餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

産業革命後のデザイン

2007-06-30 23:55:16 | アート・文化
「20世紀の夢 モダン・デザイン再訪」に行って来ました。アール・ヌーボーからアール・デコへの移り変わりあたりからドイツのバウハウス、フィンランドの北欧デザインまで家具やポスターなどモダン・デザインの流れを負っています。
こういう展覧会を見ると無性に展示物の椅子に座ってみたくなります。これってどんな座り心地なんだろう、と。椅子のデザインとかできる人は凄いなと思います。頭の中で力学計算ができているのでしょう。今では普通に見ますが足下がコの字型のスチール椅子、最初に考えた人折れるとか思わなかったんでしょうか。慣例から飛び出せる発想力がうらやましいです。


浮き輪と私の関係

2007-06-29 23:09:41 | 川魚
トポロジー的に(おおまかに)見ると人間とミミズは一緒だそうです。さらにはドーナッツも一緒。ドーナッツの穴がドーナッツの外側にあたるように、口の中や胃の中は体の外側にあたります。
水槽にエビの抜け殻が。食べられたかと思いましたが中身がきれいにないので無事脱皮したんでしょう。この時が一番危ない。水草ではっきり数がわからないので脱皮直後に食べられた可能性もありますが。しかし見事な抜け殻です。足の先から触覚の先まできれいに残っています。
抜け殻はドーナッツというより風船型みたいだけど、穴はあいているからドーナッツでいいのかな。本体がバームクーヘンの内円を残すようなものですか。
見事な造型です。
浮き輪と私は一緒の形…誰ですかそこで体型見てうなづいているのは?


本棚を見よ

2007-06-28 23:41:40 | 本と雑誌
松尾由美「バルーン・タウンの手品師」読了。
以前バルーン・タウンの続編が出ていると読んだら第3弾ですでに子どもが2人いたのに驚きましたが、こっちが第2弾。特殊設定物ですが日常の謎的なほのぼのとした事件で、推理小説好きは色々楽しめるようになっています。
バルーン・タウンの創立記念日のイベントに表れたオリエント急行のミニチュア車両。中は占いの館で6人の妊婦がそれぞれの部屋で占いをしています。通路も部屋も狭く一人の妊婦が通路を通っていたため、すれ違うことは出来ません。しかし、そこに逃げ込んだ犯人が消えてしまった。しかも通路を歩いていた人は犯人を見ていない。
この話を聞いて登場人物の言う言葉がいいです。「そんなの信用できないわよ」「『オリエント急行』ですもの」「そうですよ、何しろ、『オリエント急行』ですからね」
何故か推理小説好きが多く推理合戦を始めてくれるのです。参加して阿呆な説を披露してみたいものです。


悩めるミミズ

2007-06-27 23:32:45 | サンショウウオ
釣りをしている人には有名らしいですが、釣用の餌のミミズに「りんたろう」と言う商品があるそうです。
何故「りんたろう」かと言うと、ミミズの餌として中に入っている天然の綿がコットンリンターと言うそうで。知らなかった。色々と悩み多そうな名前です。ミミズのりんたろうでミミリン…言わないでしょうね。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091132231549.html
釣りはしませんが釣り具屋さんへは時々行きます。ドーモーの餌に白サシと言う芋虫を買っているのですが、食欲の旺盛な時期にはミミズをあげます。そこで買っているのは「熊太郎」。たくましそう。りんたろうと食べ比べてみたい(私じゃないぞ)。頼もしい奴らです。