餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

95にして厨房に立つ

2018-11-26 22:05:42 | 映画

映画「ぼけますから、よろしくお願いいたします」と「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章『回天篇』」を見て来ました。

「ぼけますから-」謙虚な芸人さんの話、ではなくて東京でドキュメンタリー監督をしている娘さんが広島県呉市に住む両親を撮ったドキュメンタリーです。どうも様子がおかしいと思ったら母がぼけ始めていた。でも仕事をやめ家に帰る決心がつかない。そんな時父が介護はわしがやる、あんたはあんたの仕事をせいと言います。この両親の記録を撮る事が私の使命だと。とにかくこのご夫婦が陽気。当事者だったら嫌だけど他人事だと面白い。絶妙なタイトルだなと思ったらお母さんが本当にこのタイトルを言っていたのには驚きました。自分がどうもおかしいってわかっているのね(すでにおかしいとは気づいていない)。うまくいかなくて八つ当たりしたり怒ったり、でも旦那さんは鼻歌を歌いながら初めての家事をこなします。耳が遠くて会話が噛み合ないし。95歳で初めてりんごの皮むき。初めてのおつかいよりすごいかも。

「宇宙戦艦ヤマト-」何だかにらみ合ったまま時間が過ぎ去ったような。戦艦が本当に綺麗になりました。もうCGでつくってあるのね。斉藤さんの俺物語が入っていたような。

大崎梢「スクープのたまご」読了。

運良く出版社に入れた信田日向子はPR誌部門に配属される。しかし同期の週刊誌部門に入った同僚が体調を崩し、なんと自分が配属されることに。週刊誌ってそれだけで嫌な仕事だと思うけど、週刊誌でないとできないこともあるというのにはなるほどと。まあ載りたくはないですけど。知り合いの事聞かれても普通断りますしね。そでにされるのが当たり前の仕事ってきついと思います。でもちゃんと取材する。その姿勢に応援したくなります。


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