餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

サーラックが多過ぎ

2024-05-01 23:59:34 | 映画

3/21分です。
映画「デューン 砂の惑星 PART2」を見て来ました。
取り敢えず続編出来て良かった(2020.10.19参照)。あれで話が終わるのかと思った。建物とか祖父の横顔とかホドロフスキーのDUNEでギーガーが描いた設定画を思い出します(2014.6.29参照)。当時の技術ではここまでできなかっただろうけど。あれはあれで作って欲しかった。この作品は光の使い方が綺麗。砂漠の表情が色々です。砂漠が出て来た時星の王子さまの、砂漠は美しいのはそのどこかにひとつの井戸が隠されているから、を思い出していました。途中あれこれって鳥取砂丘?って思うシーンもあったけど。一番いいシーンが予告編で使われているのはもったいない。砂虫がだんだん可愛く見えてきます。メカもレトロで重厚でかっこいい。ポールがいた時は色があったのに、都市部が白黒になっているのも思わせぶりです。兵士の多さはキングダム並み。見ごたえがありました。


コラボカフェ初参加

2024-05-01 23:58:32 | 本と雑誌

3/20分です。
お彼岸です。おはぎ美味しい。
南潔「質屋からすのワケアリ帳簿 惡を照らす鏡」読了。
他人の不幸や欲望にまみれたワケアリ品を好む質屋からすの店主・烏島に、特殊能力ごと買われた千明、の第5弾です。鑑定品を預かるために烏島の代理で男子禁制の尼寺を訪れた千里。離島で目的の尼寺玖相寺はさらに山奥。鑑定品は受け取るものの迎えの車の故障で一晩泊ることに。しかし寝ている間に千明は山に置かれ本尊を盗んだ疑いをかけられることに。
名家のしきたりめんどくさい。千明の能力を探る人たちや排除しようとする人が暗躍してえらい目にあいます。平凡が一番。関わりたくないものです。


ずっと走り続ける猫

2024-05-01 21:20:27 | 本と雑誌

3/19分です。
弾丸墓参りツアーの日でした。だんだんきつくなるぞ。みんな元気でいてねー。
機本伸司「究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動」読了。
神様のパズルの第三弾、番外編も入れると第四弾らしいです。番外編は読んでいないや。量子コンピュータを使ってクライアントの依頼を解決する会社に就職した綿貫基一は、量子コンピュータの設計者である天才女子高生穂積沙羅華を訪ねる。沙羅華はこの会社のオブザーバーだがまったくやる気はない。綿貫が会社に入れたのは沙羅華と知り合いだったから。何とか一つでも依頼を受けて欲しいと頼むと、彼女が選んだのは何と猫探し。どこのでもいるただの猫なのに報酬が一千万円。でも調べていくとこの猫がただの猫ではなくて。遺伝子強化とか生命とは何かとか結局は儲け話だとか色々出て来るのですが、今回は別の天才児が現れます。彼は分子コンピュータの使い手。だんだん猫を巡る競争が量子コンピュータ対分子コンピュータの様相に。やがて猫の賞金の事がネットで話題になり、猫を捕まえようと人が集まり新港島がえらいことに。生命が何を目指すかより、どう生きるかが大事なのね。


木から漏れる光の事

2024-05-01 21:19:15 | 映画

3/18分です。
本屋さんに行ったら幸田文さんの「木」が平台にあってポップがありました。サンダース監督映画「PERFECT DAYS」に出てきたと(1/11分)。主人公が古本屋で買った本でしたが表紙のデザインも同じでした。そんなに古い版ではなかったのね。ものすごく大雑把にまとめたらあれは木漏れ日の映画だったのかも。


人生に煌めく生活を

2024-05-01 14:04:00 | アート・文化

3/17分です。
「特別展 コスチュームジュエリー」と「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」に行って来ました。
「コスチューム-」かつて宝石や貴金属で作られた宝飾品は権力や富の象徴として、高い階級の男性が自信を飾り妻や子供に身に着けさせるものでした。20世紀初頭に女性をコルセットから解放したデザイナー、ポール・ポアレは自身の発表した全く新しいドレスのため、高価な材料を用いないジュエリーを女性の服飾に取り入れた先駆者です。1920年代にはシャネルが模造パールやガラス素材のジュエリーを手掛け、社会進出を果たした女性の絶大な支持を得ました。これらのジュエリーはヨーロッパではまだ模造品と言われ価値が低かったのですが、伝統のないアメリカに渡り「コスチュームジュエリー」という名前を得て爆発的な発展を遂げました。
もう見た目が豪華です。エジプトの副葬品かと思うような重厚な金色のジュエリーやイスラム様式の幾何学模様のペンダントや十字軍を思わせるキラキラした大きな十字架とか。歴史を思わせるものから次第に自然の物を写し取ったり抽象的になったり、ファンシーになったり身近な物を写したり。開いたさやえんどうの中に真珠の粒が入っていたのがかわいい。アラジンのジニーが水槽を持っていたブローチが水槽の中の魚が金魚に見えて気になりました。形は良く見えないけど金色の魚だ。
「イッタラ展-」フィンランドを代表するライフスタイルブランドです。フィンランド南部のイッタラ村に設立されたガラス工場からスタートした同ブランドは、アルヴァ・アアルトやカイ・フランクらフィンランドデザインを牽引した建築家やデザイナーとともに歩んで来ました。美しさと機能をすべての人に提供するという彼らの思想のもとに作られた作品は今も世界中で愛されています。
アアルト ベースの雲のような器が好きです。手仕事なのにCGのような正確さも見えます。機能的なコップなど何千円と言われてもなるほどと思うし、100円ショップにあったと言われても信じそうな汎用性があります。こんなのがなに気なく並んでいるキッチンとか素敵よね(片付けろっ)。