紅葉はまだ食欲がないみたいです。寒いのね。それがまともな状態なのでしょうが、やはりちょっと心配。
大山誠一郎「アリバイ崩し承ります」読了。
短編連作集です。これ楽しいです。商店街の時計店に入り電池交換してもらおうとした刑事が思わず変な張り紙に気づきます。「時計修理承ります」「電池交換承ります」の張り紙の横に「アリバイ崩し承ります」「アリバイ探し承ります」の張り紙も。時計店の若い女性店主に聞くと祖父直伝の腕前だとか。解けたら5千円、解けなかったらお代はいらないと。ある事件で困っていた刑事は思わず聞いてしまいます。本当は守秘義務上いけないのですが、店主の推理の鮮やかさでまあ仕方ないと思ってしまいます。推理好きはもちろん、軽いのが好きな人も大丈夫という素敵なコース料理です。こういう時計店あって欲しいです。犯人だったらあって欲しくないけど。犯人にはなりたくないな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます