餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

デトロイトが輝いて

2020-09-30 22:47:52 | 映画

映画「メイキング・オブ・モータウン」を見て来ました。

歌手も題名も知らない、でも予告編を見た時この音楽好きと楽しみにしていました。モータウンというレーベルの創世記から大成功と衰退がちょっと。創始者の人がフォードの自動車組立の仕事についていて、音楽にもこの工程が利用出来ると思ったそうです。どんどん人や歌手が集まって売れていくのが楽しい。スティービー・ワンダーの多才ぶりに驚きましたが、マイケル・ジャクソンにびっくり。あんなに小さいのにもうマイケル・ジャクソンでした。もう体が浮いているよ。これは売れるわ。

濱野京子作/森川泉絵「夏休みに、ぼくが図書館で見つけたもの」読了。

「ビブリオバトルへ、ようこそ!」の人だったのですね(2020.1.15参照)。これも面白かったです。図書館大好きの小学生が主人公。読むのも勧めるのも好き。でもすごく読んでいるのに読書感想文は何を書くか悩みます。普段話さないクラスメイトと図書館で偶然会い色々話すように。人には色々事情があることを知ります。夏休みを通して少しだけ本の読み方が変わります。うん色んな本を読んでみないとね。


細工は流々仕上げは

2020-09-30 00:07:04 | 映画

映画「映像研には手を出すな!」を見て来ました。

最初実写化すると聞いてこの作品はアニメでしょう、と思いました(アニメもある)。宮崎駿さんの頭の中にあるような風景をどうやって実写で?と思いましたがなるほど。普通アニメをする人はキャラクター重視な気がしますが、宮崎監督とか新海監督は設定重視な気がします。ロボットでもロボットの動きよりも銃を撃った後の反動で少し引く動きが大切みたいな。まあ実にめんどくさい人達が集まっているわけです。世界感はアニメに譲りますが、世界を作る者たちの実物感は実写が優れていると言うか。怪獣はアニメでも動きを見るための亀は実際の亀がいいわけで。で、音響の力は映画館で聞くのが一番。これは説得力がありました。しかし、ぴゅーちゃんってドラえもんかな、やっぱり。


首なし人間の歩く街

2020-09-29 00:01:46 | 映画

映画「海の上のピアニスト イタリア完全版」を見て来ました。

これ見たかったのに見れずじまい。で、ようやく見れたのですが前を見ていないのでどこが増えているかわかりません。たぶんあの辺は一緒よね。嵐の夜の演奏シーンが2001年宇宙の旅でした。そんな涼しい顔で。海の上で生まれて一度も陸に降りたことのないピアニストとトランペット奏者の友情の話でもあります。前に乗った乗客の娘さんが美しい。ピアニストとして平凡になっても降りて幸せになって欲しかったなと、トランペット吹きのように思います。二人の想像力が素晴らしい。


さすが北欧デザイン

2020-09-27 23:46:24 | アート・文化

「デンマーク・デザイン」に行って来ました。

デンマークって北欧になるのか東欧になるのかわからん、と話していましたがどうも北欧らしいです。ロイヤルコペンハーゲンの食器が色々来ていました。やはり美しい。椅子が色々。座ってみたくてウズウズ。これこの人が作ったのかというのがあります。私がそば屋の椅子と呼んでいるわらで編んだような椅子もありました。何で編んでいるんだろう。格好いいレコードプレーヤーや格好いい食器や格好いいライトも色々。おおっ、レゴもデンマークだったんだ。これ絶対使いづらいみたいなオシャレな食器もありましたが、総じて機能重視みたいなのがいいです。小学校の机や椅子まで可愛くて今のデザインみたいです。半世紀も前のものなのに。進んでいたのね。


すれ違いの映画上映

2020-09-26 23:32:39 | 映画

映画館の前を通ったら今からコメディ学の講座があるというので聴講することに。21世紀サイレント映画バスター・キートン「大列車追跡」の話でした。しまった、この前に「大列車追跡」の映画があったみたいです。しかも生演奏。これを見ていなかったのでわかりづらいところがありました。クラッシック喜劇研究家のいいをじゅんこさんがアメリカに行ってロケ地やスタジオなど見てまわった話がありました。南北戦争時代に本当に起こった北軍列車強奪事件を元にした話なのですが説明を聞くと生々しい事件です。でもコメディなんですよね。キートンの派手なアクションが押さえ気味だったため当時の評価はそんなに高くなかったそうです。でも機関車を主役に添え迫力のある映像だそうです。キートン見てみたいけど、なかなか見る機会がありません。終わってから来ているし。タイミングいいのか悪いのか。