餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

金魚、かき氷、忘れた約束

2007-08-31 23:58:49 | 日記・エッセイ・コラム
夕方涼しい風がびゅーびゅー吹いていました。おおっ、扇風機いらないぞ。
寒いくらいだったので窓を細めに開けておきます。テレビ見ていたのに体中の力が抜けてしまったように寝ていました。暑さで体が緊張していたのね。起きたら風は止まっていました。
ある小学校の文集にこんなのがあったそうです。「あんまり暑いのですずしくなるものを言い合いました」「スイカ」「おばけ」「参観日のお母さん」…どれだけ寒くなる格好だったのでしょうか。


まだまだ暑い

2007-08-29 23:25:50 | 金魚グッズ
会社帰りに買い物のため街へ寄りました。
人込みに混ざるように歩いていると目の前に浴衣姿の人が歩いていました。踊りをしている人なのか着こなしている感じです。白地に真っ青な棕櫚のような葉っぱ。合間合間にひらひらと真っ赤な金魚が泳いでいました。粋です。トロピカルです(?)。
こういうのに時々出会うから暑くても夏ってちょっとは許せます。


地球は丸かった

2007-08-28 22:50:20 | 本と雑誌
皆既月食らしいのですが曇っています。だめだなとあきらめていましたがふと外を見ると晴れ間もある。見えるかなとちょっと外へ。元に戻る間際ちょっとだけ欠けた月が見られました。
赤木かん子編「SFセレクション2 ロボットvs. 人間」読了。
ロボットという言葉はカレル・チャペックという作家が作ったように言われていますが、実は彼は広めただけで最初に言ったのはお兄さんだったという話が面白かったです。刷毛をくわえたまま絵を描いているお兄さんに著者が芝居のアイディアを話し掛けています。そこに出てくる人工の労働者の名前が決まらない。ラボルとでもいうと、どうも自分には本物らしくないと。「じゃあロボットにしたら」お兄さんは刷毛をくわえたまま答えたそうです。おおいなる創造の瞬間ってこんなものよね。


顕微鏡のような目

2007-08-27 23:00:04 | アート・文化
「牧野四子吉の世界」、見たことあるはずです。「ジャポニカ大日本百科事典」「原色日本淡水魚図鑑」、私が小学生の頃図書館で見ていた図鑑の絵はこの人の絵でした。いまだによく見るのが「広辞苑」、小さな線画が挿入されていますよね。動物と植物はこの人です(挿し絵担当は3人)。
こういう細密画は大きな絵を描いて縮小するのだと思っていましたが、原画が小さいのに驚きました。なのに細かい細かい。私が実物を目で見るのより細かいところがわかります。ドジョウのヒゲが線でなく一本一本丸みを帯びているのまでわかるのには感動しました。
ただのリアルな絵に見えるのに昆虫とか妙に可愛いのです。動物画も可愛いのですがこれは実物も可愛いからわかります。蛇や芋虫や蛾、普段可愛くないのまで可愛い。愛だなーと思いました。
1Fのホールには広辞苑に使われた原画と広辞苑の第二版と第三版が置いてありました。
金魚がないのが残念と思いつつ「牧野四子吉の世界 いきもの図鑑」買って帰りましたよ。帰ってから眺めていると金魚もありました。買って正解とニコニコ。原画も見たかったです。
うちにある広辞苑が第三版、後記を探すとちゃんと名前がありました。知らないうちにいろんな人にお世話になっているものです。