サラマンダーの一族

「よしふみとからあげ」と言うしゃべるウーパールーパーの漫画があります。友人がお試し版を見ていたので「それ持っているよ」と言ったら「何で？」と驚かれました。
「いや、一応サンショウウオの話だから」
「ええっ！ウーパールーパーってサンショウウオだったの？」
「・・・」
そこからですか。別にメキシコサンショウウオの幼形成熟個体の呼び名ってことは知らなくてもいいけど、サンショウウオなんです。うちの子の方が可愛かったけどね(親バカ、でも実際ウパよりかなり小さい)。
水木しげるさんが亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします。

達磨さんが転んだ？

「フィラデルフィア美術館浮世絵名品展」に行って来ました。
ここ時代をまたがって揃えてあります。鈴木春信が綺麗。「やつし芦葉達磨」、やつしは見立てたということでしょうか。達磨大師が水に浮いた芦の葉に乗って川を渡ったという逸話があるらしいのですが、それに見立てた美人画です。達磨さんのような赤い服をはためかせて女の人が芦の葉に乗っています。印刷で見るとちょっと格子の入ったただの赤い服なんですが、近くで見ると空摺で細かい模様が入っています。美しい。やはり本物を見たほうがいいです。着物とか凝った模様が印刷だとただの白だったりしますから。大胆に思える写楽とかも線は意外と繊細。背景がただのグレーではなく光っています。あまり見ることのない上方の合羽摺も見ました。色んな技術があるのね。

またはセブンの逆襲

改札前のコンビニに寄ってお金を下ろそうとしたら改装していました。ＡＴＭはどこだと探したらセブン銀行。あれっと外に出たらハートインがいつの間にかセブンイレブンになっていました(入る時気づかないのか)。地下鉄の駅にどんどんファミリーマートが出来ると思っていたらJRはセブンイレブンですか。ナナコがんばっています。うーん、またＡＴＭ探さなきゃ。
３００点超えたのって初めて見た。これはテレビの話。

体のこわばりと食欲

今日は寒い。メダカはとうに水面に来なくなっていますが、金魚は一応水面に来ていました。水面に来てとりあえず餌を頬張り沈んで行きます。今朝は来ないで下から沈め沈めと餌に念を送っていました(?)。この無精者が。人のことは言えないけど。よっぽど寒かったのね。

アホバカ間にタワケ

映画「バードピープル」を見て来ました。
だいたい火曜日がレディースディなのですが、遠くに水曜の所があり、会員なら金曜が安い所があり、最近小さいけど木曜日がサービスディのところに気づきました。うまく合えば火曜から金曜まで映画が見られるなと。映画を選ばなければですが。
これは世界を飛び回るアメリカ人ビジネスマンとパリの空港近くのホテルで客室係のアルバイトする女子大生の話。交互に視点が変わって行き、女の子は何故かスズメになってしまいます。パリのスズメは日本のスズメより色が薄め。でも可愛い。パリの町中はパリなんでしょうが、郊外は日本とそう変わらないなと。ビジネスマンが空港からホテルに向かう道、大阪の吹田あたりに見えました。画家か漫画家かわかりませんが、日本人の青年がいい感じです。
山本弘「翼を持つ少女 BISビブリオバトル部」読了。
これは「ビブリア古書堂の事件帖」の「今日の早川さん」版です。栞子さんがSFに特化したような。と思ったらあとがきにありました。今学校の図書館にSFが少ないそうです。これではジャンルとして先が心配だとジュブナイルも書くものの浸透はしていないような。どうしたらSFを読む面白さを伝えられるかと思った時、古書の話にするとまるっきり「ビブリア古書堂の事件帖」になってしまうと。そんな時SF文学振興会がパネルディスカッションでやっていたビブリオバトルを見てこれだーっと。これ気をつけないと。面白いです。電車乗っていてつい降りる駅三つ向こうに行ってしまいました(次で気づけ)。SFは全然知らないけど、出て来る本の趣味が妙に合ったり。バーナード嬢まで出ている。SFにまでジャンル広げないといけないのか、困った本だなぁと思いました。