「岩合光昭のネコ写真展」に行って来ました。ノラ猫も飼い猫もとにかくかわいい。ただそこにいるだけでぎゅっと画面が引き締まります。よくこんな写真が撮れたなぁと。やっぱり地面に伏せて撮っているのね。さぞや日本のあちこちで不審者に間違われたことでしょう。
それから併催の猫フェスティバルへ。猫グッズがいっばい。はっ、いつの間にか散財していました。怖い催し物です。それから「にっぽんの酒まつり」があったので行ってみました。試飲だけで結構酔います。
本屋に行って平安遷都1300年祭公認ガイドブック「奈良歴史ロマンを歩く」を買いました。ふっふっふ、石井敏弘先生の書き下ろしミステリー「朱都の記憶」がついているんです。さあ、解くぞ。
竹本健治「ウロボロスの純正音律」読了。竹本さんが漫画「入神」を描いていた頃のことを下敷きにしているので碁の話題は良く出ています。タイトルの通り音律の話も出て来ます。驚いたのは暦の話になって天保の改暦の渋川春海が重要な話として出て来たこと。うーん、本読むのが遅くて話題の本にはついていけないのに、今本屋大賞候補と同じ人のことを読んでいるよ。ちょっとすごい、と思っているうちに今年の本屋大賞が冲方丁さんの「天地明祭」に決まりました。すごいぞ渋川春海(そっち?)。今回は北村薫さんが御活躍です。