餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

ドクターヘリの秘密

2018-09-22 22:04:22 | 本と雑誌

和氣晃司「空飛ぶ救命救急室 ドクターヘリの秘密」読了。

昔にドイツのドクターヘリの番組を見て、日本から視察が次々来るが取りかかったという話は一向に聞かないとありました。日本は遅れているんだなとその時は思いましたが、1995.1.17の朝すごく静かな鳥さえ鳴かない空を見てとてもがっかりしました。後で現場に行こうとヘリをチャーターしようとした医師が問い合わせると全部報道関係が押さえていたというのを聞いて怒りが。その後ヘリの航空法に関する法律をぱらっと見て日本にドクターヘリは無理だと思いました。日本でドクターヘリが正式運用されたのは2001年4月のことだそうです。私はもうドクターヘリなんて夢物語だと思っていましたから、ドラマが始まったときもふーんくらいの感じでした。本当に活動していたのね。映画を見た時なるほどと思ったのはヘリポートが病院前にあったこと。かなり広い敷地でした。そうかこういう手があったのね。住宅地の中ではまずできません。で、実際の活動を読んでみようと。写真も多く子ども向けに書かれたわかりやすい本でした。現在運行されているのは42道府県ちゃんと普及しています。ドラマ見ておけば良かった。

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キラキラ湯飲み茶碗

2018-09-15 22:01:31 | 本と雑誌

一色さゆり「骨董探偵 馬酔木泉の事件ファイル」読了。

美術ミステリーって時々読みますが、そう言えば工芸品のミステリーって読んだ事ないなと。しかも出て来るのが曜変天目です。おおっ。世界中でも日本に三つしかない曜変天目、いずれも国宝です。OLをやめて人間国宝候補とされる陶芸家西村世外の窯元で修行する早瀬町子は、ある日世外が作った曜変天目を目撃します。しかもこのことは口外しないようにと。その後世外が殺害され。町子は美大の先輩の馬酔木を頼ります。専門的な事がでますが読みやすいです。作れたらすごいよね。

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銀座スイーツに精通

2018-09-10 23:15:20 | 本と雑誌

「第73回 春の院展」に行って来ました。

招待券をもらったので友人に行く?と聞いたらショーウィンドウとかアジアっぽい女の人とか金魚ですね、と言われました。いや、金魚はめったない。猫は多いけど今回は3点くらいかな。

院展の日本画はいいです。どこにかけても邪魔になりません。色が綺麗だし落ち着く。風景でも物でも花鳥風月でも。今回も中神敬子さんの作品が来ていました。おそらく展覧会で一番薄い絵。院展の作品の多くはセメントのように絵の具が盛ってあったり、胡粉が膨らんでいたりします。この方は白を使っていない。下地にベージュで白い部分を抜いて描いてあります。今回も花の絵でグリーンが少しありました。続けて欲しいです。

辻村七子「宝石商リチャードの謎鑑定」読了。

大学生の正義は酔っぱらいに絡まれた美貌のイギリス人リチャードを助けました。彼は宝石商で正義は祖母が持っていた宝石を調べてもらう事にします。後にリチャードの店でアルバイトすることになり、色々な謎に出会うことになります。

ジュエルミステリーっていいですね。ヴィジュアル的に美しいです。

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長い長い水族館の話

2018-08-13 22:44:06 | 本と雑誌

顔を洗っていて左目に髪の毛が入っているのに気づきました。たぶん毛先がまぶたの下に毛根が下瞼の下に、見えているのは斜め線だけ。取ろうとしてもとれず、目が赤くなるだけ。諦めてお盆でも開いている眼科に。意外と混んでいました。でも一瞬で取ってもらえました。助かった。5センチくらいの短い髪でしたがよく入ったなと。

溝井裕一「水族館の文化史 ひと・動物・モノのおりなす魔術的世界」読了。

水族館の歴史と今水族館がおかれている立場について描かれた分厚い本です。最初に海底2万海里の言葉が引用されていました。水の中は長らく異界でした。見る事のできない世界。海の中はさらに神秘の世界でした。やがて水の中に住むものは生命や再生のシンボルになり、危険をもたらすものでもありました。そして観察と利用の対象となり養魚池が作られたりしました。これがざっくり古代ローマまで。キリスト教の普及でアリストテレス的な学問は信仰の妨げとされ、また人間は神の姿を写したもので自然を支配すべきものとなります。そして食料確保のための大々的な消費や養魚場が作られ環境破壊の走りとなりました。15世紀にオスマントルコが滅ぼされた時ギリシャ語の古い文献を携えた学者達がイタリアに流れアリストテレスの動物史もラテン語にされます。そこから博物学が大航海時代とともに広がり魚も紙の水族館として発展して行きます。そこから剥製だったものが生きたままの収集に変わって行くのがアクアリウムの始まりです。お金持ちの趣味であったものが国家権力の象徴となり、植民地政策の収穫として広く展示されるようになりました。

ただガラスケースにが並べてあるだけだった展示はいかに非日常が体験出来るか、イベント化していきます。テーマ化され、イルカやシャチは友人として迎えられ、水槽はより華やかになります。最近では本物より本物らしくとVRやARの導入も始まっています。VRはソードアートオンライン、ARはポケモンGOかな(2017.3.8参照)。動物愛護の立場からの水族館も触れられていて、グリンピースやシー・シャパードの問題も扱っています。これが進むと水族館無くなるかもしれません。夢ばかりではないややこしい話です。

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人生色々ロック色々

2018-06-28 23:14:56 | 本と雑誌

「ROCK POWER, SPILIT & LOVE」に行って来ました。

LPのジャケットやゆかりの品など、ちょっとハードロックカフェのような雰囲気がありますが、各クリエーターのコーナーがもうけてあり、それぞれのロック感を表しています。この間映画で見た鋤田さんの写真があると思って見に行ったのですがまさにそのデビット・ボウイの写真がありました。やはりかっこいい。驚いたのは篠山紀信さんが撮った有名なジョン・レノンとオノ・ヨーコの写真。ジョン・レノンが亡くなる3ヶ月前だったのね。最後に色々LPの名盤を視聴できるコーナーがありました。リクエストを受け付けていたのでホテルカルフォルニアをかけてもらいました。おおっすごくメジャー。もっと変わったのをかけてもらうべきだったか。でもいい曲よね。

秦本幸弥「パティスリー幸福堂書店はじめました」読了。

商店街の中で地の利はいいのに売れない書店を引き継いだ安子さん。一人で切り盛りしています。そこに本を買いに来て喧嘩になった男性がやはり売れない店のケーキ屋でした。ケーキはおいしいのに場所が隠れすぎて人が来ない。ある日幸福堂書店に強盗が入り助かったものの安子さんは一人でいるのが怖くなります。それで場所がいいし店を半分開けるのでケーキ屋を引っ越さないか相談します。

ケーキもおいしそうなのですがよにかく幸福堂に来る人の家族が臨場感ありすぎ。思わずキィーッ!となってしまいます。そんな奴別れてしまえ的な。うまいのよね。

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