餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

氷砂糖と岩塩の違い

2013-01-31 23:32:54 | 本と雑誌
桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」読了。
ずっと表紙の絵やタイトルを見ながら、何となく流行りの気の強い美少女の話なんだろうなと思っていました。確かにそうと言えばそうなんだけど、何か違いました。えーと、萌えどころはどこですか。
昔読んだ新井素子さんの「いつか猫になる日まで」を思い出しました。まだエンタメになっていないちょっとぎこちないような文章。それでいて妙にリアルな心理。たぶんさらに昔読んでいたらやばかったのでしょう。すとんと落ちちゃっていたかと。
解説が辻原登さんなのにもびっくり。辻原さんが読んだのね。それがすごい。


円周率を語る映画?

2013-01-30 23:43:30 | 映画
映画「ライフ・オブ・パイ」を見て来ました。
夢のあるファンタジーを想像して行くとたぶん違うと思います。ファンタジーはファンタジーですが、もっと無情なというか非情な感じかと。映像が美しいし、少年が助かる事はわかっているのでそれは安心して見られます。動物もかわいいし、トラもだんだんかわいく見えて来ます。大きい猫だもの。ちょっと凶暴だけど。
やっぱりリチャード・パーカーの方の話がいいですね。
小島寛之「ナゾ解き算数事件ノート」読了。
昨年12/7の「大悪魔との数学決戦」の続編です。パラドクス探偵団が前回は悪魔と対決するのですが、今回は戦っていません。収集しているだけです。いいのか?でも投票のパラドクスとか相互推論とか変わった問題が出て来て楽しいです。


音楽コンクールもの

2013-01-29 23:54:36 | 映画
映画「さよならドビュッシー」を見て来ました。
ミステリ好きならどうしても気になる箇所が感動をそぐ気がしないでもないですが、いやいや音楽映画ですこれは。音がいいです。くまんばちがかっこいい。愛ちゃんは綺麗だし岬先生はかっこいいし。最初見たら金田一耕助かと思います(普段からあの髪型なのね)。
戸田さんと三矢さんが並んでいるシーンにほのぼの。いいなぁ。
山下芳樹・白石拓「浦島太郎はなぜ年をとらなかったのか-アインシュタインと遊ぶ」読了。
アリストテレスの古典から量子論にいたるまで、思考実験をとりあげた本です。どうしてそうなったのか考えてみる作りになっています。そう言えば考え方について考えた事はなかったなと反省。面白いです。


さすがに出て来ない

2013-01-28 23:27:47 | 金魚
夕べは雪も降っていたし遅かったし、外の金魚には御飯をあげず。
今朝行くとなんと氷が張っていました。絶食決定。まあ、こんなに寒かったら食べないしやらないのが当たり前なんだけどね。
今の子は前の子程食い意地ははっていないみたいです。氷の下までくれくれ言いに来てた子がいたもんね。本当に金魚だったのかな。金魚の格好をした謎の宇宙生物だったのかも。


白銀とフルカラーと

2013-01-27 23:10:12 | 旅行記
「御在所岳の樹氷となばなの里ウィンターイルミネーション」へ行って来ました。
御在所岳って何県かと思ったら三重県と滋賀県の境だそうで。昨日一昨日は樹氷が出ていなかったそうですが、今日は見事な樹氷。日頃の行いが良いのでしょうとツアーガイドさんに誉められました。いや~それほどでも(謙遜しろ)。雪踏みしめたのって何年ぶり?さらっさらの粉雪がたっぷり積もっていました。しかし普段1分の道のりが進めない。近場の展望台だけ行ってロープウェイまで戻りました。ロープウェイからの景色は山水画。見事な雪景色でした。
なばなの里は見事なイルミネーション大画面が動きます。規模が違いますわ。人も桁違いだけど。ベゴニアガーデンも綺麗でした。
帰ったら雪が降っていてびっくり。ちらついても残る程降る事はなかったのに。歩道にうっすら雪が残っていました。やはり寒波が来ていたのね。
目の保養な一日でした。