の内容は、さておき、
「話し合い」というものがどういうものか、
大人が見本を見せなければいけませんね。

息子の授業参観を見て、今時の小学生は、
建設的な意見を交わしあう練習をしているんだなぁ
と、参考になりました。


何の参考かというと・・・。

最近の息子(小1)は、習い事から帰ってくると、
疲れるらしく、行動がとーっても遅くなります。
ダラダラして何もしないので、声をかけて、
やっと動くという感じ。
宿題とかピアノの練習とか・・・
やっと終わって、ごはん食べた後は、
何をするわけでもなくぼーっとしたり、
ダラダラして、お風呂になかなか入れない。

こういう話、他の方からもよく聞くので、
わが家だけではないと思いますが・・・

眠くてしょうがないのがわかるので、
余計に早く終わらせて寝た方がいいんじゃないかと
母としては思ってしまいます。
全然モンテッソーリじゃないと思いつつも、
「やったの?」「まだなの?」「早くやったら?」
「やりなさい」・・・最後は、命令です(><)
結局、息子は好きなことが週末しかできない状態。

よくない状態が続いているので、
「そろばんから帰ったらすぐお風呂にしたらどう?」
と言うと、「ええーーやだーーー」

そこで、今日は、提案してみました。
学校風に、手をあげて、
「はい。提案があります。
最近、ダラダラしてしまって寝る時間も遅くなってしまうけれど、
そろばんから帰ってきてから、お風呂に入って、
それから宿題とかして、ごはんにしたらいいと思います。
そしたら、あとで、好きなことをする時間が
あると思いますが、○○くんは、どうですか?」
息子は、だまって、チョキ(賛成)を出しました(^^)

お風呂に入っても、眠そうなのは変わりなかったけれど、
それでも、ごはんを食べた後、歯を磨いたらすぐ遊べる
というのは、よかったみたいで、寝るまでに
1時間も遊ぶ時間があり、
「やったー!1時間もある!」とすごく喜んでいました。

学校風に、
「どうでしたか?」と聞くと、
「そろばんから帰ってきて、
すぐにお風呂に入ってよかったと思います」
と答えていました(^^)

年齢が低いとそういうわけにもいきませんが、
1年生で、こんなふうにやりとりできました。

子どもが自分で決めるということも大事ですが、
大人が枠を決めてあげた方がよいこともあると思うのです。
そういうときに
「命令」ではなく「提案」の方が民主的・建設的ですね。

わが子となると、つい油断してしまいますが、
これからも、「提案型」で行きたいと思います。

 

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「ぼくのやることがなくなっちゃう」~小1息子とパン作り~

2011年01月22日 | 子育て記録

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今日は、息子がお昼にパンがいいといいました。

パン好きなのですが、平日は、できるだけご飯を食べさせたいので、
パンは週末だけにしています。

「食パンにしようかな~」
(パン焼き機で材料入れるだけで簡単にできるから)
と言ったら、
「えーーー、ぼくのやることがなくなっちゃう」と言いました。

好きなパンを作りたかったらしい。

へぇ、今日は、やる気なんだぁ。

「じゃあ、生地だけにしよう」
ということで、第1発酵までパン焼き機にお願いしました。

生地の半分は、息子に任せています。
熱中しています。粘土細工?


チーズ入りカブトムシパンだそうです。


焼き上がり。左はバッタパン。右がカブトムシパン。
膨らんで、よくわかりませんが(^^)ゞ
自分で作ったものは、おいしいですよね。
うれしそうに食べていました(^^)

↓小さいころから大好きな絵本です。
いろんな形のパンが出てきて、「これとこれが食べたい」
と言いながら、楽しく読んでました。今でも好きな本ですよ。
からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))

息子が小さいころは、パン焼き機は買ってなくて、手ごねしてました。
結構時間がかかるし、息子がやりたがるので一緒にこねることもありました。
初めから一緒にやると、粉が飛び散って大変なので、
粉がなくなってから、やってもらうといいですよ。

夜寝る前にこねておいて、冷蔵庫でゆっくり発酵させるというのも作りました。
コネ3分!まんまる◎ふんわり簡単パン
これだと、こねるのも時間がかからず、朝起きると1次発酵できているので、
そのあと、息子と好きな形にしたり、好きなものを入れて作ったりできました。

それでも、私自身がこねる時間を短縮したくて、
少し前にパン焼き機を買ったのですが、
生地づくりが簡単で、気軽にパン作りができます(^^)ゞ

子どもにとっては、こねることもいいと思うのですけど。
よかったら、手ごねもやってみてくださいね~~。

 

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折り紙で作る八角形の箱(小1息子)

2011年01月20日 | 子育て記録

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モンテッソーリ育児日記inアメリカで紹介された
折り紙16枚で作る、8角形の箱を早速作ってみました。

つくり方はネットで検索してコピー。
「こんな箱ができるみたいだけど、やってみる?」と
息子に聞いたけれど、興味なし。
イメージがわかなかったのかな?
とりあえず、自分が作りたかったので、
息子が違うものを折っている隣で、一人黙々と折り、やったー!完成!!


ユニット自体は、思ったより簡単で、
組み合わせるときに、ちょっとコツがいるくらいですね。
こんなものが組み合わせて、できるなんておもしろいです。
これを考えた人って、すごいと思います。

かなり時間が経った後、息子が「やっぱり同じの作りたい」と言ってきました。
私が、折っている間、きっと横目で見ていたのでしょうね~^^
観察していることも大切なので、無理矢理やらせない。
自分からやりたいというときは、集中しますね~。
1度、折り方を教えたら、すぐ覚えました。
組み合わせている途中(↓)


虹色(虹とは少し色が違うけど)の箱、完成です(↓)

これは、完成したとき、満足度、高いですねー。

ただ、1枚1枚角をしっかり合わせて折らないと、うまく組み合わせられないので、
基本の三角折りなどができるようになってから挑戦してみるといいと思います。

折り紙の本、早速ネットで注文してしまいました。
よさそうだったら、またご紹介しますね。

 

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子どものやる気はいつ出るかわからない(小1息子)

2010年12月28日 | 子育て記録

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年の暮れも迫ってきましたが、大掃除、進んでますか?
寒い年末にやらない方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は、少しずつやってますが・・・

昨日は、息子が、朝ごはん食べた後、突然、
「今日、大掃除する!」と言い出し、
「リビングと2階と廊下のぞうきんがけするね!」
と言って、突然、息子の大掃除が始まりました。

床掃除は、他の場所が終わってからでいいかなと思っていたのですが、
息子は、言ったとたん、いきなり始めて、
家具とかマットとか移動させないで、あいているところだけ
やっているので、あわてて退かせました(汗)
「後でね」と言っていると、やる気なくすので。
やる気になっているときに、やってもらわないと。
やる気はいつ出るかわかりませんから。

やり方が気になるときは、初めに言って、
あとは、がまん・・・
何度も言いたくなりますけど・・・
がまんできずに、つい言ってしまったりすると、
不機嫌になります。
あ、まずいなと思ったら、それ以上言わず、
最後は、やっぱり、
「ありがとね~」ですね。

やるときは、やる。
やらないときは、まったくやらない。
息子は、ホント、はっきりしてます。

先日は、冬休みの宿題、まったくやらないので、
任せようと思いつつ、やっぱり気になって、
「いつやるの?」って聞いてみました。
「明日、やる。今日は、休み~」

うーん。もし、「明日やる」が毎日だったら・・・
とちょっと不安になりながらも、その日は様子を見ました。
ずーっと、絵を書いたり、アイロンビーズをしたり、
工作したり、・・・思う存分一人遊びをしていました。

次の日、「今日は、宿題やる日なんだ~」と、
朝から、ずーっと宿題をやり続け、
日誌1冊ほぼ完了(日記などは残して)。
その集中力に、ちょっとびっくり!!
さすがに疲れたと言ってましたが。

あとは、計算プリントが残ってますが、
今日も、ずーっと遊び続け、明日やるそうです。

一応、息子の中には、何日までにやると
計画があるそうで。
自分でやると言ったら、やれるんですね~


「○○をやりなさい」と言うと、
「はーい」と返事だけして、やらない。
「じゃあ、いついつまでにやりなさいよ」と言うと、
「はーい」と返事だけして、結局やらない。
「やるっていったでしょ!」と叱っても、
実は、
これは、人が決めたことで、自分で決めたことではないのですよね。

「自分で決める」ということは、
内面から湧き上がってくるものなんでしょうね。

ふと、こんなことを思いました。


でも・・・
やっぱり机の上に物が散乱していると、言ってしまいます~
だって、よく物がなくなりますから(涙)
でも、最近は、少しマシになってきたかな。


さて。
友人を中心に、サークルを始めてから、
息子が卒園した園で勉強させていただいたり、
ブログを始めたり、研修に行き始めたり、
新しく入会してくださった方もいたり・・・
今年は、本当に、たくさんのステキな出会いがありました。
私にとって、今まで歩んできた人生とは、まったく違う道で、
不慣れなことも多々あり、ご迷惑をおかけしたこともあると思います。

それでも、
来てくださる方々、
アドバイスしてくださる方、
応援してくださる皆様のおかげで、がんばることができました。
どうもありがとうございました。

つたないブログですが、楽しみに読んでくださる方、
応援クリックしてくださる方、
少しでも、子育ての参考にしていただけたら、幸いです。
皆さんのコメントやメッセージも、がんばる力になっています。
どうもありがとうございました。

まだまだ未熟者ですが、
来年も、お付き合いの程、よろしくお願いいたします。
皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

 

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子どもに「ありがとう」(小1息子)

2010年12月22日 | 子育て記録

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夕方、片づけをしていたら、
ビーズの入ったケースを上から落としてしまい、
床の上に、散乱してしまいました。
細かいビーズだったので、かなりショック~~(T_T)
だったのですが、見ていた息子は、
「大丈夫?手伝ってあげる」といってくれました。

さらに、
「お母さん、夕飯の準備してきていいよ。
色分けもしておいてあげるから」と(感涙)
細かいビーズをピンセットで色分けしてくれました。
多少、間違っていたけれど、そこは目をつむって、
「ありがと~~~!!助かったよ~!」と
何度もお礼をいいました。

いつもはのんびりマイペースな息子は、
人が困っているときは、なぜか行動が速いんですが、
助けてあげられるようになったのね~と、うれしく思いました。

一仕事終えた後の息子は、
モンテッソーリのお仕事を終えたのと同じような満足そうな顔をしていました。
「ビーズの色分けのお仕事」として用意しても、
今の息子では、絶対やらないと思いますが、
満足感を得るのは、教具だけではないのですよね。

年齢が低いと、行為(お仕事)そのものに興味があるのですが、
年齢が上がってくるに従って、人の役に立つことに喜びを見出すとのこと。

学校での係の仕事で、先生のお手伝いを
一生懸命がんばっていたそうで、役に立ちたいって思ったのでしょうし、
やっぱり「ありがとう」って言われたらうれしいですよね。

これから、子どもたちにとってはうれしい冬休みですね。
きっとお手伝いしてもらうこともあるでしょうから、
「ありがとう」って言ってあげたいですね。

 

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