餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

みかけはこわいがとんだいい人だ

2006-06-30 23:55:06 | 日記・エッセイ・コラム
昨日書いたクモ、調べてみるとアシダカグモのようです。ほぼ全国にいる、一年中見られる…今まで見たことないのですが。そして、積極的にゴキブリを食べてくれる益虫です。知らないこととは言えすいません。どう見てもタランチュラですって。
http://mirukashihime.cool.ne.jp/asidaka2.htm
大きくても女郎蜘蛛くらいなら触ってもいいのですが。日本の蜘蛛に見えませんって。
しかし、上司に「○○さん、このクモ何?」って聞かれました。「いえ、わかりません」
「○○さんでもわからない虫がいるの?」あのー、虫は嫌いではありませんが全然詳しくないですよ。人を昆虫博士みたいに言わないで下さい。ちなみにクモは昆虫ではありません。
私が虫を見る基準は一つ、食べられるか食べられないかです(私がじゃないですよー、飼っている魚達及びサンショウウオがです)。


日常の

2006-06-29 23:53:05 | 日記・エッセイ・コラム
同僚の女の子がトイレの中にクモがいると知らせてくれました。大きいクモだとのこと。
「じゃあ、捕りに行くわ」
てっきりガガンボのように体は小さいのに足が長くて大きく見えるクモだと思っていました。
「いないよ」
「その箱の陰です」
箱を動かしてみると飛び出して来たのはタランチュラ系のクモ、天井に駆け上がっていきました。
セアカゴケグモではないけど、保健所系か?
虫は嫌いでないけど、さすがにつかめませんでした。良く見ると卵の塊を持っています。
手に負えないので男の人を呼びます。床を磨くブラシを持って来て外に追い出していました。窓辺まで追い詰めたものの外に出そうとした時クモが白い卵の塊を放しました。それにブラシが当たった途端無数のクモの子が一斉に四方に広がりました。ぞわぞわぞわ。
なるほど、クモの子を散らすとはこのことか(感心している場合か)。殺虫剤をとりに走り、掃除機で吸っていました。さっと外に逃げてくれたら殺さずに済んだのですが。誰かが飼っていたクモでも逃げたのか、と話していました。
うーん、日常の謎は結構好きですが、日常のホラーは勘弁して下さい。


途上

2006-06-29 00:06:04 | アート・文化
出勤すると仕事がいっぱい、いいの幸せだから。
推理小説を解説してもらうって新鮮です。伏線見落としまくりでした。
終わった後岡山駅をほけほけ歩いていると「無言館展」のポスターが目につきました。見ると駅の近く、夜8時まで。見ようと引き返しました。
戦争で亡くなった画学生達の残した作品を展示している「無言館」という美術館の展覧会です。
最初に飛行兵の絵の複製画がありました。剥落がひどくてほとんど絵がわかりません。他の油絵もかなり剥落しています。彼等の手紙や写真も展示してありました。途中に最初にあった飛行兵の絵の写真が。存在感のある堂々とした絵でした。当時の絵の具が悪かったのか、それとも未完だからか。仕上げられないというのが悲しいなと思いました。やはり修復したりニス塗ったりしたらいけないのでしょうね。
観ていくとつい最近描いたばかりのような鮮やかな色彩の絵があって驚きました。見るとそこから日本画でした。日本画ってすごい。湿っぽい日本の風土に合わせて発展したものなのでしょうね。
こんな言葉がよく添えられていました。
戻って来て続きを描きます。


ミッション・インポッシブル

2006-06-27 23:52:47 | 日記・エッセイ・コラム
石井先生の岡山商業大学の文学の講議が聞きたいと思っていました。本人のHPに公開講座はありますか、と問い合わせたところ忍び込んで下さいと答えが帰って来ました。休みをとって忍び込んで来ましたとも(本当にするか?)。薫葉さんも予定が空いたら来るということで、潜入につきあってくれました。
今回の教材は横山秀夫「顔 FACE」第5回目でした。予習しておいて良かった。推理小説の講座があるなんていいなと思うのですが、授業風景もずいぶん変わったなと思いました。寝ているのはいいけど、ウォークマンはないでしょう。
後でZEPHYRの話を聞かせてもらいました。にこにこ。


2006-06-27 00:01:21 | 本と雑誌
横山秀雄「顔 FACE」読了。
すぐれた短編集読むの好きです。D県警の婦警さんが主人公です。読みながらもったいないなと思いました。すぐれたミステリなのに警察小説に分類されるので、本格好きの人はなかなか手にとらないでしょう。意外な結末がちゃんとあるのに小説部分がうますぎてそれが隠れてしまうのです。いっそのことそれがない方がすぐれた小説になるのではと思いつつ、やはり好きなんでしょうねぇ。