餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

何にでも始まりが有

2024-05-05 12:07:29 | 本と雑誌

4/20分です。
今日は市民講座の読書会。今回のテーマははじまりの一冊でした。皆さん読書家です。私は高校の時読んだ「不確定性原理」にしました。もともと答えがピシッと出るものが好きでした。推理小説や科学の発展の本など謎がわかる本が。でもこの本は知ろうとする観察者の存在が本来の状態を変えてしまうというものでした。ちょうど理系に進むか文系に進むか悩んでいた時期。案外必要なのは答えの出ない問題の方かもしれないと、文学に行くことにしました。4年で嫌になったけど。久々に読んだらやはり面白いです。相変わらずわかりませんが。ついでに昨日読み終わった「遠まわりする雛」も。表題作で千反田さんは理系を折木君は文系を目指すことが描かれていました。折木君が選んだ理由は私と同じ消極的な理由でしたが、千反田さんの選んだ理由が切ない。色んな始まりに出会えました。しかし「不確定性原理」改訂されて今も出ているんだとちょっと嬉しい。


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