映画「チェコ・スワン」と「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」を見て来ました。
「チェコ-」チェコのおばあちゃんダンスチームがフレンチカンカンを踊っていましたが、似た事をする人も増えて他のダンスを踊りたいということになり、選んだのが白鳥の湖。本格的なバレエの指導を受けたいと交渉した結果、指導者としてやって来たのはプロのバレエ団で「白鳥の湖」の主演に抜擢された若き天才バレリーナ。おばあちゃんたちは踊れるようになるのか。おばあちゃんがバレエというだけで面白そうと思いましたが、始まってすぐに心配に。ダンスの練習に集まるのにみんなが食べ物を持ち寄っています。しかも大量に。一人のおばあちゃんは大量過ぎて持てず荷車に乗せて来ていました。食べ過ぎ飲み過ぎ太り過ぎ。まあいいか、幸せそうだから。
「ニューヨーク-」ニューヨークで移民の町として有名なところだそうです。町の様子が淡々と流れていきます。住民の半数が海外生まれ。167の言語が話されている世界でもっともカラフルな町。教会、モスク、集会所、レストラン、コインランドリー。色んな国の音楽が聞こえて来るし、色んなデモがあります。しかしなまじ場所が都心に近いので再開発の波が。住民会議の場面が多かったです。見ていて何だか日本のその辺の商店街に見えたりします。まだシャッターだらけではない下町の。