餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

私のお部屋にようこそ

2007-01-31 23:12:16 | サンショウウオ
引っ越したドーモー2号、住み心地はどうかなとカパッとタッパーのふたを開けました。すると2号、小首をかしげ鼻の頭に水苔の欠片をつけてこちらを見上げます。キュン。
あああああ、絶対日々私の見ていないところで鏡を見ながらどのポーズが可愛いか研究しているに違いない。恐るべし。


表もあれば裏もある

2007-01-30 23:22:50 | 日記・エッセイ・コラム
お風呂やさんへ寄って帰りました。入るのに脱いでいると後ろで、出て来たおばさんが二人世間話をしていました。
「裏鬼門なんよ」
え、え、何の話。いつから風水は日常会話になったの?見ると話していた人は黒くて厚いタイツのようなものをはいていました。
「あったかいでしょう」
「冬場はもう一度はくと手放せないわ」
あれ?会話が変わったのかな。しばらく聞いていてわかりました。裏側の生地の毛が立ててある裏起毛ね。うん、あったかそう。つい荒俣宏な話を期待してしまいましたよ。


底なし沼

2007-01-29 22:48:24 | 日記・エッセイ・コラム
ふと思い出しました。一昨日の講師のアンドリュー・フィシャーさん普段は蓼科バラクライングリッシュガーデンというところにお勤めです。講議の合間合間に好みの薔薇が見えて来ます。四季咲きよりはその時だけでも華やかに咲くのが好き。八重より単弁が好き。つる薔薇が好き。古い洋館に大きな庭がいりそう。誘引の見本を見せるのに50㎝幅のアーチがありました。
「枝が交差しないように…このアーチ幅狭すぎます」
あのー、普通の住宅では無理です。
講議の中で薔薇を4つすすめめられました。名前忘れたけど(おいおい)。そのうち一つのおすすめの理由がとげが美しいでした。真っ赤で日に透かすと半透明に見えるそうです。うーん、そこまでは極められません。秘密の花園は無理ね。星の王子さまにしよう。


うろこまで綺麗

2007-01-28 23:23:46 | アート・文化
「ビル・ヴィオラ-はつゆめ」という展覧会に行って来ました。ちょっと変わった映像作品で、映像というより絵画に近いです。中央のスクリーンの表と裏で方や火に包まれ方や水に飲まれる男。驚く五人の表情。絵に見えるほど低速で再生されているのでふだん何気なく見ている筋肉の変化、風に揺れるスカートのひだまで鮮明に見えます。でも最後には疲れて寝かけました(こらこら)。「はつゆめ」という作品は日本を撮ったもので錦鯉がゆらゆら泳ぐ映像がありました。うん、ポスターでこれをみて来ようかなと思ったのです。


ポーの一族

2007-01-28 00:00:16 | 日記・エッセイ・コラム

毎年バラの剪定の位置を悩むので、ヘッドガーデナーによるバラの講習会というのに参加してみました。
講師はアンディさん。日本語は言葉数少ないけど、剪定も誘引も楽々。職人さんの手付きっていいなと思いいました。
赤木かん子編「暗号と名探偵」読了。他の本を見ようとして隣にあったこの本を何気なくめくったら戸川安宣さんの解説「暗号とミステリ」が。こっちを読むことにしました。収録作は「踊る人形の謎」と「黄金虫」どちらも読んでいますがこの訳は読みやすいです。今一番暗号を使っているのが「名探偵コナン」。その暗号の元をたどると「黄金虫」にたどり着くと。暗号って聞いただけで反応してしまうあたり私にもポーの末裔の血が流れているのな(流れていない流れていない)。