昨日は風が強かったようです。外の鉢にほこりや枯れたバラの葉が散って浮いていました。紅葉やメダカが出てきてパクパク。でもほこりは避けていました。ほこりと餌の区別はできるみたいね。
春です。公園の小道を抜けていたら両側が一面のクローバー。ちょうど花盛りです。目の前を雀が舞い降り歩く足の先を横切って行きました。ちょんちょんとクローバーの芝に駆け込みふう。ふう、じゃあねぇ！踏みそうだったぞ。草に隠れて落ち着いたつもりらしいですが、ちょうど隙間で上から丸見え。都会の雀の大胆さには驚きます。なんでわざわざそんなに人間の近くを通るの。
「開館25周年記念『華麗なる宝塚歌劇衣装の世界』」へ行ってきました。
もう華やか華やか。歴史ものもあります。衣装のデザインの方が考証ももちろんしますが忠実に作るより舞台で楽しく見える方がよいと。劇場が広いからほとんど遠目ですもんね。星の王子さまの衣装が色合いとラインは一緒でしたがキラキラとラメが入っていました。ブラックジャックの服がかっこいいぞ。しかし範囲が広いよ。世界中の話があるし、古代からSFまであります。すごいな。銀英伝がちょっと気になります。
近江泉美「オーダーは探偵に 謎解きは舶来のスイーツと」読了。
見た目は王子様でかっこいいけど性格が悪いドS探偵のシリーズ第6弾です。またあくの強そうな人物が。やばいライバルばかり増えている気がするんですが。
あとがきが相変わらず面白いです。コミカライズの仕事をしていて原作の抜けに気が付いたと(今更？)。この場所でこの環境でこの二人がこんなにイケメンだったらこの喫茶店流行っていないわけがないって。ははは、閑散設定なのにね。行ってはみたいです。美久ちゃんのいるときに。
三上延「ビブリア古書堂の事件手帖III -扉子と虚ろな夢-」読了。
今回は「ドグラ・マグラ」です。以前友人に読んだことあるかと聞かれて最初だけと答えました。どの辺？と言われてブーンブーンいっていた、と答えたら本当に最初やんと言われました。最初の見開きしか読んでいませんとも。いつでもいいやと思っていたらそのままです。
なかなか厄介な話みたいです。でも読むと中学生がはまるとか。中二病的なのかな。扉子ちゃんが高校生になっています。もう古書店を手伝っています。智恵子さんやっぱり怖いよ。洗脳されていかないといいけど。
「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」を見て来ました。
えっ、次回は３Ⅾ？あの動きをどうやって？感想はそれですか。いやいやいい映画でした。世界の平和を担っているニンジャの里。その技を持つ一家の跡継ぎが生まれたときしんのすけと入れ替わっていた？しんのすけの誕生秘話と成長物語が素敵です。ニンジャ修行がおバカですが。
怪獣映画ありパシフィックリムあり、鬼滅の刃あり。盛沢山でした。すごいな。
映画「焼け跡クロニクル」を見て来ました。
京都西陣の原監督の家が原因不明の出火により全焼。すべての家財道具や50年にわたる全作品のオリジナルフィルム、映画機材が消失。自らもデータの入ったパソコンを持ち出すために火傷をおって入院。電話を受け職場から帰って来た奥さんがスマートフォンで当時の様子を撮影しています。焼け残った８ミリフィルムやそのスマートフォンの映像で一家のその後の再生を描きます。
漫画の「思えば遠くにオブスクラ」にそういう話があったけど本当にそういうことがあるんだと(1/20参照)。美しい家族写真や大雨に襲われり猛暑の京都。時折セピア色やこげ茶の不鮮明な映像。すごいなと思ったのは現場に駆け付けた奥さんに、近所で見ていた双子の女の子がおなかがすいたと言っていたこと。極度に緊張しているときっておなかがすかないと思ったけど、平常心だったのね。いいことです。
映画監督なので色々映像をとっていたのでしょうけど、普通の日ってなかなか撮っておいたりしません。いつも同じだから。なんでもない日をちゃんと撮っておいて自宅以外に保管しておいた方がいいかもと思ったり。普通の日がいつまでも普通だなんて保証はないのですから。火傷で入院していた監督が、猛暑で入院患者が増え早々に退院させられていたのはかわいそうでした。病院服で焼け跡を見ていました。崩れ落ちるから入ってはいけないと消防の人に言われているのに、あそこのフィルム後であっち側から取れないかなと息子さんに話していました。たくましいです。