餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

汗を拭くだけでなく

2023-11-16 13:08:26 | 本と雑誌

7/10分です。
永楽屋 細辻伊兵衛商店監修/ゴンフレナ編「てぬぐい手帖 -京都・永楽屋、RAAKの心得-」読了。
株式会社エイラクヤのてぬぐいブランド「永楽屋 細辻伊兵衛商店」のてぬぐいをテーマごとに紹介してあります。明治や昭和初期から現代まで幅広いデザインで季節ごとの飾り方やインテリアのコツなど提示も。掛け軸風や額装やパネルだったり。最後に贈り物や普段使いの包み方、身だしなみに使う時の使い方や、てぬぐいの歴史や作り方の説明も。スキーをする舞妓さんの柄が有名ですが、平成18年のデザインではゴルフやサッカーをする舞妓さんもいました。京都の名所絵や季節の行事などのデザインもそろっています。
金魚柄として「きんぎょ 昭和9年」「金魚鉢 昭和11年」「水紋金魚 平成19年」、RAAK(ラーク)ブランドとして「金魚」があります。
「きんぎょ」は更紗の琉金が3匹泳いでいて水草が1本浮いているのですが、水草と金魚の影がそれぞれグレーでずれて映っています。他に何もないシンプルさ。水深が10cmくらい?なのがわかります。昭和初期とは思えないほどモダンです。「金魚鉢」は真上から見た縁がなみなみのガラスの金魚鉢3つ。紺の地に金魚鉢のところだけ白くぼかしてあります。それぞれ金魚藻が2本、赤い金魚が上から1匹2匹1匹です。「水紋金魚」は底に薄いグレーで水紋模様の扇型が3つ。同じくグレーで同心円の水紋がいくつか。その間を赤い金魚、時々黒い金魚がわらわらと泳いでいます。「金魚」は水色の地に白い輪状の水紋。その上を赤いべた塗りの出目金と頂点眼が泳ぎ、黒い出目金と頂点眼が1匹ずついます。それぞれ目だけ白く目玉が黒丸です。かわいい。掛け軸か額装がパネルか、悩みますね。


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