餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

延々と読んでしまう

2024-08-18 00:14:57 | アート・文化

「イタリアボローニャ国際絵本原画展」に行って来ました。
毎年いろんな才能が出て来るなと。今年は南米の作品が多かった気がします。やはり動物物が可愛い。深刻なのより今年はほのぼのが多かったような気がします。そしてミュージアムショップで悩む。外国の絵本は高い。色々売っていましたが、国内の本を1冊だけ買いました。
白井紺子「後宮の烏」読了。
後宮の奥深く夜伽をすることのない「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は老婆だったという者もいるし少女だったという者もいる。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物探しまで引き受けるという。時の皇帝・高峻はある依頼のため烏妃のもとを訪れる。やる気のない烏妃と追い返されても気にせず来る皇帝のやり取りが面白いです。二人とも色々面倒くさいことを背負っていて。いやいや働く烏妃に同情。できれば何もない平和な時に過ごしたいものです。


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